Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

七五三の五の部分。

2012-11-17 23:40:53 | Weblog
本日は、サキタの七五三のお祝い。
羽織袴を着せて写真館で写真を撮り、神社で祝詞を挙げていただきますよ。
いつもは六輝にやかましい拘る千矢母も、「七五三の時期の混雑は耳に入っている。衣装レンタルを利用するのだし、衣装や写真館の日程を優先」と納得してくれていたので助かった。(いつもはここで1バトル)
なるべくさっさと済ませたいし、サキヒナが眠くなったり日が落ちて寒くなったりしては困るので、着付けの予約は10時。
先勝で吉とされる午前中に動けるので、結果オーライ♪

少し早めに起きて(と言っても平日よりはゆっくり目)、サキヒナは寝かせたまま私とハルトくんだけ朝ごはん。
サキヒナが起きて来たら、サキヒナと両親が朝ごはんを食べつつ、ハルトくんと私は支度に取り掛かります。
なかなかスムーズな流れです。
朝食を終えた千矢母に、まずは私が着物を着せて貰いました。
弥生さんが大学卒業の時に仕立てた、ピンクの着物を拝借♪ (千矢母のステキな帯が目についてね、それに合わせるとこれがベストだったので)
録画のゴーバスターズを食い入るように観ていたサキタに、「ママ着物着たよ、どぉ~?」と聞いてみると、こちらにやっと視線を向けたサキタは「ママ、花嫁みたい~! 可愛い♪ (^▽^)」と。うふ~。(*´ω`*)

ハルトくんはスーツ、ヒナタは平服ですが一応黒のズボンと白のトレーナーで。(どうせ足元はカラフルなニューバランス)
一通りのお出掛けグッズ(主にヒナタの)と、衣装室に用意するよう言われた荷物を持って、先に家族4人で出掛けました。
千矢母も着物を着るし、軽く食器など片付けてくれるとのことで、時間差出発~。
サキタの着付けが終わる頃、写真館で合流ですよ。

移動の間は、慣れナイ着物に苦労させられる私。(オイ)
足が開かナイしさ、階段登るのに纏わりつくしさ、甲高なもんで鼻緒が締まって痛いしさ!
でも、友人の結婚式の洋風ドレスアップとは違うキレイな格好にテンションは何だか上がるし、和服って背筋が伸びて気が引き締まる気がするよね。
ハルトくんに、「ママっぽい? うふふー(^-^)」と声を掛けたら、能面のような笑顔が返ってきました。嘘の吐けナイ男です。

まずは神社の美容室に向かい、サキタの着付けをしていただきます。
結婚式も扱う大きな神社の衣装室・美容室なので、担当の女性は年配が多く、ベテラン揃いといった印象。
初めての場所、初めての経験、見知らぬ顔にビビリ出して縮こまるサキタに、笑顔で声を掛けながらひょいひょいと着付けをしていきます。
私が着物を着ているのを見て、「ほら、ママ素敵じゃない。サキタくんもカッコよくなろう。ママをエスコートしてあげなきゃ!」みたいなね。
美容室と言っても、倉庫のような部屋の一角に畳を敷いて場所を確保し、衣装がたくさん掛かっているような場所。
今日は結婚式も行われるようだし、七五三は予約びっちりのようで、何とも適当感のある場所です。
他にも数組が同じ場所で、仕切りもなく着付けやヘアメイクなどされています。
サキタは男の子でヘアメイクはナイということで、鏡すらナイ、端っこの方でばばばっと着せられていく感じです。
仕方ナイよね、女の子はどうしてもヘアメイクがあるし、7歳の子達だったので自分の着る物やお道具にも興味津々。
されるがままのサキタとは違い、今自分がどういう状態なのか、可愛く着せて貰っているのか、逐一チェックするかのように鏡をガン見なのです。
サキタより1つ年上と思われる男の子で、鏡のあるスペースに通されている子もいましたが、そちらはママも着付けとヘアメイクをなさる様子。
男の子はスーツ着用のようで、鏡の前に座ったのはママ。ふむふむ、そりゃそうなるよね… とチラリと見ただけだったのですが、サキタが仕上がった頃にそちらを再び見て、ぶったまげた。
お母様、超派手派手の着物に盛り盛りの髪、じゃらじゃらとした髪飾り… 成人式ですか…? (゜д゜; (どう見ても30歳半ばです)
割と大柄のママさんだったので、それはそれは物凄い存在感です。
他にも勿論ヘアメイクをなさっていたママさんはいて、やはりそれなりに髪を盛ったりして派手になってもいたのですけど、7歳女児のママだったこともあって、本人も目立つからまぁイイのでしょうと思ってたら。
一際目立つ仕上がりになったそのママさんは満足そうに鏡の前でくるりと回り、側に立って待っていた息子に機嫌良く話し掛けています。
…息子、すごく地味になっちゃってますよ… 完全に主役を食ってますよ…。(´▽`;
女の子はイイよ、本人もきらびやかに華やかに目立つから。
だけど男児は、化粧はしないし髪だってちょっと整えるのがせいぜい。(サキタは何もしなかった)
羽織袴なら派手な刺繍もあるけど、スーツはそうもいかんだろ…。
なんにしても色味はどうしても黒・青・グレーなどに落ち着くので、ママが派手だとどっちが主役だかなるほどワカラン。
自分で纏められる髪形を美容師さんに聞いた時、「あくまでも小振りに纏めて。耳より高い位置で作るな。主役は子どもと心得ろ」と言われた理由がわかったような気がしたわ…。(指示通り低めの位置で小さなお団子に纏め、シンプルな赤い玉のついたかんざしだけ挿しました)
いや、よそのご家庭なので別にイイんですけど、あまりにも衝撃的な姿だったのでうわわわわ、と。

外に出て少々写真など撮ると、すぐに写真館へ向かいます。(途中で千矢父・千矢母とも合流)
予約はできない写真館なので、到着順になるからどうなることか… と思っていたものの、実際には待っている組は全くおらず、その時撮影中だった成人式の前撮りと思われる女性が終わったらすぐに呼ばれました。
神社と提携している写真館で、サキヒナの通う保育園の集合写真なども担当している、所謂「地元の写真館」。
(うちはお宮参りでここを利用していたので、逆に衣装レンタルを相談したら神社の衣装室を教えてくれた)
神社の写真室にも入っているので、どうやらそちらを利用する人が多いようでした。実際そちらはすごく混んでいて待ってる組がたくさんだったし。
ちょっと距離はあるけど草履のサキタでも徒歩数分くらいだし、スタジオは神社の写真室より整っているわけだし、皆こちらを知らないのかな…?
おかげですぐに撮影に入ることができて、助かりましたけども♪
祈祷前にさっさと終われて着崩れ前だったし、機嫌もイイうちに撮影が終えられたのは大きい!

撮影は、本人・両親・弟・祖父母の6名が1カット。
本人・両親・弟の4名が1カット。
本人のみが1カットの3枚。
サキタ本人は緊張して顔が強張るし、ヒナタは最初こそ大人しくにこにこしているものの飽きてくれば抱っこされた膝から脱出しようとずり落ちるし、まぁ大変ではあったよね。
特に最後のサキタ1人のカットとなると、本人の疲れと飽きと緊張でなかなか…。(^-^;
ママはカメラの後ろに回り、「サキタ! 可愛い顔~♪」「『イェーイ!』の顔してっ(≧▽≦)」などと声を掛けたり手を振ったりして気を引き、何とか撮影完了しました。
よく頑張った!

続いて神社に戻り、祝詞をあげていただくために申し込みを。
すると本殿が中庭のようなところから立ったまま本殿を見上げるような形で並び、纏めての祝詞。
一家族1列で本人を先頭に並び、どんどん並べられていきますよ。
混雑しているのでこんなものでしょうが、きちんと全員分のお名前を読み上げてくれるのはありがたいですね。(´ω`)
時々、「ぼこ」「ぼこ」とあちこちから音が聞こえたのが印象的でした。
7歳のお姉ちゃん達がね、いじっていたバッグを取り落とすんですよ。続いて聞こえるじゃりじゃりっという音は、慌てて拾い上げる時の草履の音。(^-^;
「7歳でそれか」と思うと、4歳のサキタは玉串をちょいちょいいじっていたけど、お行儀イイもんでしたね。
というか、男児にお道具を何も持たせナイのは正解だと思う。
女児は端で見ていても、キレイで華やかでいろんな色・柄・髪型・飾り・テイストがあって楽しかったですね。
3歳女児の可愛さは無敵だし、7歳女児の誇らしげ・なりきり・嬉しそうな様子も気持ちが良かったよ!
男児は5歳のみだし少ないな~ と思ったけれど、実際の数だけでなく目立たないのもあったかもね。
兄弟で晴れ着に身を包んだ子ども達、兄弟姉妹の七五三の付き添いで軽くドレスアップした子ども達、そして気合の入ったママを中心としたご家族、ささやかにやればイイよねというスタンスのご家族。
ホント、いろいろでした。

サキタは慣れない着物で頑張ったけれど、祈祷が終わった辺りで限界。
その後は少々写真を撮ったくらいで神社の衣装室に戻り、その場で脱いで返却し、本人だけが平服で帰宅となりました。
脱いだ途端元気になったから、窮屈だったんだよね。
激似合ってたから、ママはテンション上がったけどな! (*´▽`*)
サキタ超カッコイイ! やっぱ似合う! よっ和風顔! みたいな。笑え。
帰宅してからは少し遅めの昼食にとお寿司を取り、ランチの後はパパママが崩れて寝落ちる中じぃじとばぁばに遊んで貰い(推測)、夕食前には満足そうに千矢父&千矢母は帰っていったのでした。
毎度のことながら、つきあってくれてアリガトウ~♪

1日がかりを覚悟していたけど、半日程度で終われて良かったです。
サキタの限界が近いのは勿論ですが、私も慣れナイだけあって、結構キツかったよ!
それでも、ママっぽかったかはともかく(爆)、千矢母がきっちり着付けてくれたので着崩れも平気だったと思います。(^-^)ゞ
寒いからと着物の上に着る和コートを用意してくれたり、天気も崩れるからと草履カバーや雨コートも持って来てくれていて、本当に至れり尽くせりです。感謝なのです。

そう、天気。
数日前からよりによって土曜日のみ、雨マークがついていたのですが。
何の根拠もなく「晴れ女」と言われるだけの偶然で天気に恵まれることが多い私は、「大丈夫、ママが晴れにしてやるぜ!」と勝手に思っていました。
結果、写真館から神社に戻る時に霧雨、祝詞の待機時間(屋根アリ)で結構な降り、祝詞を終えて写真を撮ったりしているうちに止む、帰宅途中最寄駅に着いてから家まで小雨、家でお昼ご飯を食べている辺りから夕方に掛けて雨、夜には土砂降り。
うむ、朝から1日雨の予報ながら、今回もまずまずの晴れ女ぶり。

サキタの七五三祝い、無事に済んでほっとしました。(´ω`;
早生まれのヒナタは数え年実施にしても3年後になるでしょうし、多少は勝手もわかったし、しばらくは落ち着いていられそうです。