紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「墓石巡り」(11) 賑やかな墓石

2009年09月17日 17時10分10秒 | 墓石を訪ねて
墓石を訪ねるのも、もう50回を超えてきました。最近はアメリカンナイズされた墓石も多く見かけるようになりましたが、昨日賑やかな墓石に出会いましたので、紹介します。

  
故人が生前山桜が大好きだったのでしょうか。一面山桜があしらっていました。
さらに家紋も、「変り向う山桜に丸に三鱗」紋
  
いまだかつて「林」姓で、「桜」紋はかいていません。又「三鱗」紋は「地抜き三鱗」を二度ほど描いています。
数少ない「三鱗」紋を持つ林さんが、大好きな山桜を組み合わせて、新たに「変り向う山桜に丸に三鱗」紋として、作られたのでしょうか。
花の好きなお方、墓石の紋は如何しますか?

以前に、墓石紋で「逆さ上り藤」紋を紹介しました。その時は多分後藤姓だったと思いますが、今回は棚橋姓でマタマタ見つけました。
棚橋姓では「上り藤」は描いたことがなく、「下り藤」は多く描いていますので、、「上り藤」紋を逆さにして「下り藤」紋風にしたのでしょうか?決して写真を逆さに撮った訳ではありません(笑)
  


  
金魚も大きいのでは二センチ近くの大きさになり、元気に育っています。
そして、何故か<つぼどん>=たにし、が生息するようになりました。わざわざ連れてきた訳でなく、気が付いたらあちこちにいます。
鳥が何らかの形で持ち込んだのでしょうか??????