喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『ユニオンズ戦記』

2022-04-16 16:51:37 | 足立巻一先生
先にお贈りいただいていた本『ユニオンズ戦記』(川島卓也著・彩流社・3500円+税)。



ほかの本を読んでいたので、やっと今日読み始めました。
この本は足立巻一先生のことが多く出てきます。
その関係でわたしも、著者の川島氏に取材を受け、宮崎修二朗翁を紹介したりしたのでした。
宮崎翁、ご健在中のこと。残念ながら翁は一昨年、この本の完成を見ずにお亡くなりになりましたが。

読み始めてすぐに足立先生のことが出てきます。
「夕刊・新大阪」に関してのこと。
さあ、読み進めるのが楽しみです。

『触媒のうた』 足立巻一先生のことも詳しく載ってる本。
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『川端康成の運命のひと』読了

2022-04-16 16:08:22 | 本・雑誌
『川端康成の運命のひと』を感動のうちに読み終えました。
読み始めたのは3月30日でしたので、半月あまりかけて丁寧に読ませていただきました。
著者は姫路在住の文学評論家・川端康成研究家の森本穫氏。

最終頁です(この後も資料篇等がありますが)。スキャンがうまく行かず読めないでしょうが。
←二段階クリック。
著者、森本穫氏は、初代のお墓に詣でて、そのあと、すぐ近くにある川端康成のお墓にもお参りされます。
《私は墓前にぬかづき、初代さんのお墓に詣ってきました、と報告した。作家の墓も沈黙したままだが、私は五十余年にわたる川端文学研究の思いをこめて祈りを捧げた。》
万感の思いだったのでしょう。
森本氏、渾身の一冊。川端が若き日に愛した少女、初代が主人公だが森本さんも実は初代に惚れこまれたのだろう。
そうでなくては、ここまで愛情を込めては書けないとわたしは思う。
いいものを読ませていただきました。森本様、ありがとうございました。
きっと、今後の川端研究者のためにも大いに役立つものになると信じます。

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康成と初代

2022-04-16 11:20:16 | 文学
『川端康成の運命のひと』、大事に読み進めてきて、いよいよ大詰め。
このページに感動。
←二段階クリック。
本が分厚いので大事なところが読めませんが。
要するに、あまりにも偶然に、康成と初代の墓所が同じところ(鎌倉霊園)に、しかも、初代のお骨を伴っての納骨手続きに行ったその日が康成の納骨日だと。
著者の森本さんもこう書いておられます。初代のご子息、桜井靖郎さんの回想として。
《母は後半生の、思うにまかせぬ日々、心の奥で、自分はかつて川端康成と結婚の約束をした、そしてあれほど愛されたのだ、という誇りが、唯一の支えになっていたのではなかろうか。
そうだとすれば、全くの偶然とはいえ、同じ鎌倉霊園に眠ることになり、その納骨の手続きの日に、川端康成さんの納骨式が行われるのは、偶然を超えた何かがあると思っていいのではなかろうか……。》

わたしもそう思います。
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西宮市長

2022-04-16 10:34:48 | アート・文化
昨日午後は西宮市民会館で「西宮市芸術文化協会」の総会でした。
先月の市長選挙で再選された石井市長も臨席され祝辞を述べられました。
さすがにおしゃべりは上手いもんです。
「今日が初登庁日でした。この会のことは以前よりスケジュールに入っていましたが、来れない可能性もありました。出席できて良かったです」という意味のお話しを枕に。
今朝の新聞です。

西宮市民は大阪とは違って、この人を圧倒的多数で支持しました。
というより、有力対立候補を拒否したというべきかもしれませんね。

『コーヒーカップの耳』西宮の下町情緒満載。
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