ぶつぶつ地蔵

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吉野杉透かし彫り展

2013-04-08 11:34:19 | 好き・応援
ワタクシのここ数年のイチオシ作家さんである、サンドブラストアートの中瀬さんが個展を開かれました。
本当なら告知してたくさんの方に見ていただきたかったんですが・・・日程は早くにわかっていたんですけれど、中瀬さんからの案内のハガキがギリだったのでなし崩しになっちゃったのでした(爆)
案内がギリってまるで来野先生みたい^^;(先生の場合、既に始まってからってのも多かったですが)



場所は箕面にほど近い牧落という駅から徒歩5分ほどの、閑静な住宅街に佇むギャラリー天善堂さんというところ。
初めて行ったんですが、迷子王のオイラでも迷うことなくたどり着けました。

古民家をギャラリーにしていて、調度品などもオーナーが集めたものなんだそう。

日頃は百貨店での展示なので、生活の間に置かれた中瀬さんの作品はいつもと違った表情を見せてくれてました。
特にお庭からの自然光を受けた木目の陰影は、ライティングとはまた違った趣があると思うんですが、思い込みすぎかな(笑)

個人的に気に入ったのが、床の間の波型の鏡の前に置かれた灯り。
中瀬さんの作品は、吉野杉の年輪を生かした作品なので、どちらかというと彩色されたもののようなプラスの作品ではなく、削ぎ落として美しさを引き出すイメージなんです。
使われている灯りの色も、白ではなく蝋燭の炎を思い出させる薄黄色を選ばれています。
文様のデザインなどからも和の落ち着いた印象を受けるのですが、このお床に置かれた組み合わせは、昼間の光を鏡が受けてキラキラっと明るい光を放っていたんですよね。
うまい表現ではないけれど、ヴェルサイユのガラスの間のような華やかさです。
中瀬さんの作品を固定観念で見てたなぁって気づいて、斬新でした。そして、めっちゃ綺麗でした。
もちろん、いつものおっとりした古風な見せ方も大好きですが♪

中瀬さんとお話していると、ギャラリーの方がお茶を出してくださいました。

体調が万全ではなかったので、珈琲ではなく紅茶を頂いたんですが・・・さくらんぼの紅茶で非常に美味しいでした。
生チョコも添えられてましたのよ。

しばし、作品や工房のお話なんぞをさせて頂きました。


ギャラリーの中はこんな感じ。
(ちなみに、ピンクい人が中瀬さん・笑)

ゆっくり作品とお茶を堪能させていただいた頃、次のお客様が入ってこられました。
どうやら中瀬さんのお友達のようです。

頃合かな、と、オイラはお暇したのでございました。


来年の秋頃に、またこのギャラリーで個展を開かれる予定だそうです。
次回は・・・告知できるかな~(笑)








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