Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

お手紙。

2013-03-05 23:50:38 | Weblog
ヒナタを連れて、いつものようにサキタのお迎えにうさぎ組に行きました。
ロッカーの前に座り、サキタがトイレに行っている間に帰り支度をしていると、同じクラスのSちゃんが寄って来ました。

「あのね、サキタくんにお手紙書いたの」

Sちゃんはそう言ってふふふと笑うと、絵本を読みに行ってしまいました。
手紙ねぇ、サキタはすらすら読めるけど書こうという意欲は全然ナイんだよねぇ、他の子はもう字を書けたりするのか?
それとも女の子だから、お手紙が好きとかあるのかしら… とサキタのリュックの中を見ると、カードサイズの可愛らしい猫のメモ帳に文字が書かれ、何かこう立体的なシールが貼られていました。

…字… だよな…?

お迎えに来たら速やかに帰宅せよというルールの保育園です、ともかくその場はもたもたしてもいられないので、さっさと支度を済ませて部屋を出ました。
すると後ろからSちゃんが「サキタくん、一緒に帰ろー!!」と叫びます。(子ども達は一緒に帰りたがるので珍しいことではアリマセン)
オイオイSちゃん、Sちゃんのママはまだお迎えに来ていないでしょう… と苦笑しつつ、ヒナタもいるのでのんびり移動していると、お迎えのママを置いてけぼりの勢いでSちゃんが後ろから追い付いてきました。
サキタはSちゃんと仲良く手を繋いで玄関に走って行ってしまったので、ヒナタのペースで歩きつつ、Sちゃんのママとお喋り。
Sちゃんは4人兄弟の末っ子で、自分にも弟か妹が欲しいらしく、普段からヒナタを可愛がってくれる優しい女の子です。
そのお礼を言いつつ、サキタに手紙をくれたらしいことを話すと。

「ああ、書いてたわ~。ごめんなさいね、最近よく書いてるのよ。上の子達のおかげで、文房具なんかすぐ手の届くところに散らばっているから… ゴミになるのに~」
「いやいやそんな。サキタは全然文字を書こうとしないんですよ、Sちゃんスゴイなって。皆もう手紙とか書いてるのかな」
「ううん、Sだって書けてるわけじゃナイのよ、その気になってるだけで。サキタくん、字を読むことはできるんだねー! Sはわかってるようで読めてナイわよ、あれは。あははははー」

明るく言ってくれる穏やかな笑顔のSちゃんママに、実は癒されることしばしばな私。
1番上のお兄ちゃんはもう中学生だというから超ベテランママなのだけど、いつもふわふわおっとり優しい笑顔でさ、「お母さん」って感じのあったかい雰囲気の人なんだよね…。
男2人女2人の4人の子持ちで、なぜそんなゆとりがあるのか…!
この人とお迎え時に会うと、何かほっとするんだよな。(*´ω`*)

Sちゃんに手紙を貰ったのは、実は昨日が初めてでした。
サキタは直接受け取り、自分でリュックに仕舞ったのだと言っていました。
今日はロッカーの底に置いてあったので、もしかしてSちゃんはこっそりロッカーに入れたのでしょうかね?

まぁ気になる文面はと言うと、昨日は「Sより」、今日は「S」と、Sちゃんの名前と推測される何となく文字であろうものが書かれているだけの短いものだったんですけどね!
名刺か。(サイズといい内容といい)

この後、薄紫の折り紙を切って折ったような小さな紙に「サキト」と書かれた仲良しのサキトくんからのお手紙(やっぱり名前だけなんだけど、こちらは読めるくらいには上手かった)も発見。
するとサキタは、「僕もお友達にお手紙を書きたいな」と言い出しましたよ!
イイねイイね、お友達とのやり取りから、文字を書こうという意欲が出て来たか♪

「イイね、何て書くの? (^-^)」
「『サキタ』って書くよ! (^▽^)」

お 前 も か 。