たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はサン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」~バッカナール~です。
歌劇「サムソンとデリラ」は、旧約聖書に登場する人物をモデルに作曲されたようですが、一般的には歌劇全曲の中でも、普通なら序曲が有名になるケースが多い中、この曲に関してはこの“バッカナール”が突出して有名な曲になっているようです。
“バッカナール”は酒神バッカスの事だそうです。
歌劇の内容は・・・、上にもちょっと書きましたが、自分もやはり歌劇全曲を聴いた事がないので、知らないんだな・・・コレが。
曲調は「旧約聖書」というくらいなので、宗教音楽的なのかな?と思いきや、結構エキゾチックな雰囲気が特徴的なこの曲です。
でも、旧約聖書の舞台(エルサレム)あたりの事を想像すると、イメージし易いかもしれません。
トライアングルがチリ~ン♪と響くと、オーボエがエキゾチックなメロディを
奏でていきます。まるでアラブやエジプトのような独特な雰囲気をかもし出して
いくと、
ホルンのリズムに乗ってフルートが軽快なフレーズを歌います。
それに続いて弦楽器が追いかけるようにそのフレーズをたどると、曲は
一気に盛り上がり、シンバルが響きトランペットが鋭いフレーズを聴かせます。
続いて弦楽器がザックリと刻むとフルートが舞い、シンバルがシャーン!と
激しく打ち鳴らされます。
独特の雰囲気を保ちながら今度はフルートがエキゾチックなメロディを奏でると
怪しく響く管楽器がそれに続きます。トランペットが一連の流れを締めくくると、
ホルンとフルートの独特のリズムにハープがポロン♪と優しく響き、
弦楽器が優しいメロディを広げていきます。
しなやかなフレーズをしばらく聴かせると・・・、
曲はまた怪しい雰囲気に戻り、弦楽器のメロディにシンバルがアクセントを
加えていきます。
メロディに勢いが付くと、ティンパニ(大太鼓)がテンポの刻みを大きくして
更に盛り上げていきます。
トランペットが加わり曲が派手になっていくと、やがて怒涛のようにティンパニが
押し寄せて、その上にホルンのフレーズがかぶさり、トランペットが響き
トロンボーンがバリバリと鳴らすと、豪快なクライマックスを聴かせて
エンディングを飾ります。
久しぶりにこの曲を聴きましたが、豪快で迫力のあるオーケストラの魅力がたまらない一曲ですね。
で、今回この曲を紹介しようと思ったのが・・・、
フィギュアスケートGPシリーズアメリカで安藤美姫さんがこの曲で演技をしてたんですね。テレビ朝日系列で昨日(10月28日)放送していたようですが、実はニュースで知りました。
安藤さんはコケてしまったので2位という成績でしたが、それにしても素晴らしい!おめでとう。
これからの季節はフィギアスケートでもクラシック音楽が楽しめますから、華麗なフィギアスケートを見ながらクラシック音楽に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんね。
≪オススメCD≫
交響曲と一緒に入ってます。
【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆☆★ →豪☆☆☆☆☆
哀:☆☆★★★
楽:☆★★★★
≪おすすめシチュエーション≫
激しく豪快なオーケストラが楽しめます。
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今日はサン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」~バッカナール~です。
歌劇「サムソンとデリラ」は、旧約聖書に登場する人物をモデルに作曲されたようですが、一般的には歌劇全曲の中でも、普通なら序曲が有名になるケースが多い中、この曲に関してはこの“バッカナール”が突出して有名な曲になっているようです。
“バッカナール”は酒神バッカスの事だそうです。
歌劇の内容は・・・、上にもちょっと書きましたが、自分もやはり歌劇全曲を聴いた事がないので、知らないんだな・・・コレが。
曲調は「旧約聖書」というくらいなので、宗教音楽的なのかな?と思いきや、結構エキゾチックな雰囲気が特徴的なこの曲です。
でも、旧約聖書の舞台(エルサレム)あたりの事を想像すると、イメージし易いかもしれません。
トライアングルがチリ~ン♪と響くと、オーボエがエキゾチックなメロディを
奏でていきます。まるでアラブやエジプトのような独特な雰囲気をかもし出して
いくと、
ホルンのリズムに乗ってフルートが軽快なフレーズを歌います。
それに続いて弦楽器が追いかけるようにそのフレーズをたどると、曲は
一気に盛り上がり、シンバルが響きトランペットが鋭いフレーズを聴かせます。
続いて弦楽器がザックリと刻むとフルートが舞い、シンバルがシャーン!と
激しく打ち鳴らされます。
独特の雰囲気を保ちながら今度はフルートがエキゾチックなメロディを奏でると
怪しく響く管楽器がそれに続きます。トランペットが一連の流れを締めくくると、
ホルンとフルートの独特のリズムにハープがポロン♪と優しく響き、
弦楽器が優しいメロディを広げていきます。
しなやかなフレーズをしばらく聴かせると・・・、
曲はまた怪しい雰囲気に戻り、弦楽器のメロディにシンバルがアクセントを
加えていきます。
メロディに勢いが付くと、ティンパニ(大太鼓)がテンポの刻みを大きくして
更に盛り上げていきます。
トランペットが加わり曲が派手になっていくと、やがて怒涛のようにティンパニが
押し寄せて、その上にホルンのフレーズがかぶさり、トランペットが響き
トロンボーンがバリバリと鳴らすと、豪快なクライマックスを聴かせて
エンディングを飾ります。
久しぶりにこの曲を聴きましたが、豪快で迫力のあるオーケストラの魅力がたまらない一曲ですね。
で、今回この曲を紹介しようと思ったのが・・・、
フィギュアスケートGPシリーズアメリカで安藤美姫さんがこの曲で演技をしてたんですね。テレビ朝日系列で昨日(10月28日)放送していたようですが、実はニュースで知りました。
安藤さんはコケてしまったので2位という成績でしたが、それにしても素晴らしい!おめでとう。
これからの季節はフィギアスケートでもクラシック音楽が楽しめますから、華麗なフィギアスケートを見ながらクラシック音楽に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんね。
≪オススメCD≫
交響曲と一緒に入ってます。
サン=サーンス:交響曲第3番バレンボイム(ダニエル),サン=サーンス,シカゴ交響楽団,パリ管弦楽団,リテーズ(ガストン),モグリア(アラン),ヨルダノフ(ルーベン)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆☆★ →豪☆☆☆☆☆
哀:☆☆★★★
楽:☆★★★★
≪おすすめシチュエーション≫
激しく豪快なオーケストラが楽しめます。
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安藤選手、惜しかったですね。これから、フィギュア・スケートでクラシックが使われることが多くなってきます。
勿論、バレンボイムのアルバム持っています。やはり、イスラエルで生活していたこともあるのか、サン=サーンスなど宗教的な作品は得意にしています。
バレンボイムは、力の入った熱血演奏をしてますから迫力満点です。