日本の長所として暫定的にまとめた10項目のうち、残りの4項目
7)清潔さ(ゴミが落ちていない)
8)環境保全意識の高さ
9)食べ物のおいしさ、豊かさ、ヘルシーなこと
10)外来文化への柔軟性
については、今あえて説明を加える必要はないだろう。私としては、それぞれの項目について日本人の独りよがりではないといえるような、ある程度客観的なデータによる裏づけが欲しいと思っている。安全性などは犯罪率のデータを挙げれば歴然としているが、他はなかなか難しい。そこで外国人などによる感想などを多く集めることが、ある程度の裏づけとはなるだろう。
8)環境保全意識の高さ、については各国を比較した意識調査の結果があったと思う。見つけたら紹介したい。9)食べ物のおいしさ、豊かさ、ヘルシーなこと、についてはミシュラン東京なども一つの裏づけだし、最近の和食ブームもその表れだ。これについては、カテゴリー・世界に広がる日本食にもある程度集めてある。今後も積極的に日本食関連の記事を掲載していきたい。
さて何回か取り上げてきた、『続 私は日本のここが好き! 外国人43人が深く語る』から、「日本の長所」全体にかかわる素晴らしい感想を紹介したい。滞在16年のトルコ人男性である。
「日本に住んで感じる日本の良さとして、いつも思うことがあります。ひとつは、この国には現代の人が欲しいと思っている、快適さのすべてが整っていることです。それは清潔、安全、マナー、便利さなどであり、近代的な住みやすい国ですね。その一方で日本は伝統を重んじ、お盆や正月などの昔からの行事を継続していることには感動しました。国の歴史、伝統的芸術や芸能、風習など、日本独特の文化が文化財としてだけでなく、人々の手によりよく保護保存されています。」
「しかし今の日本人は、日本という恵まれた国にいるということを、あまり自覚していないように思えます。‥‥敗戦後にゼロの状況から出発し、ここまで発展した日本人の資質も含め、世界から見れば稀なほど、すばらしい国と素晴らしい国民です。これらを自覚すれば、自然に感謝の気持がわいてくるのはないでしょうか。」
「日本人は、現在とてもあせっているように見えます。礼儀正しく、謙虚で静か、知的で多くの好奇心を持ち、外国人に対しても公平というとことが、ほかの国とは違いうと感じます。もっと自信を持ち、このような気持を大事にしていれば、大きく変らなくともいいのでは。なぜなら日本人は、何かあれば持ち前の良さを発揮し、みんなで危機を乗り越える力がありますからね。」
日本が、世界の国々の中でも、このように恵まれた国などだということを、何よりも今の子どもたちに知ってもらいたい。そして自信と誇りをもってもらいたいと切に思う。
さて、このシリーズ第一回目(日本の長所01)で次のように書いた。
「まずは、日本の長所とは何かをしっかりと把握すること。その上で、それをしっかり守り、ますます伸ばしていくこと。日本人は、自己批判の心が強すぎて、自分たちの文化や社会を必要以上に低く、価値のないものとして評価する傾向があった。そして自分たちの社会の素晴らしい面に無自覚で、自信がなかった。」「日本の文化や社会の「長所」とは何なのか。それをはっきりと自覚した上で、それを守り、さらに伸ばしていく。このブログでは、そのためにも日本がなぜクールと受けとめられるのか、それを探求していきたいのだ。」
ということで「日本の長所」シリーズも、「日本文化のユニークさ」シリーズも、その他の探求もさらに続けていく予定である。
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7)清潔さ(ゴミが落ちていない)
8)環境保全意識の高さ
9)食べ物のおいしさ、豊かさ、ヘルシーなこと
10)外来文化への柔軟性
については、今あえて説明を加える必要はないだろう。私としては、それぞれの項目について日本人の独りよがりではないといえるような、ある程度客観的なデータによる裏づけが欲しいと思っている。安全性などは犯罪率のデータを挙げれば歴然としているが、他はなかなか難しい。そこで外国人などによる感想などを多く集めることが、ある程度の裏づけとはなるだろう。
8)環境保全意識の高さ、については各国を比較した意識調査の結果があったと思う。見つけたら紹介したい。9)食べ物のおいしさ、豊かさ、ヘルシーなこと、についてはミシュラン東京なども一つの裏づけだし、最近の和食ブームもその表れだ。これについては、カテゴリー・世界に広がる日本食にもある程度集めてある。今後も積極的に日本食関連の記事を掲載していきたい。
さて何回か取り上げてきた、『続 私は日本のここが好き! 外国人43人が深く語る』から、「日本の長所」全体にかかわる素晴らしい感想を紹介したい。滞在16年のトルコ人男性である。
「日本に住んで感じる日本の良さとして、いつも思うことがあります。ひとつは、この国には現代の人が欲しいと思っている、快適さのすべてが整っていることです。それは清潔、安全、マナー、便利さなどであり、近代的な住みやすい国ですね。その一方で日本は伝統を重んじ、お盆や正月などの昔からの行事を継続していることには感動しました。国の歴史、伝統的芸術や芸能、風習など、日本独特の文化が文化財としてだけでなく、人々の手によりよく保護保存されています。」
「しかし今の日本人は、日本という恵まれた国にいるということを、あまり自覚していないように思えます。‥‥敗戦後にゼロの状況から出発し、ここまで発展した日本人の資質も含め、世界から見れば稀なほど、すばらしい国と素晴らしい国民です。これらを自覚すれば、自然に感謝の気持がわいてくるのはないでしょうか。」
「日本人は、現在とてもあせっているように見えます。礼儀正しく、謙虚で静か、知的で多くの好奇心を持ち、外国人に対しても公平というとことが、ほかの国とは違いうと感じます。もっと自信を持ち、このような気持を大事にしていれば、大きく変らなくともいいのでは。なぜなら日本人は、何かあれば持ち前の良さを発揮し、みんなで危機を乗り越える力がありますからね。」
日本が、世界の国々の中でも、このように恵まれた国などだということを、何よりも今の子どもたちに知ってもらいたい。そして自信と誇りをもってもらいたいと切に思う。
さて、このシリーズ第一回目(日本の長所01)で次のように書いた。
「まずは、日本の長所とは何かをしっかりと把握すること。その上で、それをしっかり守り、ますます伸ばしていくこと。日本人は、自己批判の心が強すぎて、自分たちの文化や社会を必要以上に低く、価値のないものとして評価する傾向があった。そして自分たちの社会の素晴らしい面に無自覚で、自信がなかった。」「日本の文化や社会の「長所」とは何なのか。それをはっきりと自覚した上で、それを守り、さらに伸ばしていく。このブログでは、そのためにも日本がなぜクールと受けとめられるのか、それを探求していきたいのだ。」
ということで「日本の長所」シリーズも、「日本文化のユニークさ」シリーズも、その他の探求もさらに続けていく予定である。
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