50代後半の女性客2人が深夜の12時に来店。
私 「H子ちゃんとM子ちゃん、久しぶりやなあ」
私 「私ら滅多に来ないのに、名前を憶えてもらって嬉しいわ」
私 「俺、名前を覚えるのん、得意やねん」
客M「なんで?」
私 「お客さんが少ないから」
客M「そっち~」
私 「それにしても久しぶりやなあ」
客H「この前に来たのがコロナ前やから、3年半ぶりになるわ」
私 「そないなるか~」
客H「だからマスターの生存確認に来てん」
私 「最近のお客さん、みんなそない言うてくれるわ」
客H「マスターは若くないから、みんな心配やねん」
私 「有難いなあ。因みにこんな遅い時間に若い娘さんが飲みに来て、大丈夫か?」
客H「私ら“若い”やてぇ。そんなん言うてもらえるのはこの店だけやわ」
私 「そら、俺とこは年配客が多いから、H子ちゃんらは若手に入るで」
客H「私らもう若くないよ」
客M「この間、飲み屋さんの帰りに後ろから歩いてきた男性に声を掛けられてん」
私 「Mちゃんが若いから、ナンパしようと声を掛けたんや」
客M「それが、追いついて私の顔を見て『気を付けて帰りや~』と言われてん」
私 「なんやそれ」
客M「後ろ姿は若いから声をかけて、顔を見たら年寄りと思ってナンパをやめてん」
私 「失礼なやっちゃなあ。顔を見て中森明菜かいな」
客M「えっ、中森明菜?」
私 「中森明菜の代表曲は難破船。ナンパせん!」
客H「久しぶりにマスターのダジャレを聞いたわ」
※謎かけ:ナンパとかけて、神仏の恵みは?と解く。どちらも(口説く・功徳)でしょう
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます