Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

宝探し。

2013-04-21 23:04:13 | Weblog
弥生さんとあき兄の家に遊びに行ってきました。
今朝は寒くて布団が暖かく心地良かったのか、普段頼みもしないのに起こしてくれるサキヒナが揃って爆睡。
揃って9時に起きるとか!! (サキヒナに起こされることを期待してアラームを掛けナイ私達もどうか)

特に時間を決めてはいなかったので焦ることもなく家を出て、天気は悪いながらも道路状況は順調だったため、いつも遊びに行く時間と同じくらいに到着。
雨の日に遊びに行ける場所があるのは助かるけど、弥生さん家に行こうとすると大抵雨なのは何でだ?

大人達が近況を喋り合い、サキヒナが弥生さん宅の僅かな玩具や絵本に飽きる頃、弥生さんとあき兄はお昼ご飯の支度を始めました。
「待っている間、あれをやって貰おうかな♪ 暇つぶしくらいにはなるでしょ」と、弥生さんがサキタに白い封筒を渡してくれましたよ。
開けてみると、弥生さんらしいキレイな字で書かれた、平仮名ばかりのお手紙。

「さあ たからさがしをはじめよう!
なぞなぞ① ママがおりょうりしてくれるばしょは どこ?
こたえはつぎのおてがみにかいてあるよ。
つぎのおてがみは 3かいのわしつ プーさんがもっています。」

すらすらと読んだサキタは、お手紙の主旨を理解できなかったのか、お手紙を貰ったということ自体に喜んでしまったのか、にこにこと突っ立ったまま。
そこで、「和室のプーさんが、またお手紙を持っているんだって! 3階に行ってみようか」と声を掛けると、今度はなぞなぞを解いたのか解かぬのかわからぬまま、走って行ってしまいました。
ゆっくり追い掛けるヒナタはハルトくんに任せ、私はサキタを追って行きます。
3階の和室に行ってみると、タンスの上のプーさんのぬいぐるみの膝に、2つ折りの便箋が載っていました。

「こたえ① キッチン(だいどころ)
なぞなぞ② おにぎりにまく くろいものはなに?
つぎのおてがみは あきにいのへや フランダーのしたにあります。」

「キッチン」の下に意味ありげな赤線が引いてあるのをにやにやしながら見つめ、手紙を読み終えたサキタがあき兄の部屋に駆けていくのを追います。(ここでは黒線ですけどね。お手紙では赤い二重線でした)
フランダーのぬいぐるみは、低い棚の上にすぐ見つかりました。

「こたえ② 
なぞなぞ③ しょうぼうしゃのいろは なにいろ?
つぎのおてがみは やねうらべやの ピンクのふくろのなかにあります。」

屋根裏部屋という名の普通の部屋ですが。(笑)
室内干しの竿の端にピンクの巾着袋が下がっていたものの、サキタはなかなか見つけられず。
いや、サキタの視線の高さではあったのですが、薄ピンクのビニール製だったので、サキタの想像とはちょっと違ったのかもしれません。
さりげなく誘導してやると、「ああ、これか~」と照れたように笑っていました。

「こたえ③ 
なぞなぞ④ あさのごあいさつは なんですか?
つぎのおてがみは あきにいのポケットにあります。」

これは簡単だったようで、すぐさま階段を駆け下ります。
ちょっと不安に思ったので、「ちゃんとなぞなぞは解いているのか?」と尋ねると、「わかってるよ~」と。
ホントか? (^-^;

「こたえ④ はよう
なぞなぞ⑤ あかくてつぶつぶのついた くだものは?
つぎのおてがみは せんめんじょのせんたくきのうえにあります。」

ここへ来て、到着してから手を洗ってうがいをしていなかったことに気付いたので、お手紙を探すついでに済ませました。(笑)
なかなか楽しそうに探していくので、その気配に弥生さんは嬉しそうです。

「こたえ⑤ ちご
なぞなぞ⑤ ごはんをたべるときにつかう 2ほんのぼうはなに?
つぎのおてがみは やよいちゃんのぽけっとにあります。」

弥生さんのポケットから手紙を取り出します。
お昼ご飯のラーメンの支度が整ってきていました。

「こたえ⑥ 
なぞなぞ⑦ こどものひに そらをおよぐおさかなは?
つぎのおてがみは げんかんのげたばこのうえにあります。」

玄関に掛け降りたものの、視線よりやや高めの下駄箱の上のお手紙はなかなかサキタの視界に入りません。
少しはみ出すようにして置かれていたため、しばらくすると無事に発見。
そういえば上がらせて貰った時、既にこれは置かれていたな。
珍しく置きっぱなしか、何か大事な用を忘れないように置いているのかと思っていたら。

「こたえ⑦ いのぼり
おてがみをならべて ひみつのばしょをみつけよう!
あかいしるしをならべてみてね。」

どうやらこれが最後のようです。
これまでのお手紙を順番に並べて持っていた私は、サキタにはまだ難しいらしい「赤い印」の暗号を読み解くヒントを与えます。
つーか、どストライクに解き方を教えナイと無理だね! (爆)
なぞなぞの答えに引かれた意味深な赤い二重線をつなげ、現れた指定箇所に、宝物が隠されていました。

弥生さん特製の金メダル♪
(金色の厚紙にお菓子の包装に使われていたらしいリボン、ホチキスの芯を隠すための金色のシールでできてた)
サキヒナ2人分、まったく同じものが用意されていましたよ。
「ヒナちゃんには小さいのにしようかとかリボンを短くしようかとか考えたけど、結局大きい方を欲しがるんじゃナイかなと思って。下の子ってさ、結局上の子と同じものが欲しいんだよね。私も何だかんだ言って、ちやに大きい方を取られていたもん」
よくおわかりで。(爆)
下の子ってのは、自分だけが下に見られてみそっかす扱いされるのを嫌うんだよ!
上の子と対等のつもりでいるからな!

この宝探し、弥生さんが子どもの頃から大好きな絵本「きょうはなんのひ?」を参考にしたのだろうと思っていたのですが、たまたまテレビの特集か何かで紹介されていたのを見たのだそうな。
「まぁね、ちやにはあの絵本の影響と思われるとは思ったけど。 仕込みは30分くらいだけどさ、正解を先に決めて問題を作るのって結構大変なのね! あと、全部平仮名で書くのが意外と。ついうっかり漢字で書いちゃって、最初はボールペンで書いていたけど、書き直せるようにシャーペンにしたりとか。メダルも家にあったもので作ったからお金は掛かってナイけど、金色の空き箱の無地のところから同じ大きさの丸を切りだすのが難しかったね!」
大変だったと言いつつも楽しかったようで、サキタの喜ぶ様子に満足そうな弥生さんでした。
何にしても、サキヒナのために時間と労力を割いて、楽しい遊びを用意してくれようという気持ちが、ありがたいです♪
ありがとう姉ちゃん!

夕方には雨も上がったので、散歩がてら近所のショッピングセンターへ。
サキタが我儘を言って泣いたのだけど(多分眠い)、甥っ子の泣き声に弱い弥生さんとあき兄が、代わりにとお菓子(という名目のマジックハンドの玩具)を買ってくれました。
甘い。

帰宅してオヤツまでいただき、あまり遅くならないうちにと帰って来ました。
あき兄、弥生さん、どうもありがとう~!
楽しかったです。また行く! (コラ)