忌まわしいあの三年前の三月十一日を思い出さすような関連の番組を悪いとは言わないけど、忘れてはいけないと思っている大津波と原発神話の崩壊。でも、なにか復興が進まない、除染が進まない、ということよりも
来るであろう南海トラフ大地震に備えて・・・みたいに話をすり替えられているような気分で番組をみていたのかおばあちゃんが、夜中に眠れなくなった・・とぼやいていた。偉い先生が自身の研究データーからこの三月中に
も、近海で地震がおきるかも・・・おきるかもと言っていた・・ところで私は就寝したのだけど、そのあともおばあちゃんは見ていたらしい。そんなドキドキする番組を真剣に見なくってもと思うんだけど、年をとると信じやす
くなるのか?だからオレオレ詐欺とかひっかかるお年寄りが多いのか?と思ってしまった。
私は銀行に行ってきた。おじいちゃんの歩行に必要な義肢コルセットを作ることになり、今週代金と引きかえで渡されるから。体に合ったものなので金額もアッと驚くもんで、でも補助金?助成金?で九割戻ってくるんだと
説明されたし、歩くために必要だから仕方がありません。カードの引き出し額を超えてしまうので、二日にわけて機械の前に行くのもめんどくさいので窓口で出金することにした。なるたけ、銀行の窓口には近寄りたくないと
思っていたので・・・いや、べつに暴れたり文句を言って要注意人物にノミネートされているわけではない(と思う)。一月にちょっとご面倒をかけてしまったのだ。
おじいちゃんが倒れたのが土曜日で、ICUに入ったきりだったけど意識もあり会話もできたので安心はしつつも、実は万が一に備えた準備もしておかねば・・ということになりました。人が亡くなれば金融機関の口座は閉じられ
たとえ、妻であろうが子供であろうが出し入れはできなくなる・・ということは、巷のうわさで聞いてはいたものの自分が直面することにはならないと、へんな余裕があったような。たしかにいつまで続くかわからない入院・
療養費の心配も、あっけなく死んでしまったら今度はそれが葬祭費となって支払いが待ったなし。何度かお葬式のお手伝いに行かせてもらったけど田舎だと自宅で葬儀をすると、何やかやでお金が出ていくように思えました。
生前、いやおじいちゃんは今も生きているんだけど(笑)、自分の葬儀について箇条書きにしたものを私に渡している。それを偶然この一月にみつけ、「元気な時にもう一度見直して書き直しておいたら?」とおじいちゃんに
言ったのだけど、「いや、それはそのまま持っておいて」と笑っていたのでそのまま預かっていたのだ。だから倒れたときに「あんなこと聞いたからかな?」と思ったけども、べつにそれが起因なわけではないでしょね。
おばあちゃんと万が一に備えて、おじいちゃんの口座から少しおばあちゃんの口座に移しておこうではないかということになって、「でもぅ金額が大きいと窓口で根掘り葉掘り聞かれるで」と言うと「しかたがないやん、正直に
言ったらいい」と、私が窓口に立つんであっておばあちゃんは自分は知らない!って態度、これは長女の悪いとこだと思う。人を年長者の勢いで使う癖がある。私は記入用紙に、書いたことのない金額を書き込み「頼むから
何も聞かんでくれぇ~」と差し出した。窓口の女の子はおとなしそうな感じだけど、さっそく私の名前を呼んだのだ。「お引き出しの金額が多いのですが、大変失礼になりますがごいりようの御用件をよろしければお聞かせねが
えませんでしょうか」と舌をかみそうなセリフをすらすらと言う。私は「実は父親が土曜日に倒れて動けなくなってしまい、もしかしたらの場合もあるかも。で、土曜・日曜、そして月曜のきょうお金を準備して 母親の口座に
移しておきたいと。はい、亡くなってからでは口座が止められて出し入れができないのはわかっているので、そうなるといろいろな支払いもできませんので・・・・こういうのはダメでしょうか」と答えたのです。
彼女は半分泣き出しそうな顔をした私につらそうな顔をして「それは大変でしたね。病院にいなくてはいけないのにわざわざ銀行にお越しいただいて申し訳ありません。そういうことでしたか、最近近隣の市で振り込め詐欺の
事案もありまして、失礼と思ったのですがいろいろ尋ねて申し訳ありませんでした。」こう うまく返されたらさすが銀行マニュアル!ねって思ったんだけど出金を許す役目の上司に目くばせをして「なにかありましたら、
ご相談に応じますから」と言ってくれた。私は金融機関って人の死亡をどこから聞き入れるのか、なんかそんな情報を報告するスパイのような人をあちこちに仕込んでいるのか?と。それとも死亡届を受けたりした役所から
情報がくるのか?不思議だと思っている。このお金を今度は おばあちゃんの口座を預かるJAの金融の人に来てもらい、事情を細かに説明して預けることに。その時も「金融機関さんはどうして 人の死亡を察知して口座を
閉めるんですかぁ?情報屋さんみたいな人いるん?」と尋ねたけど答えてくれなかった。シークレットのようだな。
とはいいつつ、今回の出金もこのあいだの彼女の窓口に呼ばれませんようにと願ったのだが、またも彼女の前に行くことに。彼女は私を覚えていて「その後お変わりございませんか?」と聞くのでてっきり父親のことかと思いき
や「三月とはいえ冷え込む日もありますから、どうかお体気をつけてくださいね」となんと、私のことを気遣ってくれたのだ。私は一瞬、ポカンと口を開けていた。「う、うれしいわぁ。そんなこと言ってもらって」と思わず
口走ってしまった。彼女はにっこり笑ってくれた。そのあと、とても気持ちがよかった。あぁ、あんな女性が未来のお嫁さんだといいのになぁ・・・と、たとえそれが業務用トークだとしても一瞬妄想めいてしまったのでした。
青空にきれいに映る 校庭の桜
フェンスを入れたらここは校庭に見えるかな?と思ったけどそれよりも校舎の一部を入れてみようか・・・
空の色が修正されたみたいにきれい。桜の花弁はぼってりしている
もう少し校舎を。。。。人けのない午後の校庭。
この日は風も強くて揺れる桜を写してみた
この小学校は統合されて閉校になってしまいましたが、校庭と校舎はそのまま残っています。大津波の時には屋上に避難するのでしょうか?屋上にはすんなりと上がれるのでしょうか?
春の、のどかな川の流れも
前方のJRの鉄橋、これを乗り越えて津波が来るのか・・・
来るであろう南海トラフ大地震に備えて・・・みたいに話をすり替えられているような気分で番組をみていたのかおばあちゃんが、夜中に眠れなくなった・・とぼやいていた。偉い先生が自身の研究データーからこの三月中に
も、近海で地震がおきるかも・・・おきるかもと言っていた・・ところで私は就寝したのだけど、そのあともおばあちゃんは見ていたらしい。そんなドキドキする番組を真剣に見なくってもと思うんだけど、年をとると信じやす
くなるのか?だからオレオレ詐欺とかひっかかるお年寄りが多いのか?と思ってしまった。
私は銀行に行ってきた。おじいちゃんの歩行に必要な義肢コルセットを作ることになり、今週代金と引きかえで渡されるから。体に合ったものなので金額もアッと驚くもんで、でも補助金?助成金?で九割戻ってくるんだと
説明されたし、歩くために必要だから仕方がありません。カードの引き出し額を超えてしまうので、二日にわけて機械の前に行くのもめんどくさいので窓口で出金することにした。なるたけ、銀行の窓口には近寄りたくないと
思っていたので・・・いや、べつに暴れたり文句を言って要注意人物にノミネートされているわけではない(と思う)。一月にちょっとご面倒をかけてしまったのだ。
おじいちゃんが倒れたのが土曜日で、ICUに入ったきりだったけど意識もあり会話もできたので安心はしつつも、実は万が一に備えた準備もしておかねば・・ということになりました。人が亡くなれば金融機関の口座は閉じられ
たとえ、妻であろうが子供であろうが出し入れはできなくなる・・ということは、巷のうわさで聞いてはいたものの自分が直面することにはならないと、へんな余裕があったような。たしかにいつまで続くかわからない入院・
療養費の心配も、あっけなく死んでしまったら今度はそれが葬祭費となって支払いが待ったなし。何度かお葬式のお手伝いに行かせてもらったけど田舎だと自宅で葬儀をすると、何やかやでお金が出ていくように思えました。
生前、いやおじいちゃんは今も生きているんだけど(笑)、自分の葬儀について箇条書きにしたものを私に渡している。それを偶然この一月にみつけ、「元気な時にもう一度見直して書き直しておいたら?」とおじいちゃんに
言ったのだけど、「いや、それはそのまま持っておいて」と笑っていたのでそのまま預かっていたのだ。だから倒れたときに「あんなこと聞いたからかな?」と思ったけども、べつにそれが起因なわけではないでしょね。
おばあちゃんと万が一に備えて、おじいちゃんの口座から少しおばあちゃんの口座に移しておこうではないかということになって、「でもぅ金額が大きいと窓口で根掘り葉掘り聞かれるで」と言うと「しかたがないやん、正直に
言ったらいい」と、私が窓口に立つんであっておばあちゃんは自分は知らない!って態度、これは長女の悪いとこだと思う。人を年長者の勢いで使う癖がある。私は記入用紙に、書いたことのない金額を書き込み「頼むから
何も聞かんでくれぇ~」と差し出した。窓口の女の子はおとなしそうな感じだけど、さっそく私の名前を呼んだのだ。「お引き出しの金額が多いのですが、大変失礼になりますがごいりようの御用件をよろしければお聞かせねが
えませんでしょうか」と舌をかみそうなセリフをすらすらと言う。私は「実は父親が土曜日に倒れて動けなくなってしまい、もしかしたらの場合もあるかも。で、土曜・日曜、そして月曜のきょうお金を準備して 母親の口座に
移しておきたいと。はい、亡くなってからでは口座が止められて出し入れができないのはわかっているので、そうなるといろいろな支払いもできませんので・・・・こういうのはダメでしょうか」と答えたのです。
彼女は半分泣き出しそうな顔をした私につらそうな顔をして「それは大変でしたね。病院にいなくてはいけないのにわざわざ銀行にお越しいただいて申し訳ありません。そういうことでしたか、最近近隣の市で振り込め詐欺の
事案もありまして、失礼と思ったのですがいろいろ尋ねて申し訳ありませんでした。」こう うまく返されたらさすが銀行マニュアル!ねって思ったんだけど出金を許す役目の上司に目くばせをして「なにかありましたら、
ご相談に応じますから」と言ってくれた。私は金融機関って人の死亡をどこから聞き入れるのか、なんかそんな情報を報告するスパイのような人をあちこちに仕込んでいるのか?と。それとも死亡届を受けたりした役所から
情報がくるのか?不思議だと思っている。このお金を今度は おばあちゃんの口座を預かるJAの金融の人に来てもらい、事情を細かに説明して預けることに。その時も「金融機関さんはどうして 人の死亡を察知して口座を
閉めるんですかぁ?情報屋さんみたいな人いるん?」と尋ねたけど答えてくれなかった。シークレットのようだな。
とはいいつつ、今回の出金もこのあいだの彼女の窓口に呼ばれませんようにと願ったのだが、またも彼女の前に行くことに。彼女は私を覚えていて「その後お変わりございませんか?」と聞くのでてっきり父親のことかと思いき
や「三月とはいえ冷え込む日もありますから、どうかお体気をつけてくださいね」となんと、私のことを気遣ってくれたのだ。私は一瞬、ポカンと口を開けていた。「う、うれしいわぁ。そんなこと言ってもらって」と思わず
口走ってしまった。彼女はにっこり笑ってくれた。そのあと、とても気持ちがよかった。あぁ、あんな女性が未来のお嫁さんだといいのになぁ・・・と、たとえそれが業務用トークだとしても一瞬妄想めいてしまったのでした。
青空にきれいに映る 校庭の桜
フェンスを入れたらここは校庭に見えるかな?と思ったけどそれよりも校舎の一部を入れてみようか・・・
空の色が修正されたみたいにきれい。桜の花弁はぼってりしている
もう少し校舎を。。。。人けのない午後の校庭。
この日は風も強くて揺れる桜を写してみた
この小学校は統合されて閉校になってしまいましたが、校庭と校舎はそのまま残っています。大津波の時には屋上に避難するのでしょうか?屋上にはすんなりと上がれるのでしょうか?
春の、のどかな川の流れも
前方のJRの鉄橋、これを乗り越えて津波が来るのか・・・