喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「西宮市内バス路線史」

2017-10-20 16:50:08 | アート・文化
「今津歴史塾」へ行ってきました。
テキストです。

今回は西宮のバス路線の歴史です。
用意してくださったテキストには貴重な写真が。
わたしはこれの右下の写真に興味がわきました。
拡大します。ここに昔、「香櫨園浜バス停」があったというのです。
海水浴場が人気を博していたころの話。

昭和52年の回生病院です。野坂昭如の『火垂るの墓』でも有名。今は建て替わっています。
向こうは香櫨園浜。テトラポッドが並んでいます。
そして病院との間に樹木の繁る庭が。これは航空写真でしょうか。
この写真で思い起こすのが、この写真。

その庭での酒盛りの写真です。昭和20年代のもの。
これは貴重なものですが、宮崎修二朗翁から託されてわたしが所持しています。
集合写真には当時有名だった文化人が何人も写っています。
拙著『触媒のうた』の37ページに掲載しています。
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小関智弘さんの「工」

2017-10-20 09:40:27 | 本・雑誌
必要があって小関智弘さんの『どっこい太田の工匠たち』(小関智弘著・2013年・現代書館)をまた読んでいる。

前にも読んでいるのだが、この箇所に注目。
←クリック。
「工」という字のこと。
次のページへこう続く。
「と、あるいはそれをする人のことです、と説明しなければならなかった。」
大学生が「たくみ」と読めなかったというのだ。小関さんの歯がゆさが目に見えるようだ。

思うに、わたしがお付き合いさせていただいている作家さん(今は出久根達郎さんと小関智弘さんのお二人だが)、は高学歴ではない人たちだ。
どちらも大学は出ておられない。でも、立派な作家さんになっておられる。そしてどちらもお人柄がすこぶるいい。なかなか見習えないが。
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