Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

破魔弓

2008-12-20 23:43:27 | Weblog

赤ちゃんが生まれて初めて迎える正月を、初正月といいます。
昔から初正月には、男の子には破魔弓を、女の子には羽子板を贈り、お祝いする風習があるのです。
古来の年占いや、厄払いの風習に由来しています。
男の子に贈る破魔弓は、文字通り「魔を射る」として、子供をあらゆる邪気から守る魔除け・厄払いのお守りに。
女の子に贈る羽子板は、厄災を「はね(羽根)のける」意味があり、羽根つきをして健康と成長を祈願します。

なんてことはさっぱり知りませんでしたが、このくらいのことはちょっと調べればすぐわかるのです。
ネットって便利だよね!

そんなわけで我が家にも、サキタにと千矢父・千矢母が破魔弓を届けてくれました。(嫁の実家が用意するんだってさ)
本当は今日買って明日持ってくる予定だったのだけど、明日は仏滅だからと今日いきなり持って来たよ。(´▽`;
我が家は決して広くはなく、和室すらありませんので、飾れるところなどタカが知れているのですが、用意してくれた物は、結構なサイズでありました。

デカイし。orz

この手の飾り物は、端午の節句の兜くらいだと思っていたのです。
こんなイベント(?)があるとは。
しかし弓道をかじっていた私としては(弐段)、単純に弓矢のモチーフは好き♪
飾り物として作られた破魔弓と、実際の競技で使用する弓矢とでは、きっぱりはっきり趣が異なるのはわかるのですが、ついつい細かいところをチェックしてしまいます。(^-^;
それは、今も弓道をやっている千矢母(参段)も同じなようで。

「やっぱり弓の色は、黒だと安っぽく見えちゃって~」
「矢羽の付き方が全部一緒だ…甲乙はナイんだね」
「筈が皆バラバラの方を向いているよ。揃えたらイイのに!」
「あれ、弦巻までついてんの? 弦自体は適当なのに~」

千矢父とハルトくんが薄ら笑いを浮かべながら、頭上に?を並べていたのをよそに、千矢母とマニアックなトークを繰り広げてしまいました。
物に寄っては、弓が1本だったり、矢が4本だったり、打ち出の小槌がついていたり、刀が添えられていたりするようですが、単に商品としてのバリエーションの問題で特別な意味はなく、好みで選べばイイのだとか。
サイズは予想以上に大きかったですが、ケースの枠は木目で他の家具と似た雰囲気だし、個人的には気に入った♪

1月の半ばくらいまで飾るのがイイかな。
1年中飾っていてもイイらしいし、節句の時に添えてもイイのだそう。
どうするかはハルトくんと相談することにして、とりあえず玄関に設置している今は、がっつりと魔を祓ってくれたらイイと思うよ♪