鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

清洲地区ふれあい盆踊り大会

2014-08-13 | 清洲

 

 天候不良のため1日延期になっていた「清洲地区ふれ

あい盆踊り大会」は開会前の準備段階では風雨にもみま

われ開会もあやぶまれましたが、関係者の熱意に天候も

徐々に好転し開会式後は風雨もやみ最高の盆踊り大会

が開催できました。

 

 盆踊りコンテストもおこなわれました。 

 ハアーエー日光名所は(ハヨィヨィ)朱塗りの橋よ・・・

 子供達は金魚すくいならぬスマートボールすくいを楽し

みました。

 最後に盆踊り大会恒例の「ふるまい」がおこなわれる頃

にはこんなにたくさんの方が集まり清洲地区の夏の風物詩

「ふれあい盆踊り大会」も盛況の中幕を閉じることができ

ました。


西大芦夏便り~その2

2014-08-13 | 西大芦

8月12日に降った雨もあがり、今日(8月13日)は朝からいいお天気です。

コミュニティセンターのマリーゴールドも、ほら、こんなに大きくなりました。

そう。

ぐんぐん背が伸びて、もうすぐ1メートルに届きそうなんです。

なかなかつぼみを付けてくれず、

コミセンを訪れる方に「怪しい草を育てているんじゃないの?」なんて冗談を言われているほどでしたが、

やっともう少しで咲きそうです。

花が咲いたら、また報告しますね。

さて、今日の西大芦は、日差しはまぶしいけれど、木蔭は涼やかです。

こちらは、今朝8時45分頃のコミセン前の大芦川の様子です。。

川の水は澄んでいますが、水量はいつもより増えています。きれいなエメラルド色のところは水が深いところなので、川遊びをする際は気を付けてくださいね。

日が高くなって、川遊びに来る人も増えたようで、にぎやかな声がコミセンまで聞こえます。

西大芦の道はカーブも多いので、路上駐車はしないでください。

もちろん、バーベキューなどでアルコールを召し上がった方は、ハンドルを握らないでね。

開放感あふれる道ですが、優しい運転をお願いします。

さて、優しさといえば、西大芦の優しいお話をご存知ですか?

こちらは、下大久保の長昌寺です。

本堂の階段の手前に、お地蔵様がいらっしゃいます。

このお地蔵様、「青木地蔵」というお名前です。

江戸時代、草久の馬返しに青木太良左衛門(たろうざえもん)いう方がいました。

この青木さんがお江戸見物に行っていたときに、大火事に遭ってしまいました。

両国橋に差し掛かると、火はすごい勢いで橋に燃え移り、多数の避難者が押し掛けていました。

危険が目の前に迫った時、一人のおばあさんが青木さんにすがって、

「私はもう助からないでしょう。なにとぞ、この包みをお願いします」と、

背中の風呂敷包みを渡されました。

名前も知らない、見ず知らずのおばあさんです。

青木さんはやむなくその包みを受け取りましたが、避難する人たちにまぎれ、おばあさんとははぐれてしまいました。

その後、火事が収まってから、風呂敷包みを役所に届け、開けてみると…

中身は黄金だったそうです。

その後、おばあさんの消息はとうとうわかりませんでした。

黄金は、青木さんに下げ渡され、

草久に帰った青木さんは、そのおばあさんを供養するためにお地蔵様を作りました。

それがこの、青木地蔵です。

お地蔵様には建立が寛延3年とありますから、西暦だと1750年のお話ですね。

(鹿沼市旧町村郷土史集成 「西大芦村郷土史」より

一度会っただけのおばあさんの冥福のために、お地蔵様を作っておまつりする。西大芦の人の優しさを語る話ではありませんか。

西大芦の優しさは、今も受け継がれています。

青木地蔵を見せていただいた時、長昌寺さんでは庫裡に手作りの七夕を飾っていました。お盆のころまで飾るとおっしゃっていたので、まだ飾ってあるかな。

人の優しさ、季節の優しさを大切にする西大芦です。