男児の社交。

今日は特に書きたいネタもなかったので、ちょっと前に気に掛かったことをメモ代わりに書いてみます。
あまりお上品な話題ではございませんので、苦手な方はご注意ください。
それは、ある日の夕食時、サキタの一言から始まりました。

「保育園でね、AくんとSくんがすぐ『うんこ！』って言うんだよ。嫌なんだよ～」

な　ぜ　そ　れ　を　今　言　う　。orz
食事時には適さないその話題を持ち出したことを注意しようとしたものの、サキタはあくまでも「園であったちょっと深いな出来事の愚痴」といった風で、ちょっと口を尖らせながら話しています。
とりあえずは、話を聞いてみることにしました。

「『うんこ』とか『おしっこ』とか？　すぐ言うんだよ。汚いよね。やめてって言うんだけど、やめてくれないんだ」

初心者向け下ネタワードなど、子どもの大好物でしょう。
AくんとSくん（双子）が特別お下品な子どもというわけではなく、他の子ども達の名も挙がっていたことをお伝えしておきます。
いちいち誰だとか私が覚えなかっただけで、サキタが仲良くしている男の子達ほぼ全ての名が出たと言っても過言ではナイ。
安直にウケが取れるしね、子どもってそんなもんだよね。
特に男児。そんなもん、そんなもん。（泣）

我が家では、サキタがこれらの下ネタワードに過剰反応を示す（＝大ウケする）時期が訪れた頃、それがどういう物なのかを話しました。
ゴハンを食べて、お腹に入る　→　お腹の中で、栄養とそうでナイものに分けられる　→　栄養は体中に広がって、そうでナイものはお腹のもっと下に降りて来る　→　そこでまた、もう栄養はナイかな？　とよーくよーく探す　→　見つかった栄養はまた体中に広がり、もう栄養はアリマセンね、となった残りがうんちになって外に出るのだよ、と。
だから、要らないものを外に出す意味で、うんちを出すのはとても大切なこと。大切な体の仕組みで出るもの。
だけど、うんちは体に必要のナイもので、汚いものだから、触ったりしては絶対にいけないし、ふざけて言ったりするのはあまり良いことではナイと思う。
そういう言葉が面白いと思う人も中にはいるのかもしれないけど、ママはうんちとかふざけて言うのは好きじゃナイし、イイ気持ちはしない。
特に何か物を食べている時にうんちとか言うのは、汚い物のことだし、失礼だよ、と。

勿論、こんな説明で男児のおふざけを封じられるとは思っていませんし、よその子にまでどうこう言うつもりもありません。
少なくともサキタに、食事の席で、ふざけて話題に出すことくらいは止めて貰いたいな、と思った次第です。

そしたらどうよ。
サキタは、「うんちを出すのは大切」「でもふざけてうんちとか言うのは良くナイこと、汚い言葉」とがっちりインプットしたようでした。
その結果、この年頃の男児が避けては通れぬ下ネタワードの数々に、不快感を覚えるようになった、と。

それは願ったり叶ったりなのだけど、そんなことで男児としての社交の場に身を置けるのか？！　と、今度は不安になってみたりする私なのでした。
別に子どもらしいレベルならその手の言葉で喜んだってイイのよ、TPOをわきまえて欲しいだけなのよママは…。

どこまでも続くよ、ナイ物ねだり。
子育ての悩みは、尽きません。（T▽T）