こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ふんばる

2024-08-29 09:30:00 | 愛犬 こげ

台風接近でその進路が気にはなりますが、私たちの生活は変わらず こげを見守る日

を送っています。獣医さんから 精神を落ちつかすヒトにも使う認知症薬を出しても

らい飲んで数時間で効くと思ったのですが、なかなかそうはいかず 効き出してくる

時間がつかめずこの十日でわかったのは 飲んで数時間で眠ってしまう場合と   

お昼飲んでも夜8時ごろまで鳴き続ける場合があるということ。昼も夜も鳴き続けて

対処する私も疲労困憊  HELP ME 薬が効いているせいか鳴き続けているこ

げを抱き起こしても 完全に後ろ足が立たず、頼りの前足も肉球薄くなり踏ん張ると

うっすら血がつきます。頭もだんだんと下がって頭から地面に激突。

コンクリートでゴツンという音がして、後ろ足を両ふともものこげの長毛が濡れたり

なめすぎて固まって まるでサルノコシカケのような 座布団みたいになったものを

つかんで、立たせている私はびっくり。手を離すとそのまま倒れこみ倒れたところに

運悪くコンクリートブロックを置いていたため、そこでこげは左肩をこすってしまい

皮膚も弱くなっているのですりきずの一番痛い状態になって血がにじみだし

消毒はしても薬をぬることも長毛ゆえできず、室内で倒れたり左肩を下にして

横になると敷物に血が付いてしまいすぐさま洗ってしまいたいのにできない、

あれやこれやのジレンマに前回の記事を読んだサンババAが 無理せんように、でもあ

とで後悔しないようにとメールをくれた。

 それから こげは鳴き続けたあとにフードを食べるということに気が付いた

でも 今までは朝夕だけだったのが日に三食、四食となるとこれは 認知症の

「ワタクシごはんをいただいてませんのよ!」ってやつではないか?満腹感どころか

永遠にパクパクと食べていくパックンじゃん!食べたらのどが渇き 鳴き続け

その声も最初は小さい蚊の鳴くようなものがだんだん大きく太くなり、悲鳴のように

聞こえたりする。居間で寝ているおばあちゃんは 最近は耳も遠くなってきてるけど

こげの毎夜の夜鳴きに 「いったいどれだけ鳴くんだろう?」と思い数えたそうな。

で、忠実に500回まで数えて「こりゃあかん、こんなことをしていたら自分が眠られ

なくなる」と思い寝たんだそうだ。私は 鳴き出してもすぐには介助にはいかず

自分の我慢の限界になってからこげのそばにいく。そういうときは 寝不足もあって

こげに八つ当たりの言葉を言ってしまう。もっと一緒にいたいのに、どうしてこう

みんなを困らせるのか、私だけでなくおとうさんもおばあちゃんも声にはしないけど

困り果てているのは事実。たしか おじいちゃんを介護しているときもそうだった、

と私はあえて口にする。あの時も夜中に起きてはわけのわからないことや大声をだし

毎日がきつかった・・・でもあの頃はこげも若くて、病院から自宅介護で戻ってきた

おじいちゃんに喜んでベッドの上に飛び乗ろうとしたりしたこげを思い出して、

この間毎日の仏壇の読経のあと「おじいさん、こげがもうかわいそうだから連れに

来たってよ」と頼んだのだけど、何を間違えたのか食欲増進ってか・・・(笑)

そうそう、おじいちゃんが亡くなってから毎日の読経にこげも仏壇前に来て私の後ろ

でおとなしくしていた時期もあったなぁ・・・なんてことを夜中に思い出したりする

鳴きながら顔を床に擦り付けるのか、顔や前足がはげてきてるような・・・こげちゃ

がはげちゃん・・。この間、なかなか寝てくれず なんとか外に連れ出し、こげも

中より外が涼しかったのか、自分でごろんと横になった。薬が効いてきたのか呼吸も

穏やかで、空を見上げても星空なので このまま朝まで眠るかわからないけど、

このままここで寝させておこう・・・私も連日の夜鳴きに付き合って起きているので

応接間のソファーに横になって、窓を開けてるから鳴き出したら聞こえるやん、と

眠ってしまった。かすかに雨の音が寝ながら聞こえてきたので、飛び起き、台所へ

こげがいない、当然自分が外に連れ出した、そんなことはひと眠りの間に記憶から

消えていて、少しパニックになって「え?こげどこ?」入り口から雨がザーザーと

本降りの様相になっているのが見えて、初めてこげを外に寝かしたことを思い出し

寝かしたところに駆け寄ると、寝かしたままの姿で横たわっている。「こげ、死んで

ないよね、ごめんごめんごめん」と体の下に腕を入れてもぐったり、頭も上げてこず

もう一度 しっかり抱きあげたらかすかに頭を持ち上げてきた。こげも私もびしょ濡

れで三和土に入って寝かせて タオルで拭きながらマッサージをしていたらこげが

顔を上げてくる。こげは雨の日の散歩で顔をタオルで包み込んで拭いてもらうのが

大好きで、そういうことは忘れずもっと拭いてと要望してるんだと気が付いた。

そのあと こげは薬が効いているので爆睡状態で、私はドライヤーを持ち出し横

たわったこげの半身をドライヤーで乾かした。元気なころはドライヤーが嫌いで

こげ用に買ったドライヤーを今、私たちは使っている(笑)こういうことがあると

笑いながらあれこれ思い出すんだけど、介護してるときは本当にこげに申し訳なく

なるほど、自分が嫌になってくるんだけど こげもふんばってるから 私もふんばる

んだなぁ

 

コメント (4)
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