ういーくえんど・なちゅらりすと

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ウスヒラタゴキブリ?

2015-07-08 16:23:40 | その他の昆虫
誰でも知っている昆虫でありながら、一部の種類をのぞいてきわめて同定が難しい昆虫。
それがゴキブリ。
すっかり暗くなった頃、懐中電灯の輪の中に現れたのは小さな金色のゴキブリだった。
翅は半透明。模様らしい模様もない。



おそらくウスヒラタゴキブリだろう。
そう思ったのだが、確証が得られない。
手元にゴキブリ図鑑もあるのだが、標本写真はよくわからないし、記載されている同定ポイントは標本作製しないとわからないものばかり。
ならばとネットで検索してみても、出てくるのは家屋害虫であるチャバネやクロばかり。
野外性の、こんなふうに金色に輝くようなゴキブリなんてきれいではないか。
何故一部の種類が家屋害虫だからといって、そのグループ全体が嫌われてしまうのか。
その点、ちょっとゴキブリに同情してしまう。

ヤブキリとハネナシコロギス

2015-07-08 16:22:45 | バッタ
今、夜になるとかなりの頻度で鳴き声が聞こえてくるヤブキリ。
オスに・・・


メス。


こっちは全然体形が違うがハネナシコロギス。


両方の共通点は肉食性が強いこと。
だから獲物を捕獲するために前脚に棘が発達している。
噛む力も強いし、見ている分にはともかくあんまり手に乗せたくないタイプ。

ハイイロゲンゴロウ

2015-07-08 16:22:04 | その他の昆虫
夕方、雨の止み間を狙って仕事帰りに歩いてみた。
狙いは黄昏時のヤンマだったのだが、気温が低すぎたのか、一つも飛ばず。
薄暗い中、田んぼに懐中電灯を向けるとハイイロゲンゴロウが。



最近、一番多いゲンゴロウがこのハイイロゲンゴロウじゃないかと思う。
結構金色っぽく輝くきれいな小形のゲンゴロウ。
冬場は結構プールで越冬しているが、繁殖はやっぱり水田のような場所なのだろう。

アサリ

2015-07-08 16:20:49 | その他の動物
なじみの深い貝の一つ、アサリ。
味噌汁、酒蒸し、スパゲッティー・・・
素直に美味しいと思う。
ただ、このアサリの殻に注目してみると、これがまた実に美しい。
青みの強いもの。


褐色の模様のもの。


黒が強いもの。


白っぽいもの。


縞模様など様々なもの。


とにかくカラーバリエーションが豊富だ。
しかし、これも生きている時だけ。
煮てしまえば皆茶色くなってしまうし、標本にしても時間が経つと色が変わってしまう。
最終的にどれも同じ色調になってしまうということは、同じ色素なんだろうか。
ちなみに左右の殻でも微妙に模様が違うのだが、これは二枚貝としてはかなり例外的なんだろうと思う。
一度模様の統計を取ってみたら面白いんじゃないかと思うのだが、いかんせん、分類しきれないくらいバリエーションがありすぎる。
え?うちの食卓のアサリはもっと地味だって?
それは北方系の証。
アサリは北にいくと地味になるという傾向があるのだ。

ケヤリムシ

2015-07-08 16:20:24 | その他の動物
水中に花咲くケヤリムシ。



これだけを見て何の種類かわかったらかなりの想像力だ。
ケヤリムシはゴカイの仲間。
この花のような触手の根元には棲管がある。
驚くとすぐにそこに引っ込んでしまうのだが、この個体はかなりとろかった。