「動物哲学物語」とサブタイトルのある『確かなリスの不確かさ』(ドリアン助川著・集英社)。

色んな動物の生態を通して哲学を楽しく学べる本です。
楽しいだけではなく、哀しい場面もあるんですけどね。
その中の第八話「モグラの限界状況」をドリアンさんが朗読しておられる動画を見ることが出来ます。
素晴らしいです。
もう4年前になりますが「喫茶・輪」で講演してくださった時のことを思い起こしました。

色んな動物の生態を通して哲学を楽しく学べる本です。
楽しいだけではなく、哀しい場面もあるんですけどね。
その中の第八話「モグラの限界状況」をドリアンさんが朗読しておられる動画を見ることが出来ます。
素晴らしいです。
もう4年前になりますが「喫茶・輪」で講演してくださった時のことを思い起こしました。
今日発売(奥付は10月31日発行)の『確かなリスの不確かさ・動物哲学物語』(ドリアン助川著・集英社刊)が届きました。

これは雑誌「青春と読書」2021年4月号から2022年11月号まで連載されたものがもとになっています。
わたしは第一回から一年間だけ予約購読していたので、その後の号は読んでません。
読んだところまででは、ドリアンさんにしか書けないだろう興味深いものでした。
全部読むのが楽しみです。
追記
読み始めましたが、第一話は「クマ少年と眼差し」です。そこにこんな記述がありました。
山でクマと出会った時の話ですが、
《クマに背中を見せて逃げてはいけません。》
ほほう!と思います。
最近のニュースで、各地で熊に襲われる話が報じられています。
その中で、クマと出会ってしまった時の対処法がここに書かれていることと同じです。
《クマは、視界を横切ったり、前方を駆けるものを見つけたりすると、無性に飛びかかりたくなるのです。それが人間であれ、ネコジャラシであれ動くものを見れば目から吸い込まれるように飛び込んでしまうのです。熊の巨体や獰猛さは、ただ目の勢いについていくだけなのです。だから、クマと出会ってしまったら、向かい合ったままゆっくり後ろにさがっていくか、木陰にでも隠れてじっとしているのがいちばんなのです。。》
このドリアンさんのお話は二年半前に書かれたものです。今日を予測しておられたのでしょうか、と思えます。

これは雑誌「青春と読書」2021年4月号から2022年11月号まで連載されたものがもとになっています。
わたしは第一回から一年間だけ予約購読していたので、その後の号は読んでません。
読んだところまででは、ドリアンさんにしか書けないだろう興味深いものでした。
全部読むのが楽しみです。
追記
読み始めましたが、第一話は「クマ少年と眼差し」です。そこにこんな記述がありました。
山でクマと出会った時の話ですが、
《クマに背中を見せて逃げてはいけません。》
ほほう!と思います。
最近のニュースで、各地で熊に襲われる話が報じられています。
その中で、クマと出会ってしまった時の対処法がここに書かれていることと同じです。
《クマは、視界を横切ったり、前方を駆けるものを見つけたりすると、無性に飛びかかりたくなるのです。それが人間であれ、ネコジャラシであれ動くものを見れば目から吸い込まれるように飛び込んでしまうのです。熊の巨体や獰猛さは、ただ目の勢いについていくだけなのです。だから、クマと出会ってしまったら、向かい合ったままゆっくり後ろにさがっていくか、木陰にでも隠れてじっとしているのがいちばんなのです。。》
このドリアンさんのお話は二年半前に書かれたものです。今日を予測しておられたのでしょうか、と思えます。
予約しておいた本が届きました。

ドリアン助川さんの『寂しさから290円儲ける方法』(産業編集センター刊・1600円+税)。
短編小説、11話からなります。
それぞれの舞台が各地に散らばっているのですが、先ず読んでみたのは神戸を舞台にした「高架下」です。
その冒頭部分。
《ただ明るい街並みやにぎやかな通りよりも、どこかに影の世界とつながる扉が隠れているような、なにが飛び出してくるのかわからない薄暗い通路を歩きたくなるときはありませんか。
私は港町神戸に立ち寄る機会があると、「三宮高架商店街」と「元町高架通商店街」に決まって足を運びます。JRの鉄道高架の下に延々と続く、ウナギの寝床とハモの寝床を交互に継ぎ足したような、狭く長い通路から成る商店街です。》
このあと、ちょっと皮肉と哀しさを交えながら、心の片隅に、ポッとあたたかな火が点るような物語が紡がれてゆきます。
今、別に読まねばならない本がありますので、ほかの小説を読むのはちょっとお預けです。
楽しみに。
『コーヒーカップの耳』 ドリアン助川さん、推薦の本。

ドリアン助川さんの『寂しさから290円儲ける方法』(産業編集センター刊・1600円+税)。
短編小説、11話からなります。
それぞれの舞台が各地に散らばっているのですが、先ず読んでみたのは神戸を舞台にした「高架下」です。
その冒頭部分。

《ただ明るい街並みやにぎやかな通りよりも、どこかに影の世界とつながる扉が隠れているような、なにが飛び出してくるのかわからない薄暗い通路を歩きたくなるときはありませんか。
私は港町神戸に立ち寄る機会があると、「三宮高架商店街」と「元町高架通商店街」に決まって足を運びます。JRの鉄道高架の下に延々と続く、ウナギの寝床とハモの寝床を交互に継ぎ足したような、狭く長い通路から成る商店街です。》
このあと、ちょっと皮肉と哀しさを交えながら、心の片隅に、ポッとあたたかな火が点るような物語が紡がれてゆきます。
今、別に読まねばならない本がありますので、ほかの小説を読むのはちょっとお預けです。
楽しみに。
『コーヒーカップの耳』 ドリアン助川さん、推薦の本。
ドリアン助川さんのお奨め本。

『世界はフムフムで満ちている』(金井真紀著・ちくま文庫)です。
読み始めてすぐに惹かれました。
このページ。
←クリック。
「石工」です。
いいですねえ!
わたしこんなん大好きです。
その前の「海女」も良かったし、次の「インタビュアー」もいいです。
これから後もいっぱいいいのが載ってそう。
ワクワクします。
追記
「あとがき」を先に読もうと思って読み始めて「やばっ!」と思った。
「文庫版あとがき」である。
こんなことが書かれている。
《なぜかそのとき、わたしは自著『世界はフムフムで満ちている』を手に取った。寝転がって(この本は寝転がって読むのにふさわしい)》
わたしはその時、正に寝転がって読んでいた。見られたのかと思った。
今起き上がってこのブログに「追記」を書いている。
『コーヒーカップの耳』 これも『世界はフムフムで満ちている』に似た本のような。

『世界はフムフムで満ちている』(金井真紀著・ちくま文庫)です。
読み始めてすぐに惹かれました。
このページ。

「石工」です。
いいですねえ!
わたしこんなん大好きです。
その前の「海女」も良かったし、次の「インタビュアー」もいいです。
これから後もいっぱいいいのが載ってそう。
ワクワクします。
追記
「あとがき」を先に読もうと思って読み始めて「やばっ!」と思った。
「文庫版あとがき」である。
こんなことが書かれている。
《なぜかそのとき、わたしは自著『世界はフムフムで満ちている』を手に取った。寝転がって(この本は寝転がって読むのにふさわしい)》
わたしはその時、正に寝転がって読んでいた。見られたのかと思った。
今起き上がってこのブログに「追記」を書いている。
『コーヒーカップの耳』 これも『世界はフムフムで満ちている』に似た本のような。
『青春と読書』4月号が届いた。

ドリアン助川さんの連載「動物哲学童話」(動物の生態に哲学のひとさじ)だが、今号は13話として「バクの茫漠たる夢」でした。

二段6ページに渡る童話です。
今回は異色の話。性教育童話とでもいうのでしょうか。
こんな箇所があります。
《バク青年は雲から目を離し、草むらに顔を埋めました。しかし、一度鳴ってしまった鐘は止まりません。ゴーン、ゴーンと体のなかに響きわたります。バク青年は情けない気分で自分の股間に目をやりました。変化が置き始めたのです。
さあ、ここから先は、小学生以下の方は読んではいけません。この『青春と読書』を金庫に入れてとっておいて、中学生になったらもう一度読み直してください。でも、どうしても今読みたいという人は、そうしていただいて構いません。その代わり、親や先生などの大人たちには内緒ですよ。》
わたしもやはり、中学生以降の男の子向けの童話だと思います。
難しい課題をドリさんは鮮やかな手つきで童話に仕立て上げておられます。
『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。

ドリアン助川さんの連載「動物哲学童話」(動物の生態に哲学のひとさじ)だが、今号は13話として「バクの茫漠たる夢」でした。

二段6ページに渡る童話です。
今回は異色の話。性教育童話とでもいうのでしょうか。
こんな箇所があります。
《バク青年は雲から目を離し、草むらに顔を埋めました。しかし、一度鳴ってしまった鐘は止まりません。ゴーン、ゴーンと体のなかに響きわたります。バク青年は情けない気分で自分の股間に目をやりました。変化が置き始めたのです。
さあ、ここから先は、小学生以下の方は読んではいけません。この『青春と読書』を金庫に入れてとっておいて、中学生になったらもう一度読み直してください。でも、どうしても今読みたいという人は、そうしていただいて構いません。その代わり、親や先生などの大人たちには内緒ですよ。》
わたしもやはり、中学生以降の男の子向けの童話だと思います。
難しい課題をドリさんは鮮やかな手つきで童話に仕立て上げておられます。
『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。
ドリアン助川さんの「あん」ですが、その朗読劇が今、無料でネット配信されています。
《朗読劇「あん」》←クリック。
じっくりと見せていただきましたが、原作本、映画とはまた違った感動を受けました。
ドリアンさんの朗読も良かったですが、中井喜恵さんの朗読はお見事でした。
深い感動を覚えました。
《朗読劇「あん」》←クリック。
じっくりと見せていただきましたが、原作本、映画とはまた違った感動を受けました。
ドリアンさんの朗読も良かったですが、中井喜恵さんの朗読はお見事でした。
深い感動を覚えました。
『青春と読書』3月号の「動物哲学童話」第12話(ドリアン助川作)です。

このあと4ページ(計6ページ)にわたっての童話。
といってもこれは子ども向けではありません。
「大人の童話」とでも呼ぶべきもの。
今回は若きブラックジャガーの哀しい話です。
人生をも考えさせられる深みのある物語。
だから「哲学童話」。
しかしわたしは、中学生くらいから読んでもいいと思います。
ちょっとハードですが、今の子には必要かもしれません。
命の尊さを知るためにも。
『コーヒーカップの耳』命の尊さがいっぱい詰まった本。

このあと4ページ(計6ページ)にわたっての童話。
といってもこれは子ども向けではありません。
「大人の童話」とでも呼ぶべきもの。
今回は若きブラックジャガーの哀しい話です。
人生をも考えさせられる深みのある物語。
だから「哲学童話」。
しかしわたしは、中学生くらいから読んでもいいと思います。
ちょっとハードですが、今の子には必要かもしれません。
命の尊さを知るためにも。
『コーヒーカップの耳』命の尊さがいっぱい詰まった本。
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」が載った『青春と読書』9月号が届いた。
今号は「コウモリの倒置君」と題されたコウモリの話。

《コウモリは種類が多く、世界の全ほ乳類を種別に分けると、その四分の一を占めるほどです。》とある。
それは知らなかった。凄いですね、
最後の一行が《そうつぶやいて、トーチ君は太陽をじっと見つめました。》とあって、ちょっとした希望を抱かせるのですが、
今号の物語は全体に切ないものでした。
これはfumiなどの小学生にはちょっと無理ですね。中一のsatoか高1のkohなら、ある程度は分かるかも。
あ、そうだ。ページの枠外にドリさんの本の宣伝がありました。
新しい本ではなく、前に出て「日本エッセイストクラブ賞」を受けた『線量計と奥の細道』の文庫版。
集英社文庫・発売中902円(税込み)とあります。
今号は「コウモリの倒置君」と題されたコウモリの話。

《コウモリは種類が多く、世界の全ほ乳類を種別に分けると、その四分の一を占めるほどです。》とある。
それは知らなかった。凄いですね、
最後の一行が《そうつぶやいて、トーチ君は太陽をじっと見つめました。》とあって、ちょっとした希望を抱かせるのですが、
今号の物語は全体に切ないものでした。
これはfumiなどの小学生にはちょっと無理ですね。中一のsatoか高1のkohなら、ある程度は分かるかも。
あ、そうだ。ページの枠外にドリさんの本の宣伝がありました。
新しい本ではなく、前に出て「日本エッセイストクラブ賞」を受けた『線量計と奥の細道』の文庫版。
集英社文庫・発売中902円(税込み)とあります。
『青春と読書』8月号が届きました。
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」は第5話「一本角の選択」と題してシカの話です。

こんなセリフがあります。
《この世の基本は、対立にあるんだ。天と地。昼と夜。夏と冬。オスとメス。シカとニンゲン。》
そして、こんなセリフも。
《みんな仲良く肩を並べています。なんと穏やかな風景でしょう。そこには対立がなく、調和があるだけなのです。》
ということで、この物語のテーマは「対立と調和」でしょうか。
最後の方の場面に意外性があって、目を見開かれる思いがしました。
《それなら、風は過去ではなく、未来から吹いてくるのかもしれないわね。あなたが見たすべての光景は、未来のものだったかもしれない。》
ドリさんの真骨頂がここに、という感じでした。
この本、また孫のkohに回そう。
『コーヒーカップの耳』←これもいい本です。ドリさん推薦の本。
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」は第5話「一本角の選択」と題してシカの話です。

こんなセリフがあります。
《この世の基本は、対立にあるんだ。天と地。昼と夜。夏と冬。オスとメス。シカとニンゲン。》
そして、こんなセリフも。
《みんな仲良く肩を並べています。なんと穏やかな風景でしょう。そこには対立がなく、調和があるだけなのです。》
ということで、この物語のテーマは「対立と調和」でしょうか。
最後の方の場面に意外性があって、目を見開かれる思いがしました。
《それなら、風は過去ではなく、未来から吹いてくるのかもしれないわね。あなたが見たすべての光景は、未来のものだったかもしれない。》
ドリさんの真骨頂がここに、という感じでした。
この本、また孫のkohに回そう。
『コーヒーカップの耳』←これもいい本です。ドリさん推薦の本。
『青春と読書』7月号が届いて、

ドリアン助川さんの「動物哲学童話」第4回「ボスも木から落ちる」を読ませていただきました。

やはりこれは、小学生高学年程度からの読み物ですね。
スリルもあって、大人でも読みごたえがあります。
今回が第4回。
4冊溜まりました。

いずれまとめて一冊の本になるのでしょう。
ドリさんの新境地でしょうか。
ユニークなものになりそうです。楽しみ。
いまさらですが、ドリさんの略歴。
「コロナが収束したら、輪で朗読会を」と言ってくださっているドリさん。
早くその日が来ないかな。
『コーヒーカップの耳』

ドリアン助川さんの「動物哲学童話」第4回「ボスも木から落ちる」を読ませていただきました。

やはりこれは、小学生高学年程度からの読み物ですね。
スリルもあって、大人でも読みごたえがあります。
今回が第4回。
4冊溜まりました。

いずれまとめて一冊の本になるのでしょう。
ドリさんの新境地でしょうか。
ユニークなものになりそうです。楽しみ。
いまさらですが、ドリさんの略歴。

「コロナが収束したら、輪で朗読会を」と言ってくださっているドリさん。
早くその日が来ないかな。
『コーヒーカップの耳』
『青春と読書』6月号が届きました。

早速ドリアン助川さんの連載「動物哲学童話」を読ませてもらいました。
第3話「確かなリスの不確かさ」。

この後、6ページにわたって書かれています。
童話とはいってもこれは大人の童話といえます。
正直、子どもには難しい。
よほど早熟な小学生高学年以上向きかな。
今回は、話そのものは決着が悲しいのだが、未来に光明のあるもの。
これはリスの物語だが、さて人間の場合はどうなんだろう?
人間に未来はあるのだろうか。
『コーヒーカップの耳』

早速ドリアン助川さんの連載「動物哲学童話」を読ませてもらいました。
第3話「確かなリスの不確かさ」。

この後、6ページにわたって書かれています。
童話とはいってもこれは大人の童話といえます。
正直、子どもには難しい。
よほど早熟な小学生高学年以上向きかな。
今回は、話そのものは決着が悲しいのだが、未来に光明のあるもの。
これはリスの物語だが、さて人間の場合はどうなんだろう?
人間に未来はあるのだろうか。
『コーヒーカップの耳』
年間予約している『青春と読書』5月号が届きました。
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」第2話が載ってます。
←二段階クリック。
今回は「キツネのお姉さん」。
《キツネやタヌキは本当に人をだますのでしょうか。》という文があります。そして、こんな言葉も。
《自己は自己で完結せず、他者とつながる「間柄」のなかで息をしているのです。》
これはとても童話に使われるような言葉ではないでしょう。
十分に大人が読むことを意識してのもの。
いや、それだけではなく、ドリさんは、高学年の子どもをも対象に考えておられるのでは?
少々難しくても、こんな言葉をチラッと含めるのも意識してのことだと。
そして、読書する子は成長してゆくものだと。
ところで、今回のキツネの話。感動しました。
そして偶然に驚きました。
わたしがちょうど今、作ろうとしている冊子『縁起・小墓圓満地蔵尊』によく似た話が出てくるのです。
校正刷りのその箇所、ちょっとだけ明かしましょう。
←クリック。
面白いものです。
『完本・コーヒーカップの耳』
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」第2話が載ってます。

今回は「キツネのお姉さん」。
《キツネやタヌキは本当に人をだますのでしょうか。》という文があります。そして、こんな言葉も。
《自己は自己で完結せず、他者とつながる「間柄」のなかで息をしているのです。》
これはとても童話に使われるような言葉ではないでしょう。
十分に大人が読むことを意識してのもの。
いや、それだけではなく、ドリさんは、高学年の子どもをも対象に考えておられるのでは?
少々難しくても、こんな言葉をチラッと含めるのも意識してのことだと。
そして、読書する子は成長してゆくものだと。
ところで、今回のキツネの話。感動しました。
そして偶然に驚きました。
わたしがちょうど今、作ろうとしている冊子『縁起・小墓圓満地蔵尊』によく似た話が出てくるのです。
校正刷りのその箇所、ちょっとだけ明かしましょう。

面白いものです。
『完本・コーヒーカップの耳』
ドリアン助川さんの連載が始まったというのでエビスタのブックファーストへ買いに行ってきました。

『青春と読書』(集英社・91円)4月号です。
ドリさんの新連載は「動物哲学童話」というもの。
「動物の生態に哲学のひとさじ」とサブタイトルがついてます。
第一話は「クマ少年と眼差し」。
読ませていただきましたが、意味深長です。
哀しみを滲ませたじっくりとした童話。
大人の童話といえるでしょう。
本屋さんに行ったついでに、今朝の新聞広告に載っていた、木皿泉さんの『木皿食堂④毎日がこれっきり』(双葉社)も買ってきました。

読むのが楽しみです。
もう一つついでに拙著『完本・コーヒーカップの耳』の様子を見ると、いまもまだ平台に積んでくださってました。
この前見た時は5冊だったのが、3冊に減ってました。
発売一年後の今も、少しずつでも売れてるようでうれしかったです。

『青春と読書』(集英社・91円)4月号です。
ドリさんの新連載は「動物哲学童話」というもの。
「動物の生態に哲学のひとさじ」とサブタイトルがついてます。
第一話は「クマ少年と眼差し」。
読ませていただきましたが、意味深長です。
哀しみを滲ませたじっくりとした童話。
大人の童話といえるでしょう。
本屋さんに行ったついでに、今朝の新聞広告に載っていた、木皿泉さんの『木皿食堂④毎日がこれっきり』(双葉社)も買ってきました。

読むのが楽しみです。
もう一つついでに拙著『完本・コーヒーカップの耳』の様子を見ると、いまもまだ平台に積んでくださってました。
この前見た時は5冊だったのが、3冊に減ってました。
発売一年後の今も、少しずつでも売れてるようでうれしかったです。