Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

戦隊物ショー。

2013-04-07 23:22:57 | Weblog
シャツが背中側まるっと出ていたサキタに注意すると、「シャツペロリレンジャーだよ! 僕はシャツペロリブルー!」とポーズをキメられました。
なんだそれカッコ悪い戦隊だな。
因みにシャツペロリレンジャーは、「シャツ イン!」の掛け声で変身すると、普通に戻るのだそうだ。(笑)

さて本日は、市のお祭りにキョウリュウジャーが来るというので、すっかり散った桜を愛でに会場となる公園に出掛けました。
(例年なら桜が満開の頃になるので催されるお祭りなんだけどね!)
行きたいと言い出したのは勿論サキタですが、この情報を入手してきたのもサキタ。
どうやら保育園の仲良しのお友達から、ネタを仕入れてくるらしいのだよね…。
しかしそれだけでは情報が不十分だったので、そこから私が詳細を調べるということに。面倒。

ショーの始まる30分前に着いたのですが、ちびっこ達は既にたくさん集まり、設えられたステージの周りに敷物を敷いて場所取りの家族連れがたくさん。
ステージでは、市のサークルの発表会を兼ねての演目が複数登場することになっており、ちょうど民芸舞踊のサークルのおばさん達が踊っておられました。
それらを眺めながら待つこと30分、誰もいなくなったステージに、突然OP曲が流れ出します。
一気にテンションの上がった子ども達の歌声が周りから沸きたつなか、野太い声が混ざっているな、戦隊物好きのパパも来ているのかな? と思ったら、本気キモヲタ系の大きいお友だちがいたよ!
ビートバスターのジャケット(白にゴールドのラインが映える革ジャン)にお面を横につけて、ガブリボルバー持ってる! 本物だ! (爆)
「うるさい? ゴメン! どっか行けって? やだ! W」みたいに周りのちびっこに絡みまくって、親ドン引き! 明るいキモヲタだ!
ハルトくんも隣でドン引きなオーラを出していましたが、私は割とこういう人好き!(笑)
見てる分には面白いだけだし、基本この手の人に害はナイよっ。
職場にも、ジャンルは違えどこういうタイプの人はいるし。おっさんら普通にアニメ映画とか行ってるし話題にしてるし。

ショー自体はまぁこんなものでしょう、という展開。
サキタは勿論、ヒナタも食い入るように見入っていました。
私は大人目線で楽しむ感じで、スーツの中の人は当然テレビとは違う人だねぇとか変な注目の仕方をしたり、悪役にテレビで登場していた怪人がいて、親玉が「東映撮影所から復活させてきたのだ!」とか言うのを拾って笑ったり、「ピンクの中の人は女性かね? 男性か?」とマジマジと見つめてみたりしました。
悪役が喋りまくりなのだけど、その辺もお笑い風味で楽しかったし、ナレーターの女性も乱入してハリセンで悪役の雑魚キャラを倒したりしていて、ショー慣れしてるなぁベテランだなぁと感心したりな。
戦闘シーンでキョウリュウジャーが劣勢になると、子ども達は手を振り上げて飛び跳ねながら、大声で応援。
サキタもヒナタも必死に応援しているところが、微笑ましかったよ♪ やっぱ子どもはピュアだねぇ♪
後ろから大きいお友達の応援も聞こえてきたけど! ピンクに浴びせる応援が熱かったけど!

ショーが終わると、握手会が開催。
歩きながら流れ作業的に握手をしてくれるというだけのものなのだけど、サキタに尋ねると当然のように「握手したい」と。そうだよね。
なるべくさっと動いたつもりだったのだけど、長蛇の列の真ん中くらいにはなったかな~。(´▽`;
テレビも8回まで進んで、キョウリュウジャー人気も安定してきたかな…?
5人全員と握手することができましたが、最初のレッドの対応を基準とすると、ブラック・グリーンは握手しながら身を屈めて頭を撫でてくれたりととても優しく、ブルーは慣れてナイのかちょっと素っ気なかったっ。多分中の人若いな!(劇中では最年長設定なのに)(実際のスーツアクターさんは若いみたいだけどな)
ピンクはとても丁寧に握手して頭を撫でてくれ、サキタより低いヒナタにはもっと屈んでくれたりして、とても優しかったです♪
何となく物腰から、中の人は女性かな? 少なくとも子ども好き!

サキタは握手して貰いながら全員に「頑張ってね!」と声を掛けており、とても満足できたようす。
というか、ちょっと照れているのか緊張しているのか、顔を直視はできなかったみたいだし、終わった後は放心していたよ。(^-^;

「…朝テレビに出ていたのに、どうやってここまで来たんだろう? 近くで戦っていたのかな… 悪者が近くにいたら嫌だな…」
「トリンに連れて来て貰ったんじゃね? あっという間に来れるんじゃナイ? だからきっと遠くだよ!! テレビでは外国にだってぱっと着いてるじゃん!!」
「そっかー」

賢人トリンというのは、キョウリュウジャーを導く鳥の顔したヤツです。(身も蓋もナイ)
不思議な力を持つ人外のキャラで唯一味方。(人型・人語を話すキャラのみとして)
サキタはいったいどこまで、キョウリュウジャーをリアルだと思っているのだろう…?
完全にリアルだとは、まさか思ってイナイでしょうけれども…。
移動時間や距離に疑問を持つとは思わなかったよ!

ともあれ、なかなか楽しいキョウリュウジャーショーでした。
疲れたよ! あと何年、この手のショーに付き合うことになるのかなー! (T▽T)