(那覇選挙区には、定数11に対して13名が立候補)
6月10日(日)は、沖縄県議会選挙の投票日だ。野党の過半数が維持できるかどうかで、今後の沖縄の、それこそ命運が決まる。普天間基地の問題についても、「県内移設は不可能」と、「状況」を語るだけの仲井眞知事は、与党が多数を占めると、あるいは国の公有水面埋立申請に対して許可を出すのではないかと危惧する人たちも多い。
それでも、昨日届いた那覇市選挙区の選挙公報を見ても、自民党公認の候補者が、「普天間飛行場は県外へ」、「辺野古移設は認めない」、「嘉手納基地統合反対」などと主張している。数日前の新聞には、「与党過半数か?」という予測記事が載っていたが、まさに知事・与党系議員らの「争点ぼかし」が、功を奏しつつあるようだ。
ここ数年、前回の知事選、宜野湾市長選と敗北が続いているが、なんとしても野党の過半数を維持し、普天間基地閉鎖・撤去に向けたスタートの選挙となればいいのだが。
そして、選挙が終われば、いよいよオスプレイ配備阻止、高江の工事再開阻止の熾烈な闘いが始まる。
(92歳の義母も、車椅子で期日前投票へ)