前の章で書いたがそもそも北海道もオホーツクも行ったことが無い。想像でしかないのだ。あっちこっち旅行も行ったこともなければ人生経験も恋愛経験も乏しいのだ。そのすべてにおいで乏しい私が作詞をする。想像の世界で作詞をする。実生活のあらゆる制約の中から作詞を生み出すのだ。作詞は自己流です。
誰かに師事を受けたわけでも指導を受けたわけでもない。先生に付いたわけでもない。その日の気分で思うがままに作詞をする。作詞をするがすぐに母に見られてしまうので作ったら応募をする。当然のごとく落選をする。手元に残った作詞はわずかしかない。そのわずかな作詞を今読み返すとひどいものだと言うことがわかる。
いかに自分が人生経験が乏しいのかが手に取るようにわかるのだ。それでもいつか日の目を見たいと思っている。叶わぬ夢を追い続けているのだ。
それはある意味私の過去をさかのぼることにあると思う。和裁の学校に行かれなかったことを悔やみ、プロの作詞家になる路を絶たれ、こっそり密かにプロの作詞家になりたいと時折演歌系の月刊誌に応募をしたのが始まりだった。
入賞こそしなけれど本に名前が載り、時にはタイトルも載るので少しは見込みがあるのかと自分で勘違いしていた。ましてや作詞家教室のお試しのDMまで来たのだ。何とか親を説き伏せてお試しだけは行ったが、お試しだけで終わってしまった。そこから先には進めなかったのだ。その後、自宅のアパートの裏に有名なプロの作詞家の先生の家があったのに、門をたたくことも出来ずに…。
自分のやりたいことはことごとく両親に反対され、母に文句を言われた。そもそも和裁の学校に行き、手に職を付けて働いたお金で反物を買い、大好きな某歌手に1枚着物を縫ってプレゼントしたいと言う夢があったのだ。それと手に職を付けていれば将来独身でも困らないとおもったのも事実です。
しかしその夢を絶たれ、次なる夢がプロの作詞家になってその某歌手に1曲作詞をすることだった。自分の作詞した曲を某歌手が歌い、その歌のレコードやCDがレコード店に並ぶことを夢に見ていた。が、その夢も叶わぬまま、某歌手はこの世を去って行った。
今、私は将来に自分の足跡を残すべく作詞家になりたいと思っているのかも知れない?和裁の学校に行きたいと思う以前に物書きになりたいと思っていた。「ペンは剣よりも強し」と言う言葉が頭の中にあったのだ。ペンの力で世に出ることを望んでいた。しかしそれはもっとも険しい道のりだとも思ってもいた。物書きになる夢をあきらめ和裁の学校に行こうと思ったが、その夢も絶たれ、泣く泣く就職したのは言うまでもない。
その後、作詞家になりたいと言う夢を持つようになったのだ。しかし、その夢も絶たれ、事はひそかに行われるのだが、叶わずにいるのが現実です。
世の中はそんなに甘くはないのだ。すべてを反対され否定されて生きて来た私は事をこっそりと運ぶようになっていた。一々断りはいれないのだ。こっそりと自己判断で行うのだ。落選しても落選しても応募をする。そこには一縷の望みがあるのだ。
誰かに師事を受けたわけでも指導を受けたわけでもない。先生に付いたわけでもない。その日の気分で思うがままに作詞をする。作詞をするがすぐに母に見られてしまうので作ったら応募をする。当然のごとく落選をする。手元に残った作詞はわずかしかない。そのわずかな作詞を今読み返すとひどいものだと言うことがわかる。
いかに自分が人生経験が乏しいのかが手に取るようにわかるのだ。それでもいつか日の目を見たいと思っている。叶わぬ夢を追い続けているのだ。
それはある意味私の過去をさかのぼることにあると思う。和裁の学校に行かれなかったことを悔やみ、プロの作詞家になる路を絶たれ、こっそり密かにプロの作詞家になりたいと時折演歌系の月刊誌に応募をしたのが始まりだった。
入賞こそしなけれど本に名前が載り、時にはタイトルも載るので少しは見込みがあるのかと自分で勘違いしていた。ましてや作詞家教室のお試しのDMまで来たのだ。何とか親を説き伏せてお試しだけは行ったが、お試しだけで終わってしまった。そこから先には進めなかったのだ。その後、自宅のアパートの裏に有名なプロの作詞家の先生の家があったのに、門をたたくことも出来ずに…。
自分のやりたいことはことごとく両親に反対され、母に文句を言われた。そもそも和裁の学校に行き、手に職を付けて働いたお金で反物を買い、大好きな某歌手に1枚着物を縫ってプレゼントしたいと言う夢があったのだ。それと手に職を付けていれば将来独身でも困らないとおもったのも事実です。
しかしその夢を絶たれ、次なる夢がプロの作詞家になってその某歌手に1曲作詞をすることだった。自分の作詞した曲を某歌手が歌い、その歌のレコードやCDがレコード店に並ぶことを夢に見ていた。が、その夢も叶わぬまま、某歌手はこの世を去って行った。
今、私は将来に自分の足跡を残すべく作詞家になりたいと思っているのかも知れない?和裁の学校に行きたいと思う以前に物書きになりたいと思っていた。「ペンは剣よりも強し」と言う言葉が頭の中にあったのだ。ペンの力で世に出ることを望んでいた。しかしそれはもっとも険しい道のりだとも思ってもいた。物書きになる夢をあきらめ和裁の学校に行こうと思ったが、その夢も絶たれ、泣く泣く就職したのは言うまでもない。
その後、作詞家になりたいと言う夢を持つようになったのだ。しかし、その夢も絶たれ、事はひそかに行われるのだが、叶わずにいるのが現実です。
世の中はそんなに甘くはないのだ。すべてを反対され否定されて生きて来た私は事をこっそりと運ぶようになっていた。一々断りはいれないのだ。こっそりと自己判断で行うのだ。落選しても落選しても応募をする。そこには一縷の望みがあるのだ。