名付ければ「二本竹笹に笠」となりますが、この紋名では紋屋さんは紋を描く事は出来ません。紋帖に掲載されてませんので、基本となる紋の形が分からないからです。
紋帖には「「二本竹に笹」↓と云う紋が載ってますが、あまり書いた事はありません。又同じ仲間に「鳥居家笹」↓「二本切竹笹に雀」「勝田切竹笹」という紋が紋帖にありますが、上の紋とは全然違った形をしています。
この地方には「二本竹笹」というと↓の様な形の紋が多いです。「澤田」「沢田」の姓に多い紋ですが、これもその家々によって少しづつ形が変わっています。
ＨＰに「珍しい家紋」と「街角の家紋」を新設しました。追々増やしていこうとおもっています。
これはどういう家の紋なんですか？紋帖に記載されていないという事はひとつだけの家系に伝わるのでしょうか？
私の着物は母方の女紋がついて実家の紋ではありません。伝わり方も様々のようですね。
家々が分散したとはいえ、未だこの地区の何々姓は「Ａ紋」が多い、と云うことがあります。
地域によって或いはその家によって、母方の紋を引き継いでいく、と云う事を聞いた事があります。
今日一豊を見てたら、例の頬に刺さった矢、掲載した笠とか柏に刺さった一本矢の紋は、これから伝えられて創られた紋じゃないかと推察しました（笑）
一豊あんまり面白くないよね。紋ちゃん所や高知の話しだから見ているけど、これから面白くなるのかしらね。
この滅多と見ないような二本竹笹、どんなお家の方の紋でしょうね。スズメまで描いたのは、その人がスズメが好きだったのかしら、でも複雑なのは上絵師さん泣かせのように思うのですが、紋ちゃんならそんなことはない？
昨日の一豊は「陰の武田菱」の紋様の着物、吉兵衛は「剣三つ星」の紋の着物を着てました。
ＮＨＫもなかなか紋を取り入れてるみたいです。
竹と雀は紋の上では結構密接な関係ですよ。竹林と雀、想像できますね！
今度そのような紋を取り上げて見ます。