ぶつぶつ地蔵

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第一回 鴨リンピック  ゲストは林英世さん

2012-03-29 11:59:27 | 舞台関係
3月26日 大阪は中崎町にあるイベント喫茶、COMMON Cafeにて第一回 鴨リンピックが開催された。

このコモンカフェさん、一風変わった喫茶スペースでして。
日替わりオーナーで喫茶を営みつつ、表現の場としてのイベントも行うとゆーカフェなのです。
最近ご無沙汰でしたが、以前、英世さんの「ひとり語り」や小川さん・嶋田さんの「役者による小説のススメ」などでよく通った時期がありました。
数年ぶりに、久々のコモンカフェ。
以前のイベントは、机などは配置したままで喫茶店の形状を留め、その中で役者さんが発する(演ずる)・・って感じでしたが、少しでも沢山のお客さんに入ってもらうためでしょう、今回は完全に客席を設けた劇場形式。(と言っても、舞台らしい舞台はないんですが。)


さて、鴨リンピックとは。。。
南河内万歳一座の女優さん、鴨鈴女さんのトークショーです。
毎回ゲストを呼ばれるようで、映えある第一回目のゲストが英世さんだったのであります。
実はオイラ、南河内の舞台を見に行ったことがなく。。。鈴女さんを存じ上げなかったんですね。
今回の鴨リンピックも英世さんがご出演という繋がりで知った訳であります。

トーク内容は、英世さんがNHKの朝の連続ドラマ「カーネーション」の岸和田言葉指導をしていたことと、鈴女さんが昭和時代にご出演されていたことで、『今一番HOTなドラマ「カーネーション」裏話・ここまで話すか?』というテーマで進められました(こんなサブタイトルはついてなかったけれど・笑)



いやはや、マジで、こんなにしゃべっちゃってヤバくないっすか?ってことまで話して下さってて。それ、ブログとかにアップしちゃいますよ、みたいな気分で(笑)
しかしそこまで身を挺したトークに会場はドッカンドッカンの大爆笑と、ホホォ~~~~!と感心の嵐でございました。

個人的に心に残ったエピソードをいくつか、オイラが大丈夫だろうと思う範囲でピックアップ


●鈴女さんのことを知らなかったオイラですが、板尾さんの生地屋さんに中村美津子さんに連れられてワンピースを作りに来た2人のご近所さん、覚えてる!あおのウチの一人が鈴女さんだったのですね!!みたいな。

●方言を教えるにあたり、尾野真千子さん(以降おのまちさん)のセリフ以外、すべて録音してキャストに配られたそうです。英世さん、すごい!!おのまちさんはナレーションんもされててセリフ量がすごかったので、吹きこむのを待っていられなかったのと、もともと奈良人とゆーことで、関西の言葉のベースがきちんとあったので大丈夫だと判断したからだそうです。

●関西人キャストが多い中、関東の役者さんは非常に苦労・努力をされたとか。栗山さんや新山ちゃん、夏木さんなんかは方言を音階で体に覚え込ませていたそうです。

●その夏木さんに「今の音は上がったの?下がったの?」と聞かれて「そんなん解らんがなぁ・・・」と困った英世さんだったとか(笑)結論は「フラットね!」と夏木さんが判明されて決着がついたんだって。

●最後まで治らなかったまさちゃんこと玄攪さんの「せんせぃ」の発音。あれは大阪弁でも岸和田弁でもなく、まさちゃんのキャラとして確立されたらしい。

●監督がひとりではなく、週替わりで撮られているんだって。なので、Aの監督さんでOKだった鈴女さんの腰振りシーン、Bの監督さんだとNGになったとか。

●英世さんの方言のcdを聴いた江波さんが「いい声ね」とおっしゃり、英世さん大感激をしたそうです。人生で一番の自慢だそうです。この時の英世さんの可愛かった事!

●川崎さん(ナオコ役)はプロレスをしながら女優もされている異色のお方。しかし撮影現場では特にレスラーっぽさはなかったらしいです。んが、打ち上げでスタッフさんに技をかけてたらしい(爆)目撃者:鈴女さん

●てっぱんのお好み焼き指導の先生が来られていて、てっぱんトークもプチっとあった♪ワンカットのお好み焼きを焼くシーンには、3枚~5枚のお好み焼きが使われていたそうです。裏で尾道焼きもお好みも先生が全部焼かれたそうです。

一番左の方が、お好み焼きの先生です。

●食事シーンに出てきた料理の残りはケータリングで皆さんで食べていたそうです。てっぱんのときのケータリングはお好み焼きばっかしやったけれど、今回はバリエーションがある~^^っとスタッフさんが言っていたそうな。

●世間で喧々囂々のヒロイン交代。確かにオイラも知った時には、おのまちちゃんで続投を!って思ってました。しかし、英世さんがおっしゃってました。英世さん自身も撮影中には気付かなかったそうですが、放送を見て気付かれたんだそうです。
カーネーションは糸子さんの成長譚から亡くなる晩年には人生譚へと話が移り変わる。若い糸子ががむしゃらに生きて、その人生に裏付けされた晩年の糸子を若いおのまちさんが同世代や年上の視聴者に語るのはやはり薄い物になると。ただ、年寄りを演じれば良いのであれば、おのまちさんでもよかったのかもしれない。でも表したいのは見た目やうわべの言葉ではなく、にじみ出る人生。演じる役者さんが重ねられた年数に裏打ちされる重さが必要だったのだと。
個人的に夏木さんに代替わりしてからも、おのまちさんの時と変わらず楽しんで観ています。もちろん、おのまちさんの時と同じようにはいきませんが(笑)
よくよく考えれば、おひさまだって晩年の陽子は若尾さんが演じてらっしゃって、井上真央ちゃんは演じてませんものね(笑)
自分の中で夏木さん糸子を見てそれなりに落ち着いてたんですが、英世さんのお話ですごく納得しました。



・・・・などなどなど。まだまだ沢山お話してくださいました☆
本当にめちゃめちゃ濃くっておもろい時間。

次回の鴨リンピックは同じくコモンカフェにて4月12日19:30~
パントマイムのいいむろなおきさんがゲストだそうです。
楽しみですね~♪




そして英世さんのひとり語りもあります。
【日時】 2012年 4月7日(土) 19:00開演 
          8日(日) 14:00開演
同じくコモンカフェさんで坂口安吾の「桜の森の満開の下」





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