
朝は曇っていましたが、昼からは晴れました。朝は4度で最高7度でした。
天候不良等による窓口休止局が9時現在で北海道2局と岐阜県2局になり、15時現在では北海道2局になりました。北海道で同じ局は1局で他は入れ変わっています。
先日申し込んでいたスタンペディアオークションの不落札品2点の内1点は外れました。
K通信28号に明治からの季節局をまとめようと調べ始めました。明治期の資料は成田真之氏編集「明治の全郵便局所沿革」と先日届いた鳴美刊「日本郵便局名鑑」です。前者ファイルの項目内容に「季節」があり表計算ファイルなので一発で検索出来ます。後者では季節局なら「毎年04.16~11.30開局」等の記載がありますので、データファイルにおいて「毎年」で検索できます。北海道から順に確認しようとすると、最初の北海道「斜古丹」局から両者のデータが一致しません。
前者の設置日は明治24年5月16日で後者は明治23年4月16日と1年違います。官報告示で確認しようとしましたが、探すのも大変でした。明治24年分は4月15日告示で「本年に限り5月16日より開局」という内容で設置告示ではありませんでした。昭和23年4月分は2月まで遡りましたが見つかりません。そこで、別資料「全国郵便局沿革録明治編」を見ると設置は明治23年12月4日になっています。もう、なんだか分からなくなりましたが、この明治23年12月4日の告示を見るとようやく分かりました。この日に出た告示には、「毎年4月16日から11月30日」の季節局を設置するとあります。
つまり、明治23年12月4日の告示で次の24年4月16日から開局する予定でしたが、24年に限り5月16日より開局となったわけです。よって開局日は24年5月16日になります。そして明治29年1月31日に廃止という告示が出ていますので、実際の廃止日は前年の明治28年11月30日になります。結局、明治24年から明治28年までの季節局になります。ここで印影の紹介が出来れば素晴らしいのですが持っていません。なお、斜古丹局は色丹島にありました。
明治からの季節局はK通信23号より7局増えて、41局になりそうです。
日曜に注文した郵趣付属品がもう届きました。
今日の画像は、1月4日押印です。この日から全国の郵便局が営業しています。左は静岡鷹匠局の風景印です。一富士二鷹三茄子が描かれています。鷹狩りの家康公と冬なすびです。右は12日に届いたもので、寅年にちなんだ虎杖浜局です。長いこと紹介してきた年賀状の消印はこれで終わりです。