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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

山鳥のこと

2022-03-29 11:22:57 | 出石
先のブログに山鳥のことを書いた。
それで思い出した本がある。

『神谷家と尾中武雄』(2007年刊)。
出石、奥小野で尾中武雄さんを取材して、わたしが編集発行したもの。
この中に尾中さんが話したこととして、山鳥の話がある。
出石の奥小野の山の中でのこと。

《山ではヤマドリがおもしろかったなあ。捕まりそうでなかなか捕まらんのや。追っかけたらな、5メートルか10メートル逃げてな、じっとしとるだがな。それでまた追っかける。近づいたらホエーッと逃げて、また待っとる。なんべんもそんなことして、上まで上がったら、バーッと飛んで行っちゃって、あれは人をおちょくっとったなあぁ。》

神谷家の歴史を語る中での、ちょっとしたエピソード。
この尾中さんも昨年、94歳で亡くなられた。
もうこんな昔話を聞くことはできない。


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雪の中の山鳥

2022-03-29 08:59:53 | 神戸っ子
まず「KOBECCO」3月号の「喫茶店の書斎から」に書いた「雪の中で山鳥を拾つた」をお読みください。
田中冬二の詩「城崎温泉」の話を書いています。
その中の、
《飛騨の高山では「雪の中で山鳥を拾つた」といふ言葉がある》
ここにわたしは疑問を持ちました。
そして文末に、
《さて「雪の中で山鳥を拾つた」だが、原典を知る人はないでしょうか。お教えください。》
と書きました。

昨日、飛騨高山から封書が届きました。

中には興味深い資料が入っていました。
このこと、「KOBECCO」に書きます。5月号に間に合わなければ6月号に。

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