月曜日の話の続きです。
「やまなか家」でランチしてから、
娘は仕事へ、私たちは休みなので、久しぶりに鳥見で里山へ。
一年半ぶりくらい。
(ここは、熊が出た事があって、娘とでは、
いざという時怖いので、最近来ていませんでした。)

ここは冬の間はほとんど人が来ませんが、
今年は少し暖かいせいか、ちらほら居ました。

白樺があちこちにあり、松、杉、ナラ、ブナ、
カシワなどの実の生る木々が多いです。

白樺のある所は整備され、誰でも安心して通れます。

奥に入ると、ジャングルのような雑木林が続き、
倒木がいたる所に見られました。
このゾーンはあまり人が入らないため、
小鳥やリスがよく見られるのですが。
この日は小鳥の声がほとんどなく・・・。

時にアップダウンも激しくなり、良い運動になります。
すぐ息が切れて、運動不足が体に響きますね。汗

大きなツル(クズかな?)がいたる所にあります。

すごいねじれ方ですね。

木の上に宿り木がありました。
(ピントが手前の枝になってしまいました。笑)

こんな実もありましたが、何でしょうか?
ナンキンハゼに似ていますが、実の大きさが違うように思います。
ようやく小鳥の声が聴こえてきました。
(シュンシュン・・・カラ類でしょう。
かなり小さかった印象、コガラのようです。)
でも、早くて全く撮れず、
あっという間に飛んで行ってしまいました。
ここには、大きな池や小川などもあります。
その池からガーガーという鳴き声。

ほとんどがカルガモです。

少ないですが、マガモが数羽。
緑色の顔をしているのがマガモの雄です。

こちらの茶色いのはホシハジロ。雄。

こちらもホシハジロ。雄。
人があまり来ないため、警戒心が強く、
私たちとの距離はかなりありましたが、
少しの足音にも敏感に反応し、一羽が飛び立つと、
周りの鴨たちも一斉に飛び立ちます。
飛び立つと言っても、反対側に行くだけで、
また数分すると、こちら側に戻って来ます。

ここは、行きは下り坂で楽ですが、
帰りは上りなので、ちょっとキツいです。
息切れしながら、階段を上って駐車場へ戻りました。
この時点ですでに午後4時近くになっていました。
今度は、この場所から10分くらいの里山へ。
自宅へ向かう途中です。

少し上ると、こんな景色が見られる所。
ここは少し雪が残っていました。

こんな看板があります。
やはりこの辺も熊が出没するのです。
ここは、小学生が宿泊学習で使用する施設もあります。
大丈夫なのかと心配になります。
しばらく歩いていると、雪に足跡が!

何の足跡でしょう?

これはもしや熊の足跡?
結構大きいです。普通犬の足形の3倍以上はありました。
先ほどの看板にあった足跡の写真と似ているような?
看板には、熊の「フン」「足跡」「木の皮を剥いだ跡」があったら、
ただちに戻れ!とありました。
私はちょっとギョッ!としましたが、
この足跡は谷側に下りて行ったようなので、
もう戻っては来ないなと判断して、
落ち着いて行動できました。(まだ少しドキドキ。)
結局、ここでも鳥の写真は撮れませんでした。
夕方になると、小鳥たちもねぐらに戻るのか、
来た時より小鳥の声が増えて来たと感じました。
こんな時間に来た事がなかったので、
良い経験でした。
冬の楽しみの一つは、小動物の足跡探しですね。
熊はちょっと怖いけど、ウサギやテンなどの足跡を
見つけられたらラッキーですね。
今日あたりから寒さがぶり返し、
雪が降りそうなので、もう里山には入れないでしょう。
今年最後の里山の鳥見&散歩になりました。
ここあでした。