鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

やまなみ博物館(野澤 茂これくしょーん!)

2014-06-26 | 板荷

 今年の4月、板荷中学校の2階に突如、このような展示物が出現しました!

 近づいてみると、何やら、説明書きが書いてあります。

 なになに、「野澤 茂Collection やまなみ博物館…」。そう、こちらには今年度、板荷中学校に赴任された、野澤 茂先生所有の品々が所狭しと展示されているのです。

そして、これらのコレクションを誇る野澤 茂先生とはこちらの方!

ご覧のように、凛々しいお顔立ち!  今回は、こちらの「野澤 茂コレクション」の一部(ごく一部、ほんの一部)を紹介させていただきたいと思います。しばし、お付き合いください。

 こちらは左上段から右にかけてアンモナイト、恐竜の牙、隕石、左下段から右にかけて鉄鉱石、石炭です。

 こちらは下級武士である足軽が着用した甲冑です。

 こちらは能面と陶器です。陶器はなんと、安土桃山時代のものだとか。数百年の時を越えて現代に受け継がれています。

 こちらは、江戸時代の百姓の服装及び道具です。右上にあるものは、藁をたたくときに使用しました。

 こちらは江戸時代の錦絵です。いわゆる、江戸時代後期の化政文化の頃に描かれたものです。

 こちらは櫛やキセル等、江戸時代に使われたものです。

 こちらは上から指揮刀2本、軍刀、火縄銃です。なお、上3本は実際に切ることができない刀となっております。指揮刀とは、指揮官が「突撃~!」といった指示を出す際に用いるものです。軍刀とは、お侍さんが使った刀ではなく、軍人さんが使ったもので、こちらの軍刀は日清・日露戦争時に用いられたものです。

 明治時代の通信簿、教科書2冊です。通信簿にはご本人様のお名前も掲載されています(ごめんなさい・・・)。

 こちらはアメリカで発行された、新聞の号外です。お分かりの方もいると思いますが、1941年12月に行われた真珠湾攻撃を伝える内容です。日本時間では12月8日に行われましたが、現地時間では12月7日だったので、そのような内容になっております。

 こちら、第2次世界大戦時の軍隊の服装、装備品です。

 昔懐かしの、アルミ製の弁当箱、殺虫剤です。殺虫剤は、その都度薬品を先端に入れて発射します。

 電話機とアイロンです。

 こちらの電話機、「あれ、ボタンもダイヤルもない!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。こちらの電話機より電話局に電話をかけ、交換手に相手の番号を伝えて、わざわざ相手につないでもらうのだとか。何やら、今でも使える、とのことです。

 本日のところは以上です。ですが、こちらはコレクションの中のほんの一部です。全てを紹介すると日付が変わってしまいますので、今日のところはこの辺で失礼したいと思います。コレクションをご覧になりたい方は、板荷中学校にお越しになってくださいと、星野校長先生がおっしゃっていました。でも、学校さんの都合もあると思いますので、事前に電話連絡(64-8151)することをお勧めします。またいつの日か、更なるコレクションをご紹介できる日が来るかもしれません。ではでは。