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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

すべて関西弁の本

2020-11-23 17:51:58 | ドリアン助川さん
『星の降る町・六甲山の奇跡』(明川哲也著・2008年・㈱メディアファクトリー刊)を読み終える。

196ページ、すべて関西弁、というか神戸弁で語られる。
登場人物はほぼ二人。
万引き少年のトルリと老菓子職人のサジの会話、そしてトルリの独白のみ。
そうか、ドリさん、こんな小説を書いておられたのだ。
だから以前、拙詩集『コーヒーカップの耳』を読まれたときに共感してくださったのだ。
そして今度の『完本コーヒーカップの耳』にあんないい帯文を提供してくださったのだ。
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『星の降る町』

2020-11-21 11:17:54 | ドリアン助川さん
先日、著者の廣岡徹さんからお送りいただいた『ひょうご文学散歩』を読んでいたら、
明川哲也さんの『星の降る町・六甲山の奇跡』(メディアファクトリー・2008年)が紹介されていた。



明川哲也はドリアン助川さんのかつてのペンネーム。
ということでこの『星の降る町』はドリさんのお若い時の小説。いえ、今もお若いですよ。
西宮図書館にありましたのでお借りしてきました。
これから楽しみに読みますが、パラっと見たところ関西弁が多用されてるみたいです。
ますます興味がわきます。
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昨年の今日はドリアンさんと

2020-07-18 10:46:32 | ドリアン助川さん
昨年の今日はドリアン助川さんが「輪」に登場でした。
 
「ドリアンさんと」


もう1年になるのだ。
あれからいろんなことがあって、そしてコロナで、流れが滞ってしまった。
また新しく流れが生まれてほしいな。
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「あん」がラジオで聞ける。

2020-04-23 09:02:45 | ドリアン助川さん
「あん」(ドリアン助川原作)がラジオドラマで。
これはいいですねえ。楽しみです。

ドリアン助川さんのフェースブックより。
コロナ感染者への差別が横行し始めた今だからこそ・・・ラジオドラマ『あん』の再放送が決まりました。徳江を竹下景子さんが、千太郎を西田敏行さんが演じます。
NHKラジオ「新・日曜名作座」
放送日は、5/10, 17, 24, 31, 6/7, 14の6週です。
https://www.nhk.or.jp/audio/html_me/me2013008.html←クリック

ところでNHKは、老婦人とか、老婆という言葉を使って徳江のことを紹介しているが、ボクは自分の小説でそういった言葉はいっさい使っていない。人は心の生き物です。80になっても、90になっても、世界を新しく見られたり、なにものかに恋心を抱けるなら、それは決して「老」ではない。年齢で輪切りにするような表現は、ボクはまずやらない。
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「希望の力」

2020-04-14 14:53:04 | ドリアン助川さん

わがドリアンさんからの発信です。「希望の力」

全面的に支持します。
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「まえがきにかえて」より。

2019-12-14 09:18:39 | ドリアン助川さん


『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』の「まえがきにかえて」(ドリアン助川さん)の中に印象的な言葉があります。

《この本は、日本ペンクラブの作家や翻訳家たちが、逆境のなかにいるのかもしれない君に向けてつむいだ言葉の集大成です。文字の表現者であるこの人たちもまた、旅の途中で倒れたり、道の真ん中で泣き出してしまったような経験があるはずなのです。だから、人の心を描く仕事についたのです。転んでしまった人や、涙が止まらない人の気持がわかるから、それぞれの祈りを文字に託しているのです。》

きっとドリさんにもそんな経験があったのでしょね。
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『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』

2019-12-13 13:06:44 | ドリアン助川さん
『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』という長いタイトルの本です。



「まえがきにかえて」を我がドリさん(日本ペンクラブ「子どもの本」委員長)が書いておられます。

←クリック



《さびしくて、つらくて、眠れない夜が少年の頃のボクにはありました。》と始まります。
そして、
《さあ、泣いたあとは新しい靴をはこう。新たな風景に出会う君の旅は、今日これからも続きます。》と締められています。
サブタイトルは「10代のどうでもよくない悩みに作家が言葉で向き合ってみた」。

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「人の世」

2019-11-26 14:57:07 | ドリアン助川さん




「人の世」。
この言葉に関して、今日、うれしいことがありました。
やがてご報告いたします。
写真の書額は、わたしが尊敬してやまない足立巻一先生のものです。
神戸の詩人、江口節さんから「店に飾って下さい」とお贈り頂いたもの。
江口さんの前には「世界の国からこんにちは」という1970年大阪万博のテーマソングの歌詞を作詞された島田陽子さんがお持ちだったもの。
縁があって今わたしのところに。
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「三宅島でトマトを育てる。」

2019-11-01 21:00:00 | ドリアン助川さん
今月号の「図書」(岩波書店)を読んでいたら、ドリアン助川さんが書いておられる。
「三宅島でトマトを育てる」と題し4ページにわたって。
トマトを育てた自分の体験と詩とをつなぎ合わせた文章。

《(詩は)お金にならずとも、書き連ねた詩こそがその人の生きた証である。》
心に響きます。

最後はこう結ばれる。
《復興のお手伝いという意味では、私の役目は終わったようだ。だから、土地や家は手放して、静かに三宅島を去ろうと思う。イメージした収穫祭はできなかったが、主役は農園の人びとだ。詩である以上、引き際が肝心ではないか。残ったのは、(樹木)希林さんには食べさせてあげられなかったという未練だけだ。この哀しみがまた詩的である。》

この三宅島でのトマトづくりのことは、ドリさんのFBでいつも見ていた。
苦闘しながら成功に導かれたのだ。

ドリさんの文章の全文です。
二段階クリックして、ぜひ読んでみて下さい。
←二段階クリック。

←二段階クリック。
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70歳という年齢は

2019-10-21 14:23:41 | ドリアン助川さん
ドリアンさんの『夕焼けポスト』を読んでいたら、こんな場面が。
←二段階クリック。

《七十歳という年齢なら、自分はあと何年生きるのだろうと考えるのは無理もないことだと思います。》とあります。
たしかにそうですよね。
うちでも家内とよくそんな話になります。自慢じゃないけど二人合わせて148歳です。
と言って、この場面、そのような高齢者に「もう後がありませんよ」と脅すような話ではありません。
返って勇気づける場面であるのですが。
《肉体的な老いはどこからやってくるかというと、それはたいてい足だそうです。(略)人間の身体の中で一番大きな筋肉は足にありますから、ここが退化していくとあらゆる機能がいっしょに衰えていくのだそうです。》
ああ、そうだったか。筋肉は足に一番多いのか。確かにそうですよねえ。しかし、日ごろは全く意識をしていません。
よし、また始めよう。以前よくやっていた、ちょっと軽めのスクワット。
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『夕焼けポスト』

2019-10-18 17:59:20 | ドリアン助川さん
ドリアン助川さんの本『夕焼けポスト』(ポプラ社刊)を読み始めました。


最初の章「悩みの手紙」を、これは心地よい童話かな?といった感じで読み始めました。
ところが次の「人の国」に入った途端、これはちょっと違う!と感じました。
深いのです。
心の奥に届くような物語。
それでいて、文章は読みやすいのです。
やはりドリアンさんはいいですねえ。
因みにこの本は、2011年に「宝島社」から刊行されたものの改稿版ということです。
コメント (2)
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ドリさん・Eテレ

2019-10-06 21:42:11 | ドリアン助川さん
見応えのある番組でした。
ドリアン助川さん出演「積極的感受」NHK・Eテレ 
今年2月3日に放映された番組ですが、昨日再放送がありました。
録画しておきました。
一時間、ドリさんのお話をたっぷりと聞くことができました。
番組の冒頭部分です。

ドリアン助川さん・Eテレ
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ドリアン助川さん、オーストリアで喝采。

2019-09-08 08:28:59 | ドリアン助川さん
ドリアン助川さんのFBからシェアさせていただきました。


今、チロルの文学祭で第一回目の朗読を終えました。立ち見も出る盛況で、拍手が鳴りやまない状況となりました。徳江さんの手紙を、オーストリアの皆さんはもの凄く熱い心で受け入れてくれたようです。サインを求める皆さんも入れ替わり立ち替わり現れます。まずは大成功!


凄いですね。
よく、こんな人が、「喫茶・輪」にお越しくださいました。
ドリさん、ご成功おめでとうございます。
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ドリアン助川さんのこと

2019-09-05 07:36:52 | ドリアン助川さん
「KOBECCO」9月号が神戸っ子出版のHPに上がっています。
今号の「喫茶店の書斎から」はドリアン助川さんのことを書かせていただきました。

このページでは横書きになってますが、実際の本では縦書きで、見開き2ページの記事です。
神戸の主な本屋に出てますので、現物でお読みいただければ幸いです。
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CD「FMシアター・新宿の猫」

2019-08-29 08:54:14 | ドリアン助川さん
先日24日の夜に放送された「FMシアター・新宿の猫」ですが、その録音CD(50分)を作りました。



聴いてみたい人にはお貸しします。ご来店ください。
主演の村上弘明さんはさすがに上手いもんです。
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