熟柿

柿の木に早熟実が二つ成っていました。

しかしそれらは裏側を野鳥等に啄まれ、
私達の口に入れることにはなりません。



それなら昨日まで餓えた状態であった
５羽の地鶏に進呈することにしました。

鶏舎の扉を開け、その熟柿を与えると
５羽が集い、旨そうに啄み始めました。

忘れられた地鶏達

休日の今日、裏庭の様子を観に行き、
西奥にある鶏小屋を伺うと静かです。

普段なら近づくモノあれば騒々しく、
過剰反応する鶏達がいやに静かです。

冬籠もり前の蛇か鼬に襲われたかと、
心配しつつ小屋を覗くと全羽居ます。



私が小屋に入るも騒ごうとしません。
それよりも擦り寄って来さえします。

よくよく観ると４つの餌箱は空っぽ、
二つの水瓶口もカラカラ状態でした。

そうなのです最近母の認知症が進み、
誰も裏庭から足が遠退いていました。

餌箱４つと水瓶に補給するも待てず、
地鶏達は我先にと啄み漱ぐのでした。

金木犀

寒さが遅れ来る高知の地でも金木犀の候となりました。

門を潜りすぐに漂うその香に季節の移ろいを思います。

寒露

朝晩がつとに冷え込む時節となりました。

衣替えしたばかりなのに、尚寒く感じます。



陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也（暦便覧）

長き夜

夕はするすると闇が訪れ、朝はゆるりと明けます。



明けたかと思ふ夜長の月あかり．．．夏目漱石

旬の果物

午後、土佐市で農業を営む知人宅へ出掛け、
今が旬の新高梨を分けて貰って来ました。

ソフトボールよりも更に大きくジューシー、
そして絶妙な香り甘さの美味しい果物です。



新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」の
交配種ゆえ、新高梨と名が付いたようです。

上海より

異国より沢山の人を乗せて．．．

高知新港へ上海より大型客船が訪れています。

出迎えか見学かバス２０台程停まっています。

日向ぼっこの場所

隠居家南面の濡れ縁が完成しました。

夕方ディケアから帰宅する母の場所です。



敷居との段差をなくし、隠れ水路を設け、
厳選檜材を用い丁寧に作ってくれました。

友人の大工による２日間の労作です。

濡れ縁

朝から友人の大工が来て、離れ家の濡れ縁作りをしています。
これまで母屋の改築、離れや倉庫等の造作は友人の仕事です。

まずは昨夕製材所が届けた木材を中庭まで搬入することから、
そして束石、床束、大引きと現場合わせで加工していきます。

濡れ縁材は、木よりアルミが耐久性でいえば優れていますが、
アルミは熱伝導率が高く、夏場は不適と考え木材にしました。

本日は、大引と建物の壁との連結部分までで作業終了となり、
明日、縁板を小張りして切り揃えれば完成の運びだそうです。

庭仕事

秋晴れとなった今日午後、前と中庭の剪定を敢行しました。

まず中庭の梅やマサキなどを、次に通路の紅葉と蘇鉄など、
それから前庭のウバメ樫、黒鉄黐、椿、五葉松などを仕上げ、
藤棚の山藤と生け垣のカナメモチなどを刈り込みました。

途中、同級生の訪問や母の介護用手摺りの配達があったり、
更には明日濡れ縁を作ってくれる材料の配達があったりと
何度か手が止まり、後片付けが終わったのは５時半でした。


before


after