Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

8冊。

2013-04-02 23:09:27 | Weblog
以前図書館で借りた、上橋菜穂子「獣の奏者」にハマっていたのですが。(今も好き。文庫欲しい)
この作者の代表作である「守り人」シリーズというのがあるのです。
異世界ファンタジーなのですが、私はこの人の文章が好きというか、世界観が好きというか、「魔法一発で形勢逆転☆ やったね!」的な主人公の特権がほとんどナイというか、その世界の人々がすごく地道に地に足付けて暮らしていて、主人公が力を付けるにしてもものすごい努力の上にそれが成り立っている、そんなところが好きで。
パラパラ見ただけでもこのシリーズも同様であることが窺えたので、期待大なのです。
世界観がしっかり描かれているだけに、その国特有の言葉や文化もきちんと描かれているので、それらに慣れるまでは大変なのだけども。
(そして登場する食べ物が素朴な割にいちいち美味しそうで困る。架空の食材とかで地味な作り方で質素なんだけどさ!)

自分メモとして書いておきますと。

・精霊の守り人
・闇の守り人
・夢の守り人
・虚空の旅人
・神の守り人 -上 来訪編-
・神の守り人 -下 帰還編-
・蒼路の旅人
・天と地の守り人 -第一部 ロタ王国編-
・天と地の守り人 -第二部 カンバル王国編-
・天と地の守り人 -第三部 新ヨゴ皇国編-

(更に、外伝となる短編集「流れ行く者」があるとな。これは文庫化はしていない)

全10巻にもなるこのシリーズ、読みたいのだけれど図書館で借りるとまた超分厚くてデカいハードカバーになります。(児童書の棚にあるしな)
通勤時間が読書に充てられる僅かな時間なので、持ち歩くにはちょっとキツイ。
「獣の奏者」直後に読みたいと思ったものの、「ちょっと文庫本で休憩しよう。オススメもたくさん教えて貰ったし。またあのドデカイ本を持ち歩く気力が沸いたら、手を出すとしよう」と一旦は手を引いたのでした。

すると、私が「獣の奏者」にドハマリしているのを見て気になったというohさんが、同じくハマってくださったらしく。
その勢いで、「守り人」シリーズまで読破なさったとな。Σ(*゜▽゜*)
しかも文庫本を購入なさったとのことで、「すぐ読み返すには全10巻は多いので、次に読むまでにはしばらく間が開く。本棚に仕舞いこむのも勿体ナイから」と、貸して下さることに!!

自分は図書館で借りる気満々だったのに、わざわざご自分で購入なさった方からお借りするとかどうなの!!
でも私は図々しいので、優しい言葉にはひょいひょい甘えるよ!!(オイ)
だってやっぱデカイ本は重い。(コラ)

そんなわけで、本日無事に、ohさんからの荷物が届いたのです。
文庫版「守り人」シリーズ! やっほー!
「とりあえず詰められるだけ詰めた。残りは別途送ります」と、8冊までが入っておりました。
全然問題アリマセン、そんな一気に8冊読破できるほど、読書スピードは速くナイし、時間もナイから!(爆)
とりあえず今読んでるミステリーを片付けなければならないし。(「氷の華」が結構分厚くてさぁ。面白いんだけど)
ohさん、ありがとうございますー!!
大事にキレイに読むからねー!!

基本的に「読書は通勤時間のみ」と決めているのですが(昼休みもOK)、「獣の奏者」で既にそれを破って家で夜更かししてまで読み耽った前科持ち。(爆)
なんとなくパラリと1巻を開いたら、気がつくと一章の1を読み終わっていました。あれー。
危険なので、迂闊に開けないことがわかった! これは再犯の可能性高い。

夜サキヒナを寝かし付けたあと、早速うっかり本を開きそうになりました。待て私。
気を逸らすために、昨日買ってきた食玩のミニプラを作って遊びました♪
とりあえず、「ガブティラA」作ったよ。
「ガブティラB」も作らないとガブティラができあがらナイって、デカイわね。