ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

その10

2022年06月03日 | 介護
主人が入院してからと言うのも私と母とのいさかいはエスカレートを増していた。
何もやる気の起こらない私に母はあれこれ言ってきた。
部屋を片付けるように。
シルバー人材センターに電話して草むしりの他人を頼むようになどである。
母は私たち夫婦のお宝はすべて処分して欲しいと思っている。
すなわち主人の本の数々やLDやDVDや作らないプラモデルや私の本やレコードやCDや趣味のものや好きな芸能人に関するものなどである。
物を減らす。
すなわち処分する。
片付ける=捨てる。
そこここに点在し散らばったそれらを捨てて物のない暮らしを望んでいる。
その証拠に私は独身の頃に集めていた好きな芸能人の類のものを勝手に私の留守に母に捨てられたのだ。
押し入れに紙袋2つに入れてしまってあったそれらと箪笥の上に置いてあったポスターやカレンダーの類は母の手によつて処分された。
物を捨てる。
こと、母は芸能人には興味はない。
私にとっては芸能人は心のよりどころだった。
母は私が芸能人の追っかけをすることを嫌った。
そのような物にお金を使うことを嫌った。
コンサートに行く。
ライブに行く。
劇場に行く。
キャンペーンに行く。
それらを嫌った。
働いた金は銀行に行くのが正当だと思っていた。
私の使う金は母にとってはすべてムダ金に過ぎないのだ。
そもそもものを買うこと自体がダメなようです。
新しい服を買う。
新しい靴を買う。
新しバックを買う。
それらは母にとっては今までのものをとことん使いこなして着こなして傷んだら買うと、思っている節があります。
母曰く物を大事にするということらしいのです。
流行を追わない。
私が新しい服や靴やバックを買ってくれば決まって文句を言います。
結婚して10年目で母と同居してからと言うもの家電製品は壊れて修理が出来ないと買えません。
新しい家電はなかなか思うように買えません。
洗濯機を買う。
冷蔵庫を買う。
掃除機を買う。
電子レンジを買う。
これらは壊れたことを説明し、買うのです。
果てはキッチンの鍋やフライパンや蒸し器に至るまで新しいのを買えば怒られるのです。
フライパンはとことん使って何かがこびりついて上手く焼けなくなるまで使います。
食器も母に多いと言われて処分したら、今度は食器が無いと言われました。
最低限の食器で生活しています。
そのような暮らしの中でささやかな夫婦での外出さえも文句を言われ、用事が済んだらさっさと帰ってくるように言われるのだ。
(続きはまたあとでね)
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