ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

風林火山 第三話 『摩利支天の妻』

2007-01-22 20:42:45 | 私的風林火山
オープニングは要チェック事項のオイラ。
全員の名前が出てくるまでは、目を皿のようにしてチェックでごいす。

ようやく二人目の注目人、一生くん登場っス!
駒井ですよ、駒井。
楽しみにゃ。

今回は冒頭から葛笠村に勘助がいるで、有馬さんの見せ場もたっぷり

平蔵の事や勘助の事をあれこれ考えている太吉がほほえましい。
太吉の人となりが感じられるシーンだったよね。これから勘助に絡んでいくぞ、みたいな。

一方勘助は、来てすぐは野良をする事もなく、侍として成す事も無く・・・かなりのくすぶりでしたな。わしの命はあげれても、ボコの命は受け取れん・・とか言うし。
そんな勘助が野良をするまでの心の変化をもっと描いてほしかったなぁ。。。と思う。だって、何で摩利支天の妻になったのか、解らないもん。(想像は出来るけどさ。)第四話を見れば在る程度解るのかしらん?ちょっと不服なオイラなのでした。


葛笠村でくすぶる勘助と同じように、館でくすぶる晴信くん。
さすがに歌舞伎で鍛えている人たちは台詞が聞き良い。でも、第一声はちょっと・・・と思った亀治郎さんであった。しかし、台詞を重ねるごとに引き込まれる不思議。ちょっといいですねぇ~
そして、そんな晴信に付き従う駒井君が一生くんである。
こちらも実は第一声に・・・だった。舞台で聞くのと映像なのとやっぱり微妙に違うのね。
ちょっぴり晴信君にちくりと嫌味を暗に言う駒井君。素敵な攻防でした。

しかし、今回の一番の見せ場は千葉真一さん演じる板垣ではなかろうか。
なんか、あの歌・・・意味は良く汲み取れなかったんだけど(←馬鹿)なんだか泣けたなぁ。。。
いいシーンだったなぁ。。。
「もうよい。下がれ」
の晴信君の涙も忘れられん。。。

でも、しかーし!!!
板垣にこのことを気づかせたのは、大井夫人なのであって、妻とは、母とはすごい存在だな。と改めて思わせてくれた。
勘助の実母の深い儚い愛とは違い、お館様を支える戦国武将の妻の鋭い洞察力なんかが感じられたんだけど。
風吹ジュンさんのおっとりボヤンと低く響く声が、妙に納得をさせてくれたようにも思う。

今は重厚なキャストが脇を固めているけれど、世代交代までにどう変化していくのか・・・ちょっと楽しみ。

ちなみに、若手の注目株としては、やはり小山田ですよねっ。あのアクがたまらん


だんだん面白くなってきたな。次回の悲劇はどうなるのか・・・ドキドキである。