一昨日の深夜、高熱が出たので、「もしやコロナでは?」と思いPCR検査をする事に。
以前は病院で受けたが昨日は日曜日なので別のPCR検査所に行った。
病院では、鼻から採取したので痛い思いをした妻はビビッていたが、検査所は唾液での採取だったので安堵した。
がしかし、その唾液がなかなか出ない。
私は口を閉じてうつむき口の中に自然出てくる唾液を貯めて容器の中に吐き出す、を何度か繰り返して既定の2?に達した。
私は10分程で出来たが妻はなかなか貯まらないので、スタッフが檸檬や梅干しの画像を見せたがそれでも出ない。
「梅干し婆さんが梅干しを見ても効果が無いで」「誰が梅干し婆さんや!」「歳がいきすぎて枯れ果てたんやで」「アンタより5歳も下やで!」
なかなか前に進まないので色々と考えた末に、私はある事を思い出した。
それは昔、柔道をしている時にのど仏に相手の手が当たり、オェッとなって黄水(きみず)が出た事があったのでそれを実践した。
妻ののど仏をトントンと叩くと「オェッ!」となって少し黄水が出た。それを容器の中に吐き出す。
トントン「オェッ!」トントン「オェッ!」トントン「オェッ!」4度繰り返すと既定の2?に達した。
傍で見ていた係員は笑いをこらえながら、「いいコンビネーションですね」と言ったので、「コンビを組んで45年や」と応えると「私ら漫才師か!」と妻がリアクション。
この年で働いているとは思っていない係員が「陰性証明を取って旅行にでも行かれるんですか?」と言ったので、「うん、新婚旅行や」と即答。「返事に困ってるやん」と妻。
今日、『検査結果:陰性』のメールが届いた。昨日はよい一日だった。
※謎かけ:PCR検査とかけて、垢抜けて惹きつける魅力がある人と解く。どちらも(鼻・華)があります