ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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第6番 日輪山 新薬師寺

2009-11-28 09:19:27 | 西国薬師四十九霊場
しばらく歩くと、門が見えてきました。
新薬師寺の碑も見えます。
どうやら、裏側の道だったらしく、ぐるりと角を曲がると正面の門に行きつきました。

新薬師寺って言うくらいなので、薬師寺が創建された後に新しく作られた薬師寺なんだと思うんだけど・・・
すごくひっそりとこじんまりと建っておりました。

門をくぐると一番に目に飛び込んでくるのがこの景色。

左側に色づいたもみじ。
 
右側に満開の紅白の山茶花

なんとも美しい~♪

人もまばらで、ゆったりと時間が流れております。


本堂に入って、お薬師さまと対面する。
ぐっと見開いた眼は、ほとんど伏せている印象がありません。
むしろジッと見据えられているような力強さ。
お薬師様を軸に、干支の十二神将がぐるりと輪になっております。
自分の干支の神将のところで、蝋燭を上げるのです。絵馬もそれぞれの神将のところに奉納します。
オイラも自分のトコロに絵馬を奉納し、そのほか身内の干支に蝋燭を上げてきました。

お薬師様の左手側は、お薬師様のいらっしゃる西方浄土である西。
そこには窓があり、ステンドグラスがはめ込まれている。
差し込む光が瑠璃色に染まるその場所は、瑠璃光を浴びる場所となっていた。

これが外側から見た、瑠璃の窓。

そんなに広くない境内だけど、こんなに情緒的な絵にも出会える。

足元のもみじは紅ではなかったけれど、ええ感じの色づきで。
砂利に交じって錦を織りなしていた。


龍女の祠もひっそりと。

最後に門の所でもう一度、本堂を振り返える。

足元には金銀の蛙がいてるので、そっと頭を撫でて「また来るね」と言って新薬師寺を後にした。