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ここあコテージ

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昔の海が戻って来たそうだ!

2014-04-12 21:23:01 | 原発関連
久しぶりに原発関連の話を。

今日の午後5時30分からのTBS「報道特集」を見ましたか?


この夏の再稼働に向けてひた走っている、鹿児島の川内(せんだい)原発。

この川内原発の周辺の海域の温度は、原発を停止した2年半の間に、
温度が2~3℃低下したという。
これが原発が稼働される前の、普通の温度だったはずなのです。


温度が上昇する理由は、ご存じ、原発の「温排水」のせい。

海水を原発内に取り入れて、いらなくなった温度の高い排水を
また海水に戻すのです。

海の温度上昇は、地上での温度上昇より敏感で、
2℃くらいと思ってしまうが、
海水の生物にとって、これは生きるか死ぬかの問題なほど
影響が大きいらしい。




また、原発内に取り込む時は、一緒に魚や貝の稚魚や幼生、
小さな藻なども中に取り込まれる。

そうすると、それらは、原発内に不都合な成分となるため、
塩素系の液体を入れて、
死滅させて取り入れるようです。


つまり、熱い熱い温排水を排出するのみならず、
塩素系の薬をも捨てていることになります。


海水温の上昇は、今までの生態系を壊してしまい、
今まで岩場にたくさん生えていた藻が、まったく死滅し、
海の中の藻も壊滅したようです。


そして、今まで獲れていた魚貝類に代わり、
南方系の魚貝類が増えました。



原発停止中の2年半の間に、
実に、藻は岩場にも増え、
海中の魚貝は、この地域特有の魚貝が戻りつつある。



この現象は、何も川内原発の周辺海域だけではなく、
佐賀県の原発周辺でも同じ現象が起きているようです。

まさしく原発は、「海あたため機」と揶揄されるゆえんですね。


この夏、川内原発は動かされようとしています。


政府は、民主党の「2030年」計画を否定し、
原発を主要な電源の一つと位置づけ、再稼働に躍起になっています。


そういう中でのTBS【報道特集】のこの報道は、
タイムリーでした。
いえ、あえて報道している意図がわかります。


海までも破壊されてきた事実が、いかに隠されてきたか。


北海道の泊原発の近くに住む漁師さんが、
長年、原発周辺の海水温を測り、記録している事実もあります。

こういう方々のご努力が、是非実を結びますように!


それでなくても、太平洋側の海は汚されてしまったのだから!
もうこれ以上、いのちの海を汚してはなりませんよね。


***********************



それから、もう一つ。

すでにご存じの方も多いと思いますが、

牛丼の「吉野家」では、野菜を福島県白河市で作り、
「米、白菜、ネギ、キャベツ、タマネギ」を
使っているようですよ。

吉野家ファーム福島」を設立したそうです。


白河市は、通常の1000倍もの放射性物質が
存在するらしいので、ご注意ください。


「食べて応援」などと、人情に訴えている日本政府。
狂気の沙汰だと思います。

毒入りと知りつつ、国民に推進する国家がいるだろうか。
「人情」と「安全」を同じ秤で測ってどうするのだろう。



私たちは危険なものを「食べない」。
「食べて応援」などしない。
それを批判する権利は誰にもないと思います。


「食べる自由」もあるが、「食べない自由」もあるから。


チェルノブイリ事故なら、当然立ち入り禁止区域のレベルでも、
日本なら居住可能地域になる。


こんな論理、誰が受け入れますか?
誰も信じません。


日本人は、外国人より、頑丈なんでしょうか??
日本人だけ、放射能被害を受けにくい体なのでしょうか???


本音を言わせてもらえば、
外国に移住したい。
原発のない、核実験もしない、そんな国に。
プラス英語の通じる国に。



「食べて応援」が本当に正しかったのか、
問われる日が、必ず来るのです。

でも、その頃には、今の政権もないかもしれません。
誰も責任を取りません。


今が良ければ、それでよい。

政府の政策、みんな今が良ければ、それでよい政策。


「アベノミクス」、アメリカに言わせれば、
すでに「息切れ」との評価らしい。


某大学の助教授で、
海を研究している専門家の方が言いました。

「今だけのことではなく、1000年先を考えて
原発の政策を考えるべき」と。


然り(アーメン)!!




ここあでした。

脱原発関連集会の案内2つ

2014-01-17 17:41:00 | 原発関連
第2回「after311脱原発弘前映画祭」

とき 2014年2月15日12:30~
場所 弘前文化センター・大ホール(弘前市下白銀町19-4)

料金 成人1000円 大学生500円 高校生以下無料

主催 after311脱原発弘前映画祭実行委員会(代表 仁平 將)

問い合わせ・連絡先 070-6952-2614(竹浪 純)


協力 NPO harappa

協賛 なくそう原発・核燃あおもりネットワーク


プログラム

12:30~ 映画 「福島生きもの記録シリーズ1~被曝~」

13:55~  脱原発ミニライブ&トーク(矢澤アイサ、山下知徳)

14:40~  小出裕章 講演・トーク

16:50~ 映画 「福島生きもの記録シリーズ1~被曝~」




*******************************




さよなら原発・核燃「3.11」青森集会

とき 2014年3月9日(日)12:30~

場所 青森市文化会館大ホール(リンクステーションホール)

主催 なくそう原発・核燃あおもりネットワーク

講演 12:35~14:15
   ①弘前大学教授     宮永崇史氏(20分)
   ②ジャーナリスト・作家 鎌田 慧氏(20分)
   ③詩 人  アーサー・ビナード氏(60分)


14:30~16:00 デモ&県庁包囲行動

     




お近くの方、是非おいでください。


ここあでした。


白血球検査について「ママレボ」より

2013-10-22 16:58:48 | 原発関連
二つ目は、久しぶりに原発関連の記事から。

「ママレボ」という岩手のママ達の団体があります。
原発事故以来、岩手にも放射能被害があちこちにありました。
そこで、お子さんのことを心配する母親達が、
ママで「レボ」、つまり改革(レボリューション)を起こそうという気持ちで
始まった団体で、定期的に「ママレボ通信」を出しています。

今日は、そのレポートから、白血球分画検査の意味と必要について
述べられていたので、載せたいと思いました。

語って下さったのは、放射能被害について真剣に取り組む医師です。


「ママレボ」の記事


是非、ご一読下さいね。
FBにもシェアしています。そちらからもどうぞ。




ここあでした。

福島原発告訴団から

2013-09-30 10:28:46 | 原発関連

ふたつめ。

私が福島原発告訴団に入っていることは以前書きました。

その原告団から届きました。

残念ながら、告訴は、「全員不起訴」という結果になりました。
でも、このまま引き下がれません。

実は・・・


福島地検に行った「告訴・告発」が、不起訴直前に東京地検に「移送」
されたのです。そこで、検察審査会への申し立ては、福島ではなく、
東京に行われざるを得なくなりました。

それは、つまり、地検が不起訴と判断したことを、福島県民が
審査する機会が奪われてしまったことになります。

抗議したものの、法律上、撤回はできません。


東京都民にゆだねるしかありません。

都民もある意味、放射能が注いだ被災地の一つであり、
福島県民に寄り添った判断を下してくれることを信じつつ、

東京検察審査会へ申し立てすることになりました。


検察審査会の申し立人となりたい方は、以下に連絡してください。
そうすれば、資料が届きます。


福島原発告訴団
963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉104-1
電話 080-5739-7279
メール info@1fkokuso.
ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
カンパ 郵便振替口座 02260-9-118751 福島原発告訴団





もう一つ、福島原発告訴団では、新たな告発をします。

「汚染水漏出事件」です。

東電が汚染水対策の必要性を認識していたにもかかわらず、
それを怠った為に、今回の深刻な事態を引き起こしたのです。
9/3に、団長と副団長とで、福島県警に告発をしました。

こちらにも参加者を募集しています。
同様に上記のところに連絡して下さい。


また、このたび、告訴団のブックレット
「これでも罪を問えないのですか! 福島原発告訴団50人の陳述書」
が刊行されました。

840円(団員の方は800円)です。


前書き 落合恵子(作家)
第1章 福島原発原告団の思い
第2章 陳述書
第3章 解説 明石昇二郎(ルポライター)
あとがき 武藤類子(団長)





オリンピックどころではありません。

福島の人々は置き去りです。

このままでは取り残され、忘れられ、
チェルノブイリでは当然管理区域になっているような、
高線量の中に住まわされいるのです。

最近、心筋梗塞や間質性肺炎で急死される方々が、
福島や関東で増えている現実があります。

2年半でそうなのですから、
この先、どうなるのでしょう。

「コントロールされている」のは原発事故の汚染水ではなく、
完全に何かに「コントロールされている」阿倍首相の方
ではないですか!。




是非、お祈り下さい。




ここあでした。

第2回保養報告会

2013-09-22 08:46:42 | 原発関連
昨日、午後から3.11虹の会で、
第二回保養報告会が行われました。


蒸し暑く、また土曜日でもあり、
次の日は教会の礼拝があるにもかかわらず、
30人近くの大人とお子さん達が集って下さいました。



遠くは盛岡、八戸から、弘前、青森、鰺ヶ沢、
そして五所川原から、思ったよりもたくさんの人たちが来られ、
とても嬉しく思いました。

ありがとうございました。


ゲストの近藤先生は、岩手の沿岸部での被災地支援をずっと続けてこられています。



息の長い活動を続けさせていただくには、
皆様のお祈りやご支援、ご理解がないと一歩も進まないし、
また、昨日のゲストのメッセージからも、
改めて、地域教会との協力と祈りの輪の中で進められることが
とても大切だと教えられました。


また、虹の会ではいつも、「連携と協力」を合い言葉に、
各地の教会や支援者の方々に理解され、ご協力をいただくために、
虹の会のニュースレターを発行したり、HPやブログで発信しています。




この日、リコーダーとピアノで賛美歌を演奏しました。
ピアノはまりまりです。

大きな失敗もなく、守られて演奏できたことで、
ほっとしています。(私が・・・)

「静けき川の岸辺に」と「ホーリーシティー」の2曲でした。





震災から2年半が過ぎました。
まだまだ被災地の必要がたくさんあります。

残念ながら、年々、ボランティアも減っているようです。
実際、いろいろな支援団体も様々の要因から撤退したり、
働き自体をやめた団体もあります。


ゲストメッセンジャーのお話を聞いて、被災地とそれ以外の地では
温度差があるのだと改めて感じました。

やはり直接被災地とかかわって来られた先生だけあります。


息の長い活動・・・


私たち虹の会も、いつまで活動を続けられるのかわかりません。
神様がストップされるまで、続けると思います。


引き続き、皆様のお祈りとご支援をよろしくお願い致します。






この日、ライトハウス書店も来られました。

近藤先生の著書も購入しました。



「被災地からの手紙」近藤愛哉著 いのちのことば社


先生の生まれ故郷は、実は福島県大熊町なのです。
母教会は、福島の第一聖書バプテスト教会。
そう、原発事故で放浪の旅を強いられ、今またいわき市に
「翼の教会」として再建された教会です。

先生ご自身が、岩手にかかわってこられる間に、
大熊町のふるさとを失ってしまわれた。

岩手の被災地で多忙にしていた事で、
かえってそのことに蓋をしていたようです。
落ち着いた頃、どーっとふるさとを失った思いが一気に吹き出して、
泣いてしまわれたそうです。


そして、先生の父上は、原子炉のエンジニア。
このことは初めて伺いました。ショックでした。
エンジニアの側からの心情というものを、
なかなか直接聞く機会は少なかったですね。
(でも、事故は深刻です。それとは別問題です。)


盛岡で、娘も4年間お世話になった教会の先生でしたが、
なかなかその部分を伺うこともできずにいましたが、
昨日は、その辺の心情も聞けて感謝しました。






これから礼拝です。
皆さんの教会の礼拝も祝されますように。

うちの教会は、きょう、ちょっとしたサプライズがあります!
(とはいえ、大したことではないのよ。明日アップしますね。)





ここあでした。