Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

それぞれの診断。

2012-11-28 23:38:01 | Weblog
両親にサキヒナを頼んで出勤。
サキタは小児科に、ヒナタは耳鼻科に、それぞれ連れて行って貰いました。

昨夜は体だけだった発疹が、今朝は更に増えて顔にまで出て来たサキタ、水疱瘡の診断を受けました。
予防接種受けてたのに、嘘でしょ。orz
処方されて来たのは、粉薬と、塗り薬。小麦粉を溶いたような、粉っぽい塗り薬です。
ネットの掲示板によく出て来た、「白い薬」とあったのはこれか…。
私は幼稚園の頃に水疱瘡をやっていますが、勿論覚えていることなど皆無で、休憩時間にすばやくネットで調べます。
水疱瘡は2週間くらいの潜伏期間を経て発症、5~7日で発疹も残りつつ治り登園可能な状態に、2週間もすれば完全復活?
病院で出された薬は5日分だから、そのくらいで再度受診しろということだよね?
保育園に行くには、医師記入の登園届が必要だったはず!
1歳の時に予防接種を受けてはいたから、軽く済みそうなのが幸いです。
2回接種を勧めていますと言われたそうだけど、私だって水疱瘡の2回接種なんて月曜日に病院の小児科で張り紙を見たのが初めてだったよ。

ヒナタは、先日耳鼻科で診て貰った先天性耳漏孔の腫れが良くならないので、家の近所の耳鼻科に行って貰いました。
そこはママ友の間でも評判が良いのだけど、先日は休診日でさ。
隣駅で掛かった耳鼻科、その後口コミ見たら物凄く嫌な感じでね…。(事前にハルトくんが他のサイトで見た時は、まずまずの評価だったらしいのだけど)
先日の小児科の先生(耳鼻科出身)も、薬の処方に驚いていたようだしね… どうにも不信感が募ってしまってね。
せっかくすごく近いところに評判のイイ耳鼻科があるのだからと、そちらで診ていただきたかったのよ。

そしたらね。

ヒナタの症状は結構酷いものだったそうで(やっぱりか)、内部に溜まった膿を出さなければ話にならないということで。
切開せず、ぎゅ~と押すことで強引に皮膚を突き破り、膿を出したというのです。
針穴程度の入口は膿が固まって塞いでいたため、裂傷から血は飛び散り、やっと外に出せた膿がどろりと。(膨らんだままだったし)
当然ヒナタはギャン泣き、千矢母も指示されるまま抑えつけながらも目を逸らす有様だったそうな。
あわわわわわ。(゜д゜;|||||
塗り薬と飲み薬(抗生物質? と、お腹を壊すからと整腸剤)、そして「耳垢が奥で固まっていて鼓膜が見えづらい。取るために耳垢をふやかす薬を出します」と出された点耳薬とでもいうのか液体の薬(耳の奥にぽたりと垂らすんですってよ)を出して貰って来たそうです。

もうね、話を聞いていて、涙が止まりませんでした。
ゴメンねゴメンね、何でママ、ヒナタをそんなお耳に産んでしまったのだろう。
遺伝は仕方がナイにしても、ママの耳にはそんなものナイのに、どうしてヒナタのお耳に出てしまったのか。
ヒナタの耳と取り換えられるなら、ママの耳なんかいくらでもぶち抜いてやるのに。

私が帰宅した頃にはそんなことすっかり忘れたように、「ママー♪」と纏わりついて来たヒナタ。
処置した後は絆創膏を貼るらしいのですが、ヒナタの傷は外耳の中心過ぎて絆創膏が貼れない位置だったらしく、押さえて止血しようにも大暴れしたのでしょう、血がべっとりと外耳全体に貼り付いて、どす黒くかぴかぴに固まっていました。
その悲惨さと言ったら。(傷以上の惨状に見えたのは確かですが)
抱っこしてー♪ と両手を広げて甘えて来るヒナタを抱き締めて、しんどいのはヒナタだとわかっているから奥歯を噛みしめて、でもほろほろと流れる涙を堪えることもできずにいると、千矢母に頭を撫でられました。

「次は金曜日の予約が入っているから、お母さんがまた連れていくから。千矢は仕事に行って来なさい。大丈夫、眠い時なんかは『ママ、ママ』言うけど、何とでもするから! お母さんの実家の家系の遺伝だからね、大変なものを継がせてしまったねぇ」

同じように先天性耳漏孔を抱えていても、一生気付かずに過ごせる人もいるし、少なくとも大人になるまでトラブルにならない人もいます。
なのにヒナタは、やっと1歳10カ月になったばかり。
「繰り返すようなら摘出手術」という話を既に出されているように、今後何事もなく過ごして行けるとはちょっと思えナイのです。
持っていてイイことなど何もナイものだけど、それを取るために手術しなければならないなんて。
わけのわからん幼いうちにそうなるのか、恐怖を感じるくらいまで大きくなってからになるのか、それに耐えられるほど成長してからでイイのか、まったくワカラナイけれど。
なるべくヒナタの心と体に負担のナイよう、済めばイイと思います。
理想としては、ヒナタが自分の意思で判断できるくらいの大人になるまで、次のトラブルが起きなければイイのだけど。

昼寝をほとんどしなかったというサキヒナを早く寝かせるために、お風呂も少し早めに入りました。
サキタは脱がせてみると、顔・手足は少ないものの胴体にはまんべんなく昨日以上のボツボツが。
中心が潰れたように固くなって来ているものもあり、ちょっと痛そうなものも。
本人は痒かったり痛かったりするようだけど、「触らない方がイイんだよね。触らない方がすぐ治るんだよね。触りたいけど、僕触らないよ」と聞きわけも良い。
こちらは粉薬も口の中にサラサラと入れて水のコップを渡せば上手に飲むし、薬も素直に塗らせるので問題ナシ。
大人しくさえしていれば、時間と共に治癒するでしょう。
(4歳で粉のまま薬飲めるってすごくね? 私はずっとオブラートを使っていて、飲めるようになったのは大人になってからだよ!)

しかしヒナタは、外耳を汚していた血を拭いつつ、まだ溜まっていそうな膿を出すべく押してやらなければならず、ついでに貼りつきそうな耳の回りの髪を少しカットしたこともあり、大絶叫でギャン泣き。
また少し膿は取れたし、耳もキレイになったけれど、泣き喚くヒナタにとってはイイ迷惑でしかなかったでしょう。
千矢母に協力して貰い、強引に薬を塗り、更に薬を飲ませます。
こうなると素直に薬など飲んでくれるわけもなく、泣くのに口を開けたところを狙ってすかさずスプーンで流し込むしかナイのですが、千矢母は「お母さんより容赦ナイわ… (゜д゜;」とポカーンとしていました。
喉の奥に流し込んでむせたりしないよう、ちゃんと頬の内側を伝って自分で飲み込めるように狙ってるわ!

サキヒナは寝室に連れていくと瞬殺で寝落ちたので、それ以上痛々しい姿を見ずに済んで良かったです。こちらの精神的にも。
ハルトくんにもサキヒナの様子を伝えており、水疱瘡について軽く調べたりしていたそうなのですが、「子ども達は水疱瘡の予防接種はしていなかったんだっけ?」と…。

受 け と る わ ! ! щ(゜皿゜щ)

私がどんだけ必死で予防接種の数々をサキヒナに受けさせていったか!
全て受けたことを逐一報告していたし、スケジュールに悩む姿も散々見ていたはずではなかったかね!
特に1歳過ぎてからの予防接種は、育休も終わってしまっているから、仕事の合間を縫って休みを取ったり、土曜日接種できる病院で何とか予約を取ったり…!
何かすげぇ評価されていなかった気がして脱力。
予防接種は受けてます、だからサキタの水疱瘡は、軽症で済むと思われますよ…。