12月の風が冷たくて、木々は葉を散らし
車は渋滞し、行きかう人はみな足早
街の中はすっかりクリスマス・ムード一色
きらめくイルミネーションはまばゆく夜を彩り
ツリーや飾り付けを見れば大人でもワクワク
季節の魔法が心に微笑みを届ける
でもその奥底に潜むのは淋しさや孤独
あと半月あまりで2023年の幕が降りる
時の流れが慌ただしく過ぎ去っていき
振り返ると様々な思い出がよみがえる
失敗したことや訃報、事件、事故、戦争
暗いニュースに心が痛めたことがあるけれど
スポーツは大谷で始まり大谷で終わった今年
また阪神日本一で天国の娘も一緒に歓喜した
淋しさも、喜びも、全てが織り交ぜられて
1年の終わりが新たな年の始まりへと変わり
2023年の体験が未知の境地へと誘うだろう
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。
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