ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

家族に乾杯を

2013-09-23 10:38:28 | いきとしいけるもの

 つるぼの花の写真です。


 


 きれいです。


 


 畑のあちこちで見かけます。
 
 

 もう、2年ほど、草刈り機を使用していない、ウズシリの極早生みかん園の一部。

 草刈り機を使わなくても、ご覧の通り。


 地面を覆うようにして生える草を残し、背の高くなる草だけを選んで草取りをする、という草生栽培によって、写真のような状態をキープ。

 で、手で取った草は、ヤギのえさに。


 パーフェクト!


 


 すべての園地で、このような方法ができればよいのですが、現在は慢性的な人手不足のため、草刈り機も利用したりと、多様な手段を組み合わせています。

 


 ここ数日、夏ようなの暑さが戻ってきました。秋日照りにも、注意が必要になってきています。

 

つるぼ

2013-09-22 05:29:57 | いきとしいけるもの

 お天気のいい日が、続いています。


 2007年は、真夏の少雨だけではなく、「秋日照り」も続き、なんと12月に共同かん水をする、という、異例の事態でしたが、今年、2013年は、どうでしょう?



 のど元過ぎて、何とやら、今年の猛暑はもうすっかり忘れてしまいそうです。秋めいてくるのが、今年も割と早かったためかと思われます。

 2007年は、秋も、暑かった。10月半ばまで。異常でしたね。冬が来ないんじゃないかと思うほど。

 2013年は、これまで経験のないほど暑い夏だった、という、地元のお年寄りたちがたくさんいますが、私にとっては、そうでもないように思っています。まあ、その理由は、私が猛暑に慣れてしまって、うまく乗り切るコツをいろいろとつかんだからかもしれません。(ちなみにクーラーはありません。)

 
 さて、いま、みかん畑では彼岸花がきれいに咲いていますが、もう一つ、見ごろを迎えている花があります。

 「つるぼ」です。


 最初、リュウノヒゲの花だと思っていたのですが、調べてみて、つるぼだとわかりました。


 きれいです。


 畑には、名前のわからない野草が、まだまだたくさん生えています。少しずつ調べていますが、コンプリートするには、一生かかるかもしれません。死ぬまで楽しめそうです。


 先日は、初めて見る鳥に遭遇。アカショウビンのように鮮やかな赤褐色が特徴的だったので、ネットで調べればすぐにわかるだろうと思いきや、わかりません!

 ハトよりやや小さくて、羽の先が黒いです。うーむ、謎だ!!!


 今日はこれから、内子の、丘の上の日曜市に出店します。

カメムシ飛来とみかんの見通し

2013-09-19 12:55:24 | 栽培の現場

 明浜町内の、柑橘園へのカメムシ侵入が、徐々に増えている様子。

 何度もお伝えしておりますが、果樹カメムシ類は、ヒノキの人工林から、飛来してきます。



 今日は、狩浜地区、平畑の金柑園地を見て回りました。


 先週はほとんどいなかったけれど、今日は結構カメムシが見られました。チャバネアオカメムシ。



 その後、日ノ浦の南柑20号の園地へ行ってみましたが、ここはまだほとんど飛来していないようでした。



 明浜町の農家さんは、過去にカメムシ被害でかなり痛い目に合っているため、カメムシにはとても敏感です。
 
 早くも、殺虫剤散布で対応する農家さんが、増えています。



 9年連続で、苗木を含むすべての園地で一切の農薬を使用していないわが農園は、今後も、農薬不使用でまいります。


 2008年はカメムシで温州ミカン全滅しましたけど、それでも何とか乗り越えることができましたから。


 ただし、お届けできるみかんがなくなって、ご迷惑をおかけすることになるかもしれませんので、どうか、ご了承くださいませ。



 さて、カメムシの被害が少なければ、極早生みかんは、かなりおいしい仕上がりでお届けできそうです。

 まだ青みが残るのに、完熟してゆく品種、『日南1号』、順調な仕上がりです。

 9月に雨があったものの、晴天の日も多く、すでに食べられるくらいの甘さに。お届けは、10月からの予定です。


 早生品種の代表格、『宮川早生』も、秋の晴天で糖度が乗ってきています。こちらも期待が持てます。お届けは、11月以降です。


 

 さて、午後からはポンカンの摘果です。雨が少なかったので、玉太りが遅れています。



 

コゲラ

2013-09-17 12:19:00 | いきとしいけるもの

 昨日は、ウズシリの畑で、久々に、コゲラを見ました。


 ひさびさだったので、喜びもひとしお。


 みかん山をはじめ、周囲にはたくさんの種類の鳥が、生息しています。


 鳥に関しては、ネットでも比較的簡単に調べることができて、種類を特定することができます。



 難しいのは、雑草。


 いまだに、名前がよくわからないものも、多いです。毎日のように、草取りをしているのに…。


 


 

しけの後

2013-09-16 10:57:33 | ハマアルキ

 台風18号、警戒を。



 さて、こちらでは、午前10時ごろには、強風圏を脱したようで、徐々に風がやんでおります。


 畑に行った後、ビーチコーミングをしてきました。そこで、思わぬものに、遭遇。


 中ぐらいの太さのロープに、何やら絡まった塊を見つけて、よく見てみると、魚とも、イルカとも、違う感じの肌。


 どうやら、ウミガメの死骸のようです。



 ビーチコーミングをしていると、時折、グロテスクな現場に、出会うことがあります。


 できれば避けて通りたいところですが、これもまた、避けては通れない、命の現場であることには、変わりがないですね。


 心の準備がなかったので、標本として、価値があるかもしれないとは思いつつ、なかなか手が出せませんでしたが、写真には少し収めました。


 


 あごの部分と、どこかの骨と思われます。



 こちらは、爪と思われます。前足(?)の部分についていたものを、抜き取りました。

 


 背中の部分の骨かと思われます。死骸は、細かくちぎれてしまっていたようで、あちこちに骨が散乱していました。


 このウミガメの、死因は、特定できません。

 ロープに絡んでいるのを見たとき、それが死因かなあとも思ったのですが、はっきりとはわかりません。

 

 私が生物学者であれば、死骸を持ち帰って、いろいろ調査したかもしれませんが、一応、私は農家で、いろいろ仕事も忙しいものですから、拾える骨だけを拾って、帰りました。(もったいなかったかな?)

 ちなみに、甲羅は、見つかりませんでした。甲羅があったら、迷わず持ち帰ったでしょうけれど。


 
 午後からは、摘果作業をします。