Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

リアルママ友の忠告

2010-02-27 23:52:59 | Weblog

2/23、サキタ妊娠中からのママ友が、第2子となる娘ちゃんを出産しました!
おめでとうー! お疲れ様ー! (≧▽≦)

退院は日曜日、そのまま実家へと里帰りの予定になっているというし、サキタより半月ほど早い生まれのお兄ちゃんもいるしで、生活のリズムが落ち着くまではしばらく掛かるだろう。
そして私は平日時間を取ることが絶望的に難しいので(有休はかなり希少だからね・泣)、彼女に会いに行くチャンスは今日しかナイ!?(いや、長い目で見ればあるだろうけども)
少なくとも、娘ちゃんの新生児期に会えるチャンスは、今日しかナイわけだ!

そんなことに今朝思い当たったので、早速ママ友にメール。(入院中だが、その辺甘い病院なのはもうわかっている)
生まれて最初の週末だし、ご家族もいらっしゃると思うけど、チャンスは今しかナイと思うので顔を見に寄らせて貰えナイか、と。
すると嬉しくもすぐに返信が♪

『気を遣ってくれてありがとう! まさに今日しかナイのだけど、やっぱり19時までは親戚が来ることになっているの。19時以降なら大丈夫! でも、夜道は危険かな』

OK! ノープロブレーム!

電車に乗って~とか、バスや車で~、とかって距離ではナイ。
徒歩10分ナイくらいの距離だ、夜道だってなんのその!
近い病院で良かったよ♪

面会時間を一応調べると、土曜日は20時まで。
お疲れだろうから長居はしないつもりだし、19時に行っても充分な時間だろう。
病院のHPに、『新型インフルエンザ対策のため、面会はなるべく家族まで。子供は特に、生まれた赤ちゃんの兄・姉に限らせていただきます』と書いてあったので、サキタはハルトくんに任せて置いていくことに。
時間も遅いし、何だか鼻水垂らし気味だしな。
サキタと同い年のお兄ちゃんも病院には来ていないようだから、連れて行く理由はほとんどナイし。
私は、受付で何か言われたら「従姉妹です!」と言い切ることにしよう。(コラ)

約束の時間少し前に家を出て、少々のお菓子セット(春らしくてカワイイの♪)を買い、そのまま病院へ向かう。
愛想の悪い受付の守衛さんに部屋番号を聞き、いざママ友の部屋へGo!

超タイミング悪く授乳中でしたが、久々に会うママ友は、産後とは思えぬほどに元気溌剌だったよ!
開口1番に「ちやちゃん、超キレイになってるー!! やっぱり働くママはキレイになるねー!!」と言われ、いやんもっと言って♪ってなった。(オイ)
初産の時も6時間程度と安産だった彼女は、今回はなんと1時間半の超スピード安産だったそうだ。
里帰り中の実家で腹痛に気付き、「いやいやそんな、こんなもんじゃナイって。でもまぁ予定通り家(病院のそば)に戻るか~」とのん気にしていたら、気がつけば数分間隔の陣痛に。
慌てて病院へ行き、陣痛室でも「いやいや、まだまだこの程度の痛みじゃナイ」とか思っていたら子宮口全開大。
分娩室へ移動し分娩台に上がろとしたところ、「ん、何か来るかも」と思い、横になって点滴を刺したところでツルリと生まれてしまったそうだ。

「1回も力まなかったよ! 会陰の処置も止血もナイし、超楽だったー!
今入院している人達は、1人を除いて皆2人目以降のママなんだけど、長い人でも3時間だったってよ?
間に合わなくて自宅出産になったり車中出産になったりすることって多いらしいから、15分間隔になったらすぐ病院に連絡するよう言われていたし。
そうなると赤ちゃんも危険だから、ちやちゃんも次に出産に臨む時には気をつけてね」


少なくとも、サキタの時のような20時間というのはなさそうで良かった。(あってたまるか)
因みに2人目ママ達はツワモノ揃いで、母子同室にはほとんどしていないそうだ。

「皆、『授乳になったら呼んでください』って預けっぱなしだってよ。
家に帰ったらどんな毎日が待っているかをよく知っているし、今のうちにゆっくり回復しておきたいじゃナイ?
同室にしていると、おむつを換えなきゃいけないし~。夜はずっと『ミルクでイイから』って預けちゃう。
だからいつも、新生児室には赤ちゃんがいっぱい~♪」


ベテランママ、強過ぎる。(^▽^;
因みに、早生まれを狙ってくるのはやはり2人目以降のママが多数のようだ。
妊娠中に4月入所の手続きをしてしまい、生まれたらすぐに(生後52日以降)保育園に入れてしまうんだって!
1人目もそうしていたママがいるらしく、「離乳食? 知らな~い」というツワモノだ。
確かに1回食・2回食くらいなら園で済ませてくれるし、3回食になったら食べられるものも増える。
週末くらいなら、オールベビーフードでいけちゃうという話。
キレイ事を言えば「それはどうよ」とも言えるだろうけど、それぞれのライフスタイルと価値観というものがあるし、子供に関わる時間が短いからこそ寛大な気持ちで濃密な時間を過ごすことができる、というのも一理あると思うのだ。
うちでそれをやろうものなら、ハルトくんが怒りそうだけどね。(自分じゃ24時間子供の相手なんかできないくせに)

今回ママ友は、妊娠初期~中期に掛けて無理をしてしまったことを、いたく反省しているとのことだった。
上の子は1歳8カ月になるまで歩かなかったため、ずっと抱っこだし。
他の子供達に触れさせて刺激を与えるべく、近所の保育園の開放日などに積極的に連れて行ったり。
お腹が痛かろうが多少の出血があろうが、午前中3時間は外へ出て散歩。(しかもベビーカー押して歩くのはママだけ)
更に、少し離れた大きな病院まで、上の子の発達について定期的な検診を受けに連れて行ったりもして。
専業主婦だし…と、布団を干したり買い物したり、息子以外の重たいものもガンガン運んでいたという。
結果、年末には胎動を感じられなくなり、お腹もカチカチになり、慌てて実家で安静生活。
しばらくして胎動は戻ったものの、旦那様と息子くんと10日ほど離れて過ごした年末年始は、とても辛かった…と。

「前回の妊娠は仕事をしながらだったというせいもあると思うけど、『こんなに頑張ってる私、カッコイイ!』みたいな気持ちが、どこかにあったんだよね。そんな自分が好きっていうかさ。でも、『自分でセーブできる自分がカッコイイ』と考えを改めたし、もっと早くそうすべきだったよ」

あぁ、わかるわかる~。(^-^;
私もテパがお腹にいた時、仕事の後サキタの相手とかって無理無理無理と思いつつ、サキタを寝かしつけた後の達成感に酔いしれていたり、「さすが私!」と1人悦に入ったりしていたような気が。(オイ)
「こうした苦労も、全てはネタになる!」という気すらあった。(オイ!)

耳が痛いなぁと思いつつ相槌を打っていると、彼女はくるりと視線を私に向け、諭すように言った。

「ちやちゃんは、ダメだよ」
「へ?」
「ちやちゃんはすごい頑張り屋さんだからなぁ、私みたいに無理してはダメだよ。本当に心配」
「いやあの、私が1番、メールとかで皆に弱音を吐いていましたが…」
「それでも、ちやちゃんは全部自分でやったでしょう。弱音を吐くことがあっても、ちやちゃんはやるべきことを全部やっていたでしょう。本当に頑張り屋さんだと思うよ。スゴイと思うもん」

ネットで、「よく頑張っているね」「そんなに頑張るな!」「強い」「パワフル」「無理しないで」などと、声を掛けていただくことがある。
私自身そんなに頑張れていないダラダラなつもりなので、皆優しいなぁ、ちょっと褒め過ぎじゃナイのかなぁ?とか思っている。
けど、今彼女の口から出た言葉は、どうだ。

「元気そうに見えるから心配」「後で『来る』んじゃないか心配」「あなた無理しそうだから心配」

サキタを妊娠してから、こうした意味合いの言葉を言われることが増えた。
小さい頃から私を見て来ている、家族からも。
ママ友として付き合うようになった、リアル友人からも。
ネットだけのお付き合いで、リアルでの私を知らない方々からも。
挙句、ほんの数日関わっただけの、病院の先生・看護師さん・助産師さんからも。

付き合いの深さ、立ち場、接触頻度、それら様々な人達から、同じようなことを言われる私って、すっげぇわかりやすく、「その通り」なのではなかろうか。orz
自分だけがそう思っていないだけで、周りの評価が正しいのではなかろうか。
皆様言葉を選んで表現は優しいけれど、「自分のキャパを超える頑張り方をする無茶なヤツ」ということなのね。orz

「ちやちゃん、ちょっと無理してやり遂げたりする自分が好きじゃナイ?」
うっ。(ネタになると思っています)

「気合で何とかしてる部分、ナイ?」
うっ。(その通りです)

「ちやちゃんは、本当に頑張り屋さんなんだよ。だから、私みたいになっちゃわないか心配だよ」
うぅっ。(気を付けます…)

ぐうの音も出ません。

彼女は、テパのことを知っている。
妊娠したことを知らせていたから、いつかわかることだしと、流産したことも知らせたのだ。
そのことについても心配してくれていたようで、「元気そうで良かった(^-^)」と言ってくれた。
そして、彼女の周りにも同じような経験をしている人が何人もいて、その中には半年経つくらいでまた妊娠し、出産に至った人もいるというようなことを話してくれた。
自分もついこの間まで妊婦で、順調なことばかりでなく(前置胎盤とか出血とか腹痛とか)ハラハラしていただろうに、私のことまで心配していてくれた彼女の優しさが心に沁みた。
私は、大丈夫だ。

最後に、娘ちゃんを抱っこさせて貰った。
3000gを超えて生まれた娘ちゃんは、新生児としては平均かやや大きめサイズ。
それでも、日々11kgのサキタと闘う私には、羽のように軽く感じられた。
手で顔を拭うように伸びをし、むにゃむにゃと口を動かし、赤味を帯びた全身は柔らかく温かかった。

ほにゃ~… かわえぇ~・・・ (*´▽`*)

サキタの時にはこんな余裕はなかったけど、新生児の可愛らしさってハンパねぇ。
ヤバイって、欲しくなるって!
そして、新生児の抱っこが自然な自分に笑えた。
サキタの時なんか、超ぎこちなく強張っていたのに、やっぱり慣れるもんなんだね!
いくらでも片手に抱えて家事できそうな気がするよ!(だからそこが!)

ほんの少しの時間でお暇しようと思っていたのだけど、ついつい話が盛り上がってしまい、面会時間を20分ほどオーバー。
受付の守衛さんに、ちょっと怒られました。すんませんすんません。orz
帰宅すると、サキタはハルトくんにゴハンを食べさせて貰っていたよ。
ひたすらに可愛い新生児もイイけど、サキタくらいになると、可愛いだけじゃなく面白くもあるのだよねぇ♪

「なっとー!」

ハルトくん譲りの納豆好きDNAを遺憾なく発揮し始めたサキタに笑いながら、楽しい夜は更けて行くのだった。