喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「三宅島でトマトを育てる。」

2019-11-01 21:00:00 | ドリアン助川さん
今月号の「図書」(岩波書店)を読んでいたら、ドリアン助川さんが書いておられる。
「三宅島でトマトを育てる」と題し4ページにわたって。
トマトを育てた自分の体験と詩とをつなぎ合わせた文章。

《(詩は)お金にならずとも、書き連ねた詩こそがその人の生きた証である。》
心に響きます。

最後はこう結ばれる。
《復興のお手伝いという意味では、私の役目は終わったようだ。だから、土地や家は手放して、静かに三宅島を去ろうと思う。イメージした収穫祭はできなかったが、主役は農園の人びとだ。詩である以上、引き際が肝心ではないか。残ったのは、(樹木)希林さんには食べさせてあげられなかったという未練だけだ。この哀しみがまた詩的である。》

この三宅島でのトマトづくりのことは、ドリさんのFBでいつも見ていた。
苦闘しながら成功に導かれたのだ。

ドリさんの文章の全文です。
二段階クリックして、ぜひ読んでみて下さい。
←二段階クリック。

←二段階クリック。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常磐新平さん

2019-11-01 14:57:10 | 本・雑誌
常磐新平さんの『明日の友を数えれば』(幻戯書房・2013年5月刊)を読んでいる。
意味深なタイトルですが、エッセイ集です。

初版が2012年12月に出ていて、わたしのは2013年の第二刷です。
常磐さんは2013年1月にお亡くなりになってますので、なんとか生前に間に合ったということですね。
そして、お亡くなりになってすぐにこの第二刷が出たというわけ。
この本ですが、やはり喫茶店に関するものが多いです。
というのも、常磐さんは喫茶店がお好き。
うちの店「輪」は、オープン当初より「キーコーヒー」から豆を仕入れております。
その「キーコーヒー」から販促雑誌が昔、出ていました。最近頂いてないので、今もあるのかどうか知りません。
そこに常磐さんがコーヒーに関するエッセイを連載しておられました。
ということで、わたし、拙著『コーヒーカップの耳』をお送りしたのです。
するとちゃんと礼状を下さいました。

消印が、2001年8月2日となってます。
まだお元気なころですね。
一度お会いしたかったが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南部一郎

2019-11-01 11:01:15 | 喫茶・輪
「南部一郎カボチャ」です。


おもしろい形をしてます。
お客様のS水さんから頂きました。
じつは、元々、うちから種がS水さんに行って、育てられたもの。
もう10年以上も前の話です。
豊岡の家内のお姉さんとこから頂いたカボチャだったのです。
ことのほか甘くておいしいんです。
S水さんは山の向こうの畑で作っておられて、その近所の家の人たちにも種を分けて、作る人が増えているとのことです。
西宮の名物になったりして。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ricky Skaggs With Travis Tritt, Vince Gill, Earl Scruggs, Patty Loveless And Friends

2019-11-01 07:11:56 | ブルーグラス
Ricky Skaggs With Travis Tritt, Vince Gill, Earl Scruggs, Patty Loveless And Friends


すごい演奏です。
思わずスピーカーを大音量にしてしまいます。
こういうのを「手練れ」というのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする