Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

ピクニックゴハン。

2013-07-17 23:59:57 | Weblog
今日から職場に、新しい人が入りました。
別のチームだし来月からは作業場所も他の建物になるそうなので、絡みは多分ナイのですけれども。
朝早く、上司がとりあえず出勤しているメンバーに挨拶させて回っていましたが、私のとこに来た時、「スゴイ『出来る女』。時短なのに捌く仕事量はきっちり1人分」と紹介されました。

えええええいやいやまたまたそんななにをおっしゃる。(*゜д゜*;

さらりとお互い笑って済ませましたが、正直素直に嬉しかったです。
皮肉かとも一瞬勘ぐったけど、上司の性格からしてそういう場合はどストレートに言われるはずだと思い直しました。
喜んでイイとは思いますが、更なる高評価を目指して気の引き締まる思いでした。頑張る。

さて、職場でそんなモチベーションの上がる1コマはありましたが、自宅に戻ればモチベーションも下がります。(オイ)
そんなことでは家庭を切り盛りする主婦としてはマズイことなのですが、今ものすごく夕飯を作るのが嫌だ。
というのも、時間のナイ中一生懸命作っても、サキヒナは保育園でお腹一杯になって帰ってくるらしくお腹はポンポンで、夕飯はろくに食べないか食べさせるのが怖いほど。
そして残り物だらけ。減らないおかず。私だけ食べる食卓。馬鹿馬鹿しい。
でも作らないと、「ご飯は?」って言われるのです。はあ。
そんだけお腹を膨らませて帰って来るのだから、夕飯くらい食べなくても問題ナイことはわかっていますが、家で食べさせないことでまた園で大量に食べ、「家では食べさせてイナイのかしら」などと先生に心配されても困ります。
要は毎日のようにサキヒナの好むメニューを用意すればイイだけの話ではあるのですが、そうも言ってられないでしょう!
タンパク質・食物繊維・ビタミン各種・炭水化物… 私だって不器用ながら無知ながら、栄養バランスくらい考えるのです。
調理法も味付けも、なるべく毎日同じものにならないように、できれば見た目にも気を遣ってあげたい。
できないことも多いけど、できることはやってあげなきゃな、と… 頑張れば頑張るほど、空回っている気もしますが。
努力を放棄したら、もうそこから動けなくなる自信があるので(ダメママ)、継続は力なりと何とか踏ん張る今日この頃。

しかし現実には、今日は昨日の煮物の残りがたんまりあるので、残り物処理は絶対。
が、昨日の反応からすると食べないことは想像に難くナイ。
なので攻め方をちょっと変えてみることにしましたよ。

卵焼きを焼いて、オレンジを剥いて、トマトを切って、煮物も小さく切って形を変えて、お弁当箱に詰めました。
ご飯もおにぎりです。
いつものダイニングテーブルではなく、プレイマットにテーブルトレイを置いて、ピクニックご飯!
メニューで食わないなら、シチュエーションで食わせる!
新品未使用のテントも張ってやろうかと思いましたが、ハルトくんが片付けたので場所がわからず断念。

2階で遊んでいたサキヒナは、ゴハンだと呼ばれたのにテーブルには何も出てイナイことに首を傾げ、振り向いてリビングのプレイマットに並べられたお弁当箱を見てポカーン。(゜□゜)
しかしママに「今日はお弁当! おうちピクニック!!」と言われて意図を理解するや、「やったー!!」と喜んでくれました。
作戦成功♪
サキタは順調に完食、ヒナタは少々残したものの、お腹の膨れ具合からこちらが許せる範囲までは食べてくれました。
2人とも楽しそうに食べていたし、時間は掛かったけど、なかなか面白かったかも。
滅多に使えない作戦だけど、奥の手として覚えておこう~。



先週から読んでいた「火の粉」、やっと読み終わりました。
文庫の割に分厚いのもあるけれど、犯罪の質がじめっとねちっこくてうざかったです。
しかし、小説としては秀逸! 文句なく面白かった!
女性描写がリアル過ぎてイラッとしたり、彼女らの底力に感心したり。
父・母・息子・嫁・幼女という主役たる一家の中で、最後まで犯人より嫌いだったのは息子でした。
弁護士目指すのは結構だが、まだ勉強中で親のすねかじり。まあそれは良いとしてもだ。
自分で選んで結婚した、自分の子どもまで産んで育ててくれてる嫁を、馬鹿呼ばわり。
自分の親と同居、祖母の介護も手伝い、育児も一手に引き受けて、犯人に徐々に追い詰められていく嫁に、ふざけてではなく深刻なシーンで馬鹿呼ばわり。
嫁が相談できなかったのはオマエが軽すぎて甲斐性がナイからだろうが! 何様だ! 腹立つ!
大切なパートナーに上から目線で馬鹿呼ばわりという時点で、終わってると思う!
それで嫁や娘に尊敬されるかを考えたらどうか。成績は良くても頭は悪いタイプ!
しかも小説的に最後までコイツが騙され続けて方向転換することができず、本人も痛い目にあっていたよ。
悪いけど、それ見たことかとスカッとしたね。
小説の読後感としても、スカッと終われたかな。
父が責任取ってキレイに終わっていました。満足。