cheeze_art's blog

The life as the diehard

外来種 ジャンボタニシ

2019-05-09 19:23:41 | 百姓ごと(Agriculture)
植えられた稲苗がしっかり根を張り、分蘖が始まるようになる今の時期、
圃場の畦畔の壁や若い苗の茎にピンク色した田螺の卵が沢山見られます。

そもそもその田螺の卵は中南米原産で、昭和40年代半ばに食用として、
台湾から日本に導入され、やがてその卵は養殖放棄や逃げだしたものが
農業用水路や水田において繁殖し、稲等に被害が及ぶようになりました。





当初は良かれと思い導入したはずが、水質浄化力のあった在来種を駆逐し、
異常繁殖。また卵は神経毒を含み、若い稲を食害する等災いの種となり也。

それは現在日本が抱えている少子高齢化や労働力不足を補う為に海外から
多くの就労者を受け入れる等の施策に似ていると言うは思い過ごしでしょうか。

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