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初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

マズルカ

2006年06月20日 | ショパン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はショパン:マズルカです。

マズルカ??と言われても、「ショパンのピアノ曲?」以外に思い当たる事が無かったので、辞書を引いてみると載ってました!「ポーランドの民族的な踊り、また、その舞曲。」だそうです。3拍子のリズムですから、ちょっとしたワルツみたいなイメージでいいんでしょうね、たぶん。

ちょっと聴いた感じだと、ショパンのワルツよりは大げさでない分だけ迫力には欠けますが、聴きやすいのはこっちのマズルカの方かもしれないですね。演奏時間も1曲あたりなら、1~5分弱と非常に短くその意味でも聴きやすいでしょうね。ただし、曲数は多いですね。ショパンのマズルカだと全58曲とかなり多いです。なのでCDだと全曲録音されているものは2枚組ですし、1枚ならいいトコ取りのオムニバス版になっているようです。


 第7番(作品7-3):どんよりした暗いフレーズから始まります。何か詰め寄られて
 いるような感じなんですが、その後は速いフレーズでそれを言いつくろっている
 気もします。毅然とした態度で責められると、なんにも言えなくなってしまいますね。
 それだけ迫力のある曲だと言えるのかもしれません。

 第23番(作品33-2):スッキリした聴きやすい曲ですね。曲調も明るいですし、
 軽快な感じですし、曲が始まってからしばらくは、同じメロディの繰り返しなんです
 が、微妙にアレンジが加わっていますから、飽きる事はないと思います。

 第24番(作品33-3):最初は少し暗い感じもしますが、すぐに軽快なリズムになり
 ます。そこから明るさを見せ始めます。途中には若干激しく感じるところもあります
 が、短い時間の中にいろんな魅力をギュッと凝縮されたような、魅力たっぷりの曲
 ですね。

 第31番(作品50-2):ちょっと大人の雰囲気がただようこの曲ですね。けだるい感じ
 がするこのワルツはバーとかで流れていそうなオシャレな感じもします。薄暗い店内
 で、黒っぽいシックなドレスを着た女性がしっとりと弾いている様子が浮かんできます。
 
 第44番(作品67-1):明るい曲ですね。最初は控えめに始まりますが、それでも
 なにかワクワクするフレーズです。中盤に入ると活発に明るく踊りだしているようです
 なにか楽しい事があって、喜んでそれを報告しているようなとても明るい曲ですね。


マズルカは数が多いので、とりあえず印象に残っている曲や例によって個人的な独断と偏見でいくつかを紹介してみました。これだけ多いと色んな曲がありますから、自分に合ったお好みの曲を探してみるといいかもしれないですね。どの曲も短いですし手軽に聴けますから、本を読みながらときなんかにCDを流しているだけでも、自然に耳にしているだけでも全然違和感無く聴ける曲ばかりだと思いますよ。


≪オススメCD≫
マズルカがたくさん入ってます。

ショパン:マズルカ集
アシュケナージ(ウラジミール), ショパン
ユニバーサルクラシック

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≪オススメCDその2≫
マズルカのジャケットの写真が無かったので今回はこんなCDもどうぞ。
もちろんマズルカも入って6枚組のお買い得CDです。
ショパン名曲100
オムニバス(クラシック), ダン・タイ・ソン, シンフォニア・ヴァルソヴィア, ショパン, マクシミウク(イェジー)
ビクターエンタテインメント

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
本を読みながらでも、自然に聴ける曲ばかりじゃないかな?

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