ぶつぶつ地蔵

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カレーライフ

2011-06-16 13:21:02 | 舞台関係
6月5日カレーライフ観劇

これは、もぼさんが脚本と言うことで見に行った作品です。(村井良大くんも東京で観に行ったって~♪)
きっとカレーを食べたくなるだろうと思って観劇してましたが、はたして・・・観劇後、やっぱりカレーを食べたくなりました。(食べなかったけど)

さてさてどんなお話かと申しますと。。。
カレーにまつわる人生。。。でしょうか。(以下ネタばれです)

沢山のスパイスが混ざり合って味の深みをまして行くカレー。
いろんな食材がぶつかり合って味の幅を広げていくカレー。

お爺ちゃんの作るカレーで繋がっていた従弟たち。
お爺ちゃんが亡くなって、閉店したカレー屋さん。
お爺ちゃんの長男が亡くなる少し前に、カレー屋さんを買い戻した。
買い戻したトコロから、物語は始まる。

初めは何が何でも再開という意気込みはない。
ただ、懐かしいお爺ちゃんのカレーを思いだすだけ。

小学校の調理実習で作るカレー。
カレー自体は簡単に作れるのに、お爺ちゃんのカレーの味にはなかなかなりません。
受け継ぐべきレシピは記憶の中。
それを紐解いていく。
そこには従弟同士のつながりと、お爺ちゃんの想いが詰まっていた。

たかがカレー。されどカレー。
この物語のカレーは人生だ。従弟同士の、お爺ちゃんの、一人一人の人生の根幹な気がした。

大人になって人生を織り込んだカレー屋さんを継いだのは、一人だけだったかもしれないけれど、その味の中にみんなの想いと人生が織り込まれている。
かつておじいちゃんがそのカレーを作った時と同じように。



物語自体は、ホワンとした穏やかな展開。
そしてキャストも若くフレッシュで灰汁がありません。
若者にありがちな、がなるような熱さはなく、結構淡々と物語が進んでいきます。
出てくる従弟ごとに、いろんな悩みや問題を抱えているんだけれど、その苦悩にスポットは当たっておらず、むしろそれがスパイスみたいな。それをカレーに混ぜ込んで解決して行く様な。そんなお話。
年より役も若手がしているので、ある意味奥行きはあまりないかもしれないけれど、熱すぎず冷め過ぎず。
クスッと笑えるポイントも押さえてて、とても爽やかな物語でした。






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