これまでのサキタの入浴は、平日は何とかキッチンシンクにベビーバスを置いての沐浴で済ませていた。
私に入浴許可が出ていなかったし、サキタの首が据わっていないので、バスチェアなども利用できないし、どうしたものかわからなかったからだ。
しかしサキタはすくすく育ち、手足をベビーバスに突っ張って抵抗するし、何より重くて私が片手で支えて片手で洗うには、厳しくなった。
ハルトくんでも、もうサキタを沐浴させるのは厳しいようだ。
そろそろ限界か、と連休中に顔を合わせたハルトママや千矢母の話を聞き、アドバイスを貰う。
「もうとにかく自分のことは後回し！
玄関の鍵を掛けてカーテンを閉め、裸にバスタオルを巻いて子供のことをやる！
その後（子供が）寝れば体を洗ったりするとして、寝なければ服を着ちゃう。
お風呂はお父さんが帰ってきてから入るとか…。
満足に入浴出来るのなんか、週末くらいよ！」
まあね…。
それしかナイよね…。
というわけで、週末私との連携でサキタをお風呂に入れていたハルトくんに、どんな手順で洗ってやっていたのかをレクチャーして貰い。
本日、トライしてみた。
夕方や夜はバタバタするので、昼間のうちに入ることに。
私はハルトくんが帰宅してから改めて入ることにして、サキタを洗うためだけに脱ぐっ。
お湯を張るのは結局ベビーバスだ。
お湯を張ったベビーバスにサキタを浸け、顔を洗う。
頭や体を洗う時は、私の膝の上。
泡を流してやった後、最後にまたベビーバスに浸け、落とし損ねた泡をキレイに落とす。
脱衣所のバスタオルの上にサキタを載せて包み、私はバスローブを着て、部屋に戻った後は沐浴の時と同じ。
その後私も体を拭いて、着替える、と。
まあ所々、多少待たせることにはなるし、泣かれもするけど。
不安定な状態で沐浴させるよりも、こちらの方が何とかなりそうだ。
暑いので、私もざっとシャワーを浴びて汗を流せるので、イイかもしれない。
ホント、寒い時期じゃなくて良かったよ…。（-_-；
寒くなる頃には首も据わって、もう少しは楽になると思いたい…。