ういーくえんど・なちゅらりすと

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スナギンチャク?

2014-04-22 11:11:41 | その他の動物
お前・・・そこにいていいのか?
普通にそう声をかけたくなってしまった。


干潟に現れた大きなイソギンチャク。
スナギンチャクだろうか。
本来は潮が引くのと同時に砂に潜らなきゃいかんのだろうに。
日差しがなく肌寒かったが故、だろうか。

ババガセ

2014-04-22 11:10:01 | その他の動物
次に目に入ってきたのは、半分はがれた妙な物体。
お、こいつはババガセではないか。



ババガセは潮間帯でも比較的下のエリアにすむ、ヒザラガイのなかま。
こうやって体を半分持ち上げて、その下を通りかかった小形の生き物を捕らえて食べる、というのだが・・・本当なんだろうか?
こんな効率の悪いことで喰っていけるのか?
そもそも潮が引かない時は、海中でやっているんだろうか?
うーん、なんか怪しい気がするんだよね。

ちなみにババガセは『婆が背』。
岩からはがすと丸くなるところを見立てたのだろうが、かなり失礼。
もっとも本当に小動物を捕獲しているのなら、相当俊敏な婆だ。

カコボラ

2014-04-22 11:08:12 | その他の動物
テトラの影に毛むくじゃらの貝がついていた。
お、これは・・・久しぶりに見たカコボラだった。


よく見るとあちこちについている。






けっこう立派で食べてみようかと思わなくもないが、フジツガイ科は肉食性のはず。
モミジガイなど食べてテトロドトキシンでも持っていたら嫌なので、さすがにスルー。

子供の頃、様々な貝を拾って標本にしたものだが、このカコボラは厄介だった。
きれいな乾燥標本をつくるためには生きた貝を採集するのだが、どうしても軟体を抜かなければいけない。
一番簡単なのは茹でて抜けばいいのだが、とにかくこのカコボラは抜けにくかった。
おまけに殻の表面には厚く皮をかぶっていて取れにくい。
いつまでもきれいな標本にならない貝。
それがわたしのカコボラの思い出。

マナマコ

2014-04-22 11:06:15 | その他の動物
テトラの隙間を丹念にのぞいていくと、怪しい影。
おや、マナマコではないか。


干潟に生息するものは青や黒みがかったものが多い。
それでもそこそこ赤っぽいヤツもいた。
引っ張り出したら縮んでしまったが・・・


ちなみにナマコと同じ棘皮動物で多かったのは、やっぱりモミジガイ。



日差しがなかったせいか、干潟を我が物顔で移動中の個体も。


ただもしかするとこの個体は別種かもしれない。
しかし、動くヒトデってけっこう異形かもしれない・・・

クチベニガイ

2014-04-22 11:03:39 | その他の動物
4月は休日出勤が多くただでさえ休みが少ないのに、そんな休日に限って冷たい曇り空。
そんな時は・・・ヤゴもいいが、潮が引くならやはり海。
自宅から歩いて5分の砂干潟に向かった。
折からの北風の影響もあって、期待通りに潮が引いている。
早速歩き始めると、分厚い殻の二枚貝。
クチベニガイが無造作に転がっていた。


他でも見かけたのでこの個体がイレギュラーってわけでもなさそうだが、転がっていていいんだろうか。
他に目立つのはやはりヤドカリ。ツメナガホンヤドカリ?
なかにはかなり立派な殻に入っているものもいた。
タケノコガイの仲間ではあるのだが・・・


同じ類いで生きていたのは以前にも見つけたトクサガイ類。
和名はヒメトクサとするのがいいのかな?
ちょっと微妙・・・


こんなのも見つかった。
かなりきれいな殻の持ち主。


マツヤマワスレ。
ちなみにけっこういい出汁が出る・・・ようだ。