Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

早過ぎる限界

2008-06-30 23:59:18 | Weblog

千矢母が帰宅してしまい、ハルトくんも出勤し、初めてサキタと2人で過ごす1日。
千矢母の安定感ある抱っこと違うのがわかるのか、サキタはぐずりまくり。
泣いて泣いてベッドに置いておくことができず、家事どころか自分の食事もままならない。
段々とその泣き声に、追い詰められていくのがわかった。
私の精神的不安定さを感じ取るのか、サキタは更に顔を真っ赤にして泣き叫ぶ。

加えて、ハルトくんの帰宅は23:50だった。

22:30には自分の食事は諦めたが、抱っこを繰り返して腹圧が急激にかかったせいか、下腹部の右側が痛み始めた。
最初は力を掛けなければ大丈夫だったものの、30分も立つと何もしなくてもずきずきと痛むようになった。
千矢母に甘えて、この1ヶ月、ずっと体を動かしていなかったから…。

どうしよう。痛い。
立っていられず、サキタを抱えたまま、添い寝するような格好でソファに横になった。
病院に行く?
休めと言われるだけじゃナイのか。
情けナイけど、申し訳ナイけど、千矢母にまたヘルプを頼む?
携帯を掴み、電話帳を呼び出したものの、そのまま閉じる。
千矢母だって疲れているだろうし、お稽古事も1ヶ月以上休ませてしまっているし、用事も溜まっているだろうし、のんびり好きなことをして過ごしたいだろう。

しばらくして、ハルトくんが帰宅した。
ハルトくんの顔を見るなり、涙が溢れた。

お腹が痛い。
どうしよう、私、こんなんじゃ、サキタを育ててあげられナイ。
満足に面倒見てやれナイ。

「遅くなってごめんね」

謝ってくれるハルトくんを、責める気はナイ。
仕事なのだから、それは仕方ナイ。
だけど、これが毎日続くのか。
私の気が狂うまでに、そう時間は掛からないのではナイか。
そうなったら、サキタはどうなる。

涙と一緒に溢れ出た思いを、ハルトくんに訴える。
仕事で疲れているだろうに、ハルトくんはそれをちゃんと聞いてくれて、私の聞きたい言葉を選ぶように言ってくれた。
受け入れて、認めてくれるようなことを。
安心させて、励ましてくれるようなことを。

夜中まで掛かって、やっと食事をして、サキタを寝かしつけた。
一緒にやってくれるハルトくんがいて、少しは気分も落ち着いた。

たった1日。
なのに「産後鬱」「育児ノイローゼ」などという言葉が頭をよぎり、その恐ろしさに震えた。