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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

わたしの八月

2021-08-14 11:44:19 | 足立巻一先生
わたしの八月は心が忙しい。
1日は孫の一人の誕生日。
6日は広島の原爆記念日。
9日は長崎の原爆記念日。
12日は御巣鷹山に飛行機が落ちた日。36年前のこと。
13日は家内の誕生日。
14日は足立巻一先生の御命日。
15日は敗戦記念日。
16日はわたしの誕生日。
24日は隣の地蔵さんの盆祭り。

12日の飛行機の搭乗者名簿には「イマムラキンジ 41歳」があった。
14日の足立先生は「飛行機にぼくの教え子が乗っていた」と嘆かれたあとの心臓発作。
https://kobecco.hpg.co.jp/3441/
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『向こうの空に虹が出ていた』

2021-08-14 10:36:11 | 
勝嶋啓太詩集『向こうの空に虹が出ていた』(アオサギ刊・税込み1650円)を読んだ。



いい表紙ですねえ。



スゴイ詩集だった。
勝嶋さんのものは以前にも何冊か読んだが、今回のはスケールが違う。
お決まりの「かいじゅう」が主人公として登場する。
壮大な暗喩の世界が出現する。
その壮大な物語の中に、またひとつひとつの暗喩の世界が連なって繰り広げられ進んでゆく。
ユーモアで包まれてはいるが、哀愁が漂っている。というより、哀切といったほうがいいような。
物語ではあるが、やはりこれは詩だ。
繊細な人間の薄皮を、鋭利な刃物でこれまた薄く傷つけるような、あるいは針先でつつくような風が世界を吹きわたっている。
その中で三匹の「かいじゅう」が遭遇する人間社会の有様が暗喩を通して迫ってくる。
哀愁、哀切といったわけだ。
でも、最後はこう結ばれる。

  いやなことも
  かなしいことも
  いっぱいあるけれど
  それでも

  世界は 美しい
 
  と思った。


救われる思いがする。

「あとがき」をお読みください。
←クリック。


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荒天の中の墓参

2021-08-14 09:30:13 | 日記
待っててもよくならないので早いうちにお参りに行ってきた。
丘の上の森具墓地へ家内と二人で。

雨よりも風が強くて難儀したが、掃除は先日済ませておいたので、花を供え、線香を上げ、読経して帰ってきた。
それにしても突風が強く傘は役に立たない。
線香の火は、今はジェットライターがあるので便利。バケツの中で点けることができた。

森具墓地だが、以前はたくさんの松の木があったが、今はわずか数本になってしまった。
大きな切り株にキノコが生えています。

そしてこれは、石仏が一体、土中に埋まっている。いいのかな?



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