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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

出版へ向けての推敲

2019-08-19 19:21:39 | 続・コーヒーカップの耳
来年の2月に刊行が予定されているのですが、仮称「続・コーヒーカップの耳」を推敲しています。



前作の詩集『コーヒーカップの耳』は35篇でしたが、今度は約160篇あります。
全国販売なので方言のチェックも。編集者さんによれば、説明が必要なものもあるようで。
隣の地蔵さんのお祭りを24日に控えていて、その準備に忙しいのですが、合間を見てちょっとずつ。
さすがに大手の出版社からの刊行ということで、簡単ではありません。
企画出版が決まってから、出るのは半年も先。これでも早い方だそうです。
その時にはご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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工場のアゲハ

2019-08-19 07:47:32 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄。
わたしは特選作よりも、入選作の「工場」に目が奪われました。

←クリック。
きっぺいさんの「工場」です。
タイトルの「工場」と「アゲハ」という言葉が並んでます。
その姿が目に入った瞬間にわたしは「アッ」と感じたのでした。

選者、時里氏の評です。
《だれの目にもとまらないような工場の機械や車両に紛れている季節のしるしを拾う眼差しがいとおしい。》
いつも通り、情のある評です。

ところでわたしがアッと感じた理由です。
昔の自分の詩を一気に思い起こしたのです。

1998年に出したわたしの第一詩集『工場風景』の中の一篇。

←クリック。
これを思い出したのです。

そうか、アゲハ蝶は工場が好きなのか。わたしが勤めていた工場だけにやってきていたわけではなかったのか。
いや、そんなことではない何かを、わたしはこの、きっぺいさんの「工場」から感じたのでした。
但し、きっぺさんの「工場」は明るい詩です。比して、わたしの「蝶」は暗く重いですが。
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