再び曇天。やや寒い日。明日は崩れるとか。よく降ります。雨は要らないのに。
せっかく撮ったのにボツにするのはもったいないと、今日載せることにしました。上の画像が一昨日の夕やけです。右端の大仏さまも写っています。
下が昨日の夜明けです。黒い雲の上に月ですが、昨日は旧暦で9月29日でした。手ぶれを起こしていますので、実際の月はもっと細いです。この月ですと、27か28日くらいに見えてしまいます。
春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空 藤原定家
という和歌がありますが、今は秋だし、山の峰は無いし、
秋の朝夢の浮橋とだえして東(ひんがし)の空横雲の月
てなことに? 下手ですねぇ。何の夢を見ていたか忘れてしまいました。たぶん私のことですから、その夢は大好きなハンバーグかとんかつでも食べているところでしょうね。
知らずにいたら、きのこが出ていました。上がナメコにシイタケ。下がクリタケです。
ナメコは、もうホダ木が駄目だろうと諦めて、見も行きませんでした。ところがどっこい、ぼろぼろの原木に出ていたではありませんか。ホダ木さん、無視してごめんなさいという気持。 シイタケの方が深刻です。いよいよ供給がストップになるかも知れません。
キノコの欠点は、出ても黙っていることです。出たなら出たと言う何らかの表示をして欲しいんです。近くを通ったときにでも、「 あの~ 」と声をかけてくれれば。とは人間の勝手か。アニメなら、キノコが一斉に揺れて合唱するんですけどね~。 もののけ姫の世界ですね。あるいはディズニー、小人の国?
もっとも、そんなことしたら、マツタケなんかあっという間に無くなっちゃいますね。やっぱり無言がいいか。大昔は草木や岩などがしゃべっていたのだとか。それを神様たちが集まって、それは無しにしようと、決めたのだそうです。
キノコとは木の子なのかなと思うことが時々あります。土から生えるのもありますが、それは土の子じゃないかと思いますが、ツチノコという得体の知れない生き物がいるとかいないとか。今日もまたゴチャゴチャ言っています。
秋深しいま聞くときぞブラームス
ブラームス二番二楽章しみじみと
秋の暮れ 今晩はの声 たそかれは 誰そ彼は たそがれ
霜月ももうはや半ばとなりにけり
我が髪も とうに霜月なりにけり
通るひと皆いそいそと帰り道
ほのかなる黒い姿が動く夕
曇天日天丼でも食べようか
天丼で返しをねらうが効も無し
こんな日はシャベルで土掘りあったかネ
柿食えば入れ歯ぐらぐら ふぁふぃふふぇふぉ
黄金の大玉夢み 苗を植え 玉ねぎ植え
自転車の姿が見えぬ秋の暮れ カチャカチャの音だけ