高須クリニックの高須院長が2日のツイッターで、昨年大晦日に行われた格闘技・RIZINでの世界5階級覇者フロイド・メイウェザーとキックボクサーの那須川天心のエキシビションマッチについて言及した。
ルールは蹴った場合はキック1発で約5億円の違約金を設定されていたが、高須氏は「もう5億円ペナルティ上乗せして不意討ちキックを食らわせてダウンを奪ったら面白い展開になったのに残念です。内緒で金出せばよかった」とツイート。
しかし、ボクシングルールで行い体重差が4.6㎏もあり、前人未到の無敗のまま5階級制覇を達成した世界的スーパースター相手では、高須院長が5億円の罰金を払っていても大人と子供の差があり過ぎて、5億円が死に金になってしまう。
試合が始まるまではRIZIN側も解説者も天心も「あわよくば」とかすかな期待をしたが、あれは1回2分19秒の茶番劇だった。
あの天心のぶっ飛ばされた姿を見て私は「コント?」と一瞬思ったぐらいのミスマッチだった。
RIZINは注目を集める為に10億円もメイに支払ったが、逆に世界から見てRIZINのレベルの低さを公開した形になり、RIZINに興味を無くした格闘技ファンもいたのでは?
それにしても高田延彦が「明らかに歴史に残る」持ち上げながら試合が終わるや否や「ほんとはやらしちゃいけない試合」とコメント。この「手のひら返し」に違和感を覚えた視聴者も少なくなかったはず。